圏央道「9年ぶりの延伸」がもう目前に! 未開通部“ほぼできてる!?” 数か月間だけの新たな「終点」とは?
- 乗りものニュース |

圏央道の新たな終点は「たこ」 ただし数か月間
2026年度は圏央道の延伸開業が予定されています。現地はもう開通目前といった段階。新たな「終点」の看板も設置されていました。
圏央道で建設中の圏央成田ICー多古IC間(乗りものニュース編集部撮影)
首都圏の外縁部を環状に結ぶ約300kmの環状道路として計画されている圏央道は、2017年2月に茨城県内が全通して約270kmができました。その間、4車線化も同時並行で行われているものの、本線の延伸はありませんでした。
未開通部は大きく2エリアで、神奈川県内の横浜市から藤沢市にかけてと、千葉県内の大栄JCT(東関東道)-松尾横芝IC間(成田市-山武市)18.5kmです。2026年度に開通するのは後者で、2度に分けて開業します。
まず「2026年秋頃」、北半分にあたる大栄JCT-多古IC間約9.1kmが開通する見込みです。途中には「圏央成田IC」も設けられます。主に盛土と切土で構成される同区間です。2026年3月上旬現在、本線上の一部は舗装や区画線、案内標識まで施工が済んでおり、今にも開通しそうな雰囲気でした。
多古ICの方向には「終点」と書かれた標識も設置されていました。松尾横芝ICへ延伸するまでの数か月間だけ設置されるものです。
ただし本線以外の部分、圏央成田ICと多古ICはランプや料金所の設置工事が進められており、ともに料金所の建屋の骨格ができてきたくらいの段階。開通まであと半年くらいかかるというのも、うなずけるところです。
この区間は成田空港の東側にあたり、今後、空港の拡張工事にともない圏央道のすぐそばまで空港の敷地が迫ってくる見込みです。つまり、開通後数年で周囲の状況は一変すると思われます。また、空港アクセス強化のために圏央成田ICと多古ICのあいだにも今後、新しいICを整備する予定となっています。
南半分はどうなっているのか?
残る南半分の多古IC-松尾横芝ICは、2026年度末の開通予定。舗装などはこれからで、大栄JCT-多古IC間と比べると、開通まではまだ時間がかかりそうです。
既存開通部の大栄JCT手前。右が松尾横芝方面へ続く圏央道本線(乗りものニュース編集部撮影)
とはいえ、構造物はおおむね完成済み。この区間は丘陵地を切土とトンネルで抜け、高谷川沿いの低い田園地帯は高架橋で一気に貫きます。
終点の松尾横芝ICには、銚子方面へ通じる「銚子連絡道路」が接続しています。圏央道の木更津方面から来ると、本線から急カーブのランプで料金所に入り、銚子連絡道路に続きますが、圏央道は本線に対してまっすぐ接続する線形となります。
この大栄~松尾横芝間は2008年に事業化、2017年度に工事着手しました。北関東方面から成田空港へ行きやすくなるほか、松尾横芝IC以南の既存開通部とつながることで、横浜方面から東京湾アクアライン経由、千葉市方面から千葉東金道路経由で成田空港へ直通することが可能になるなど、「成田への道」の選択肢が大きく増えます。
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