「圏央道の新IC」具体化へ 空港を“ズバッと横断”する「成田の裏口」とは?
- 乗りものニュース |

2026年度新開通ルートの途中にIC新設めざす
千葉県は2026年1月30日、事業化を検討している圏央道「成田空港周辺IC(仮称)」整備計画へのパブリックコメントの結果を公示しました。この新設ICは、施設の拡大整備を行っている成田空港の“裏口”的なものとなる計画です。
成田空港の第1ターミナル(画像:NAA)
成田空港では「第2の開港」と銘打ち第3滑走路(C滑走路)の新設や新貨物地区を整備する拡張プロジェクトが進行中で、完成は2028年度末の予定です。この施設整備を見据えて千葉県が計画しているのが、圏央道へのIC新設と、新設ICから空港方面へと至るアクセス道の整備です。
新設ICは、2026年度内の開通を目指して建設が進む、圏央道の大栄IC~松尾横芝IC間(約18km)の途中、圏央成田ICと多古ICの間に置く計画です。この大栄JCT~松尾横芝IC間は、空港の東側を走り、東関東道と銚子連絡道路を南北につなぐルートとなっています。また、このうち北側の大栄JCT~多古IC間は先行して開通となる見通しです。
新設ICは新区間が開通した後、ランプ路などを追加で整備して置くもので、事業期間は7年間の見通し。全体事業費は約104億円、うち72億円を千葉県が負担する想定です。2040年度の一日当たりの計画交通量は1万400台と試算しています。
また、千葉県は新ICへのアクセス道路となる「成田松尾線及び(仮称)滑走路横断道路」を空港会社と連携しながら整備するとも公表しています。この道路は圏央道から、新設される成田空港のC滑走路を横断し、芝山鉄道の芝山千代田駅へ直結する線形で計画しています。
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