寝る前に「湯冷め」すると眠れなくなる…入浴後に「体温低下」防ぐ“効果的な方法”とは【睡眠のプロが解説】
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冬に気を付けたいこととして、入浴後の「湯冷め」が挙げられます。湯冷めとは、主に冬に風呂で温まった後に急激に体が冷えることによって、寒気を感じる状態のことをいいます。上級睡眠健康指導士の山本智子さんによると、湯冷めをすると風邪をひきやすくなるだけでなく、寝付きが悪くなるといいます。湯冷めが睡眠の質を低下させる理由や、入浴後に湯冷めを防ぐ方法などについて、山本さんに聞きました。
入浴後はすぐに体を拭くこと
Q.そもそも、入浴は就寝の何時間前までに済ませるべきなのでしょうか。また、なぜ湯冷めをするのでしょうか。
山本さん「入浴は、ぬるめのお湯であれば就寝の1時間半前までに済ませましょう。40度以上の熱めのお湯に入りたい場合は、就寝の約3時間前までに済ませておくのが理想的です。
湯冷めをしてしまう理由としては、汗が蒸発するときの気化熱というものが考えられます。風呂上がりは汗をかくことが多いと思いますが、汗が皮膚から熱を奪いながら一緒に蒸発する過程によって、体が冷えてしまうのです」
Q.湯冷めをした場合、睡眠の質にどのような影響を及ぼす可能性があるのでしょうか。
山本さん「湯冷めをしてしまうと、手足の末梢(まっしょう)の血管が収縮したり、体が冷えたりすることによって、深部体温をうまく下げられなくなる可能性があります。深部体温がうまく下がらないと、寝付きが悪くなって睡眠の質に悪影響を与えてしまいます」
Q.湯冷めをしないためには、どのような取り組みが必要なのでしょうか。有効な予防法はありますか。
山本さん「湯冷めをしないための対策としては、まず風呂から上がったらすぐに体の水分を拭き取り、気化熱による体温の低下を防ぐようにしましょう。また、体を拭いたらすぐに服を着て、首や手首、足首、おなかなどが冷えないようにすることも重要です。
そして、体の中から温めることも湯冷め対策としては効果的です。さゆなど、アルコールやカフェインが含まれていない温かい飲み物を飲むといいでしょう」
* * *
湯冷めの具体的な対策として「すぐに水分を拭き取って服を着る」「さゆなどで体を内部から温める」が効果的なことがよく分かりました。冬は体が冷えやすいので、入浴後は特に気を付けましょう。
オトナンサー編集部
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