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「失礼なことを言っちゃったかな?」 「加害者意識」強い人が陥りがちな5つの“落とし穴”とは

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相手との会話の際、「失礼なことを言っちゃったかな?」と必要以上に悩む人の特徴とは?(画像はイメージ)
相手との会話の際、「失礼なことを言っちゃったかな?」と必要以上に悩む人の特徴とは?(画像はイメージ)

 職場の同僚や知人との会話の際、相手が急に黙ったり、表情をこわばらせたりしたときに、「失礼なことを言っちゃったかな?」「怒らせたかも」「私が悪かったのでは」と必要以上に思い悩むことはありませんか。このような加害者意識が強い人には、どのような心理が働いているのでしょうか。加害者意識が強い人の特徴や、加害者意識から抜け出すための改善策などについて、心理カウンセラーのうるかすさんに聞きました。

「他人を傷つけてはいけない」という意識が過剰に働く

Q.他人との会話の中で「失礼なことを言っちゃったかな?」「もし相手を怒らせたらどうしよう」など、加害者意識が強い人がいます。この場合、どのような心理状態だと考えられますか。

うるかすさん「まず『加害者意識』とは、自分が他者を傷つけたという認識から生じた『罪悪感』や、『道徳的葛藤』に基づく心理状態をいいます。悪いことをしたときに感じるため、社会生活を円滑にする一方で、過度に罪悪感を抱くと後悔や反省を超えて、自己否定につながることがあります。

加害者意識に悩まされる人についてですが、主に5つの心理状態が挙げられます。1つ目は、『相手の期待に応えられなかった』という認識があると考えられます。自己の行動に対する強すぎる責任感から、『相手の期待を裏切った、イコール、相手を傷つけた』と考え、自分を許せなくなるのです。

2つ目には『自己評価の低さ』が影響していると思います。『ありのままの自分では受け入れられない』という恐怖から自分に完璧さを課し、満点の対応ができないと相手に対し不十分であったと、自分を責めてしまうのです。

3つ目は『過去の罪悪感』による影響です。例えば、成長過程で厳しくしつけられた人は、小さな失敗にも罪悪感を覚えやすくなるものです。相手への対応のハードルも上がることになり、その基準に満たないと、相手に失礼な対応をしてしまったと、自分を責めてしまうことになります。

4つ目は『状況をコントロールしたい』という心理です。『相手がどう思っているか』に向き合うのが怖くて、自分が悪いと思うことで納得しようとしています。問題の原因を自分の中に特定できているので、安心できるのですね。

5つ目は『自分の中の攻撃性を恐れている』というものです。『自分は絶対に人を傷つける人間であってはならない』という倫理観や理想を抱いている分、誰もがやるであろう小さなミスも『大きな欠陥』のように捉えて、自分を許せなくなるのです」

Q.加害者意識が強い人は他者とのコミュニケーション上、どのような不利益を被る可能性があるのでしょうか。

うるかすさん「『私は絶対に他人を傷つけてはならない』という『完璧主義』は過度なプレッシャーとなり、会話の緊張を高めてしまいます。

また、人を傷つけないように気を使い過ぎたり、自分が邪魔になると考えたりして人間関係に大きなストレスを感じ、自ら孤立に近づいてしまう可能性があります。『自分の存在が、周りの人に迷惑をかけているのではないか』という意識がもとで、誰にも頼れなくなるリスクも否定できません」

Q.加害者意識が強い人が、自分の被害者意識と向き合い改善することは可能なのでしょうか。そのためにはどのような取り組みが求められるのでしょうか。

うるかすさん「加害者意識が強い人が自分の被害者意識と向き合い、改善していくことは十分に可能だと考えられます。その鍵となるのが、自己愛感情の修復です。加害者意識が過剰な人は、表面的には『自分が悪い』『相手を傷つけてしまった』と強く自分を責めているように見えますが、その根底には『自分は拒絶される存在ではないか』『価値のない人間なのではないか』という深い不安や被害的な感覚が潜んでいることが少なくありません。

このような状態は、失敗や行き違いがあっても自分の存在価値を根本からは否定しないという内的な支え(健全な自己愛)が弱く、自己評価が他者との関係や出来事によって大きく揺れ動いているという点で、脆弱(ぜいじゃく)な自己愛の表れだといえます。

このように、加害者意識の強さは単なる性格や考え方の問題ではなく、他者から否定されることへの強い恐れに支えられた認知の偏りとも深く結びついています。脆弱な自己愛のもとでは、相手のささいな反応さえも『自分が傷つけた結果』として受け取りやすく、現実よりも厳しい意味付けをしてしまいがちです。そのため、自己愛感情を修復していく過程では、こうした自動的に生じる被害的・加害的な解釈に気付き、少し距離を取って見直す視点を育てていくことが重要になります。

そもそも、加害者意識に悩む人は、相手の反応を最悪の可能性で捉えがちです。すべてをネガティブに解釈するのでなく、意図的に複数の可能性で捉え直す練習をしましょう。例えば、会話の途中で相手が急に黙ったら『私の失言で怒らせた』ではなく『相手は昨日の疲れが残っているのかもしれない』、相手が目線をそらしたら『面白くなかったかも』ではなく『笑いのツボが合わなかっただけかも』のように切り替えるのです。

他者の評価や意見を過度に気にする人は、否定的な態度で接する人と距離を置くのがお勧めです。なぜなら、かえって自己批判を強めてしまうからです。罪悪感から生まれた『自分を否定するエネルギー』は、『絶対にしない』『次はしない』といった反省ではなく、『こうしてみよう』など前向きな姿勢に向けます。

また、本当に失礼だったと感じた際に、『不快にさせてしまったらごめんなさい』と、簡潔に伝えられる準備をしておきましょう。これは自分を擁護するのと異なり、人間関係の修復の姿勢です」

* * *

 「私が悪かったかも」と加害者意識に過剰に悩むのは、責任感の強さや、自己評価の低さが背景にあるということです。相手の反応をネガティブに捉えることから、「次はこうしよう」といった前向きな姿勢に変えられるよう、日常生活で意識してみてはいかがでしょうか。

オトナンサー編集部

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