阪神電車の運転士 なぜ運転中に突然立ち上がるのか そのタイミングは? 理由を聞いた
- 乗りものニュース |

阪神電車で「先頭車かぶりつき」をしていると、運転士が突然、立ち上がりました。異常事態が発生したのかと思いきやすぐ着席、運転を継続しています。一定のタイミングで見られるこの行動は何でしょうか。阪神電車に聞きました。
阪神電車と直通する山陽電車でも見られる
運転席の真後ろから運転士と同じ景色を見る「先頭車かぶりつき」は、いくつになっても楽しいものです。線路の様子や対向列車、運転士の所作を見るなど……。
以前、筆者(西上いつき:鉄道アナリスト・IY Railroad Consulting代表)が阪神甲子園球場に行ったときのことです。試合終了後、甲子園駅(兵庫県西宮市)から臨時特急の先頭に乗り前を見ていると、発車後しばらくして、運転士が急にガタッと立ち上がりました。「何か異常事態でもあったのだろうか」と思いましたが、特に何もなさそうで直後に着席。しばらくするとまた立ち上がり、そして着席……。いったいこの動きは何だったのでしょうか。
阪神電鉄の8000系電車(画像:写真AC)。
実はこれは、阪神電車の運転士が前方に「注意信号(黄)」を確認したときにとる、注意喚起のための動作です。注意信号は基本的に、その先の信号機が「警戒信号(黄がふたつ)」もしくは「停止信号(赤)」のときに点灯し、その信号機の奥に先行列車がいることを知らせています。
そのため、注意信号を確認したら、列車は制限速度以下まで減速する必要があり、それにあわせて運転士はブレーキ操作を行わなければなりません。
起立と着席の理由について阪神電車の運輸部に問い合わせたところ、「ヒューマンエラーを防ぐための意識づけである」とのことです。指差喚呼(称呼)はどの鉄道でも一般的ですが、体全体を使った確認方法はなかなか珍しいものですね。ちなみにこの動作は、直通する山陽電車でも見ることができます。
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