睡眠時の“黄金の90分”とは何だ? 脳を冷やして眠る効果を「ブレインスリープ」に聞いた
- オトナンサー |

全国的に日中の気温が30℃を超える日が続き、夜でも25℃を超える日が増えてきました。そんな中、快眠や熟睡をちゃんとできている人は、少ないのではないでしょうか。睡眠医学に基づいた知見と、先進のテクノロジーを掛け合わせたオリジナルの枕や寝具などを開発・販売するブレインスリープ(東京都千代田区)では、「眠りはじめの90分=“黄金の90分”をしっかり深く眠ることが重要」、そして、深く眠るためには「脳を冷やして深部体温(脳や内臓の温度)を下げる必要がある」と提唱しています。そこで、同社の広報・岡崎沙也果さんに、脳を冷やして眠るメリットなどについて聞いてみました。
スムーズな入眠には「深部体温を下げること」が大切
Q.まず、「熟睡や快眠ができる」とはどういう状態なのか、教えてください。
岡崎さん「“睡眠の質”とは、寝付きのよさや眠りの深さ、目覚めのよさなどで評価されます。体感できることとしては目覚めた時のスッキリ感、日中に眠気がないかなど、日中にパフォーマンスよく活動が出来ているかどうか、という点で判断することができます。
睡眠時間が不足していたり睡眠時間は取れていても夜中に目が覚めてしまうなど、睡眠の質が悪いと、日中に眠気を感じたり、集中力が続かないなど、日中の活動に影響を及ぼします。質の良い睡眠を取ることは、前日に溜まった疲労を回復させるだけでなく、翌日のパフォーマンスを上げることにつながります。
ブレインスリープでは、2020年から、毎年全国1万人を対象に『睡眠偏差値』調査を実施しています。同調査の2025年版では、2020年の調査以降、増加傾向にあった平均睡眠時間が6時間50分で初めて横ばいとなりました。このことからも、睡眠時間を延ばすハードルは高く、短い睡眠時間の中でいかに睡眠の質を上げるかが重要であるといえます」
Q.では、睡眠時「黄金の90分」について、教えてください。
岡崎さん「まず、睡眠のメカニズムを説明します。人は眠ると正常な場合、深い睡眠である『ノンレム睡眠』が始まり、続いて浅い睡眠の『レム睡眠』が始まります。
このレム睡眠が終わるまでを1つの睡眠サイクル(1サイクルの長さは70~120分程度です。個人差があり、健康状態によっても変化します)として、このサイクルを1晩で4~5回繰り返し、朝が近づくにつれて浅い睡眠になります。
最も深い睡眠は入眠直後に現れやすくその後段々と短くなり、その後、朝に向かうにつれて浅い睡眠の割合が多くなっていくため、ブレインスリープでは、眠りはじめの90分を『黄金の90分』と呼んでいます。この時にいかに深いノンレム睡眠が取れるかが、睡眠の質にとって非常に重要です」
Q.「脳を冷やして眠る」メリットについても教えてください。
岡崎さん「眠りはじめの『黄金の90分』を深く眠ることが大切だと述べましたが、スムーズな入眠のために大切なのが 『深部体温を下げること』です。
深部体温とは、皮膚表面ではなく内臓や脳の温度のことで、日中は皮膚温度が低く、深部体温は高くなり、2つの体温は最大2℃の差が生じます。夜になるにつれ深部体温は下がり、2つの体温の差が縮まることで眠気が強まり、睡眠の質を決める『黄金の90分』に深く眠ることができます。
頭は、体の中でも特に熱がこもりやすい場所の1つです。脳を冷やすことでスムーズに入眠し『黄金の90分』に深い睡眠をとることで、体を休めるだけではなくしっかり脳まで眠ることで、翌日のパフォーマンスを向上させることができます」
オトナンサー編集部
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