単身赴任は「寂しいor自由」? 夫の不在を「耐えられない」と思っていた38歳妻に起きた“予期せぬこと”
- オトナンサー |

単身赴任が決まったときの心境はいかに。「家族と離れるなんて寂しいよ」vs「独身の頃のように自由だ」。さてどちらが多いでしょう。
期間限定シングル生活に羽を伸ばしたくなる男女も多いことでしょう。ふらりと立ち寄ったバーで、地元の異性と意気投合……なんてこともあるかもしれません。今回は、恋人・夫婦仲相談所を運営する筆者が知る「単身赴任中の浮気」についてのお話です。
単身赴任中の浮気は全体の◯◯%!
離婚問題の情報提供メディア「ツナグ離婚弁護士」を運営するClamppy(東京都中央区)が、全国の男女1000人を対象に実施した「単身赴任と浮気や離婚に関するアンケート」によると、全体の25.9%が「単身赴任中に自分が浮気をした、または配偶者が浮気をした」と回答。既婚・未婚問わず一般的な浮気率は男性が26%、女性は15%のため、単身赴任をしたからといって浮気をする人が増えるわけではないようです。
同調査でさらに興味深いのは、「単身赴任中の浮気が、人生で初めての浮気かどうか」の質問に対し、「初めて」が52.8%と「初めてではない」が47.2%と、回答の割合にほとんど変わりがない結果になっているという点です。自由な1人暮らしが浮気をするきっかけになったわけではなく、浮気をする人はどんな状況下でもする……というところでしょうか。
単身赴任中の浮気の71%が「最初の半年以内に始まっている」そうで、このことからも、これ幸いと浮気をスタートさせる“やる気満々の人”が一定数いるのか、独り身が寂しすぎて誰かに癒やされたいのか、そこはAIにも推測できない部分でしょう。
ちなみに、単身赴任中の浮気がバレた後、「離婚せずに浮気相手とも別れていない」男性の割合が15.9%であるのに対して、女性の割合は30.8%! 女性の方が別れづらくなってしまうようです。実際にあったケースを紹介します。
夫が単身赴任なんて耐えられない…と思っていたのに
麻沙美さん(38歳、仮名)は夫と結婚して7年目。6歳の息子がいます。職場恋愛で結婚した二人は夫が5つ年上で、少々“俺さま”夫。しかしながら、家事は協力して行っていました。
夫が単身赴任になったのは結婚5年目のとき。単身赴任をすると聞いたときには、1人で子育てなんかできない……と不安を感じた麻沙美さん。いざ単身赴任が始まってしまうと、その気楽さにビックリしたと言います。
「これまでは、会社を出ると大慌てで買い物をして保育園へお迎えに行き、帰ってきたら夜ごはん作り、その後も片付けにお風呂入れに寝かしつけ……朝も早く起きて2人分のお弁当作りや洗濯と怒涛の日々でした。
夫は協力的で、毎朝、保育園に連れて行ってくれて、夜の食器洗いもやってくれて、子どもが熱を出したら、行けるときには迎えにも行ってくれていました。夫がいなくなって、全部私が負担するなんて絶対無理……と思っていたのですが、実際はそんなことはありませんでした」
夫がいないので、夜ご飯も子どもの分だけ準備して、自分は適当にチルド食で済ませるように。掃除や寝かしつけも夫が「こうしたい」というこだわりが強かったので、それに従っていましたが、そこから解放されたら随分楽になった、と。
「掃除は毎日でなく、週末にまとめて。洗濯も夫の分がないので楽になりました。休日も自分と息子のことだけ考えて自由に使えるようになったので、しっかりリフレッシュできるんです」
そんなときに出会ったのが彰さん(35歳、仮名)。実家の母が来ているときに、夜、飲みに出かけるようになった麻沙美さんは、実はウイスキーが大好き。家のすぐ近くのバーで知り合ったそうです。
「店の常連さんでした。彼も子持ちのパパで、彼の場合は奥さんが“こうしたい”という家事ルールの要望がいろいろあって、それに合わせるのは大変だよね、という話題で一気に盛り上がって、そこからはあっという間に男女の関係になりました」
平日休みの彰さんに合わせて、麻沙美さんは有給休暇を取り、子どもは保育園に預けて会うようになります。それが、夫に怪しまれる結果に。
初めは適当にごまかしていましたが、ある日、「息子の体調が悪くて休んだ」という言い訳をしたところ、夫が保育園に電話をして息子が登園していたことがバレ、浮気を白状することになります。体面を気にする夫は事を荒立てたくないと、相手の妻には言わず、彰さんと直接2人で会って会話し、二度と麻沙美さんと会わないという約束を交わして収めたそうです。
もちろん、麻沙美さんも「二度と彰さんには会わない」と連絡先を夫の前で削除して謝りました。半年後に単身赴任が終わることもあり、夫は納得し、それ以上、麻沙美さんをとがめることはありませんでした。
しかし実際には、麻沙美さんと彰さんは、まだ続いています。SNSのメッセージ機能を使って連絡を取り合い、半年後に夫が戻ってきた後も会い続ける方法を相談しています。
「夫は偉そうなところもあるけど、基本的には優しいし、良い夫だと思います。だから申し訳ないなと思うのですが、彰さんじゃないと埋められないものがあるんです。それは肉体的なこともだけど、精神的なことも大きくて。彰さんと結婚していたら、もっと幸せだったろうなと思いますが、夫と結婚してなかったら息子は産まれていなかった……と毎日、葛藤しています。息子と家族でいたいですし、離婚は考えていません」
麻沙美さんは自分に正直に行動しています。その結果、どんな結末を迎えるかは誰にも分かりません。一つ確かなことは、単身赴任という環境の変化によって、予期せぬことが起こるかもしれないということです。
「恋人・夫婦仲相談所」所長 三松真由美
実は損している?
ニュースを読んでポイントが貯まるサービスがあるのを知っていますか?ポイントサイトのECナビでは好きなニュースを読んでポイントを貯めることができるのです。(※ECナビはPeXの姉妹サイトです。)今日読んだニュースが実はお小遣いになるとしたら、ちょっと嬉しいですよね。
ポイントの貯め方はニュースを読む以外にも、アンケート回答や日々のネットショッピングなど多数あるので、好きな貯め方でOK!無料で登録できてすぐに利用できます。貯まったポイントはPeXを通じて現金やAmazonギフトカードなどに交換できます。
運営実績も15年以上!700万人以上の方がポイントを貯めています。毎日好きなニュースを読んでお小遣いを貯めてみませんか?
簡単無料登録はこちらYOUの気持ち聞かせてよ!
いいね | ![]() |
|
---|---|---|
ムカムカ | ![]() |
|
悲しい | ![]() |
|
ふ〜ん | ![]() |
