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【賛否】子どもの夏休みの宿題、親が手伝ってもいいの? SNS「ナシ」「いいと思う」…専門家の見解は?

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子どもの夏休みの宿題を「親が手伝う」って実際どうなの?
子どもの夏休みの宿題を「親が手伝う」って実際どうなの?

 夏休みを満喫する子どもたちにとって、面倒な存在である「夏休みの宿題」。毎日少しずつ進めて計画的に終わらせる子もいれば、始業式の直前に慌てて一気にやる子もいます。特に、後者のタイプの子に関しては「親が手伝う」ケースもしばしば見受けられますが、ネット上などでは「親が手伝うのはナシでしょう」「子どもが自力で全部やってこそ宿題」といった声もあれば、「どうしても終わらないなら手伝ってもいいと思う」「手伝うのってそんなによくないこと?」などの意見もあり、賛否が分かれています。中には「宿題の内容による」という中立的な声も。

 実際のところ、子どもの「夏休みの宿題」を親が手伝うのは、アリといえるのでしょうか。それとも、ナシなのでしょうか。子育てアドバイザーの佐藤めぐみさんに見解を聞きました。

わが子が「1人でやり遂げられるタイプか」を見定める

Q.子どもの夏休みの宿題を、「親が手伝う」ことはよいといえますか。

佐藤さん「子どもが自発的に取り組んで完了できれば、それに越したことはありません。その視点で見れば、親が手伝わずに済ませられた方がよいと思います。自力で完遂させることで、計画的に取り組む力、自主的かつ能動的な学習意欲のような資質が培われるからです。

しかし、多くの親が悩んでいるのは「自力ではやらない・終わらない」ということだと思います。そのような状況下で、子どもが宿題に取り組めるようにするために、親が手を差し伸べるのはいい判断といえます。その場合、手伝うこと自体より、どのように手伝うのかがポイントになると思います」

Q.親が夏休みの宿題を手伝った場合(手伝いすぎた場合)、逆に全く手伝わない場合、それぞれ子どもにどのような影響があると考えられますか。

佐藤さん「親がどの程度、どのように手伝ったかによりますが、もし親が代わりにやってあげてしまった場合、子ども自身の学びにならないため、知識面への影響がまず考えられます。『答えは合っているけれど、その道筋は理解できていない』となると、次回同じような問題でまた親の手を借りることになってしまいます。さらには、『どうせ自分はできない』と自信をなくす子、『やらなければやってもらえる』と楽を覚えてしまう子、など心構えに影響を及ぼすこともあるでしょう。

逆に、親が全く手伝わずに、かつ終わらせることができなかった場合、学校で先生に指摘されて嫌な思いをしたり、『怒られたくないから学校に行かない』と行き渋ったりと、新学期に影響が出てしまうことも考えられます。

また、宿題を『手伝う』という形ではなく『声かけ』で何とかしようと思っている親御さんは多いと感じています。『宿題やりなさい』だけで進むのであればいいですが、『それでもゲームをやめない』『聞かぬふりをしている』と問題解消に至っていないことの方が多く、親子げんかになることも多々あります。その場合、声かけだけでは『効果がない』と判断し、別の作戦で宿題に向き合う方が賢明といえます」

Q.夏休みの宿題への親の関わり方について、線引きのポイントはあるのでしょうか。

佐藤さん「『わが子が1人でやり遂げられるタイプか』と自問し、『NO』であれば、親が適切な手を差し伸べて、宿題を軌道に乗せてあげてほしいと思います。特に低学年の子、学習習慣がまだ身に付いていない子はなおさら、親の支援が必要でしょう。

その際に気を付けたいのは、親が出過ぎてしまうことです。親の役割は軌道をつくることであって、子どもの代わりにやってあげたり、よりよい作品を作り出したりすることではありません。夏休みの残りの日数と宿題の量を可視化して計画を立てる、学習であれば一緒に横に座る、観察学習であれば時間を確保して付き合うなど、子どもが取り組みやすい環境を整えることが、親がまずやっていきたい支援です。

また、つまずきがある場合、答えを言ってあげるのではなく、その道筋をその子が分かる形で説明してあげることが望まれます。例えば、『7+9』が分からなければ、おはじきを使って数えるなどです。そうすることで、次回は自分で解ける可能性が高まります。

親は日々忙しいこともあり、『宿題やって』のひと言で完了することを期待してしまいますが、まずはわが子のタイプを見定め、取りかかりの部分だけでも軌道に乗せることを目指しましょう」

オトナンサー編集部

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