積雪時は「転倒」でけがの恐れ 滑りやすい場所&必要な対策は?
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3月4日から同月5日にかけて、東京23区を含めた関東南部の平地でも積雪が予想されています。そんな中、積雪時に外出する際は滑りやすい場所を避け、靴底が滑りにくいものを選ぶなど、歩行時の転倒に注意するよう、内閣府大臣官房政府広報室(以下、内閣府)が政府広報オンラインの公式Xアカウントで注意を呼び掛けています。
内閣府によると、積雪時に滑りやすい場所は次の5カ所です。
【滑りやすい場所】
■横断歩道の白線の上
乾いているように見えても薄い氷膜ができて、滑りやすくなっている場合がある。
■車の出入りのある歩道(駐車場の出入口、ガソリンスタンドなど)
出入りする車のタイヤで路面上の氷が磨かれ、非常に滑りやすくなっている場合がある。
■バスやタクシーの乗り場
踏み固められて滑りやすくなっている場合がある。また、歩道と車道との段差にも注意すること。
■坂道
上りよりも下るときの方が滑って転びやすく危険。下るときは特に注意すること。
■ロードヒーティングの切れ目
雪や氷が解けておらず段差ができて、部分的に滑りやすい状態になっていることがある。
また、雪道を安全に歩行する主なポイントは次の通りです。
【雪道を安全に歩行するポイント】
■小さな歩幅で歩く
歩幅を小さくし、そろそろと歩く「ペンギン歩き」が基本。
■靴の裏全体を路面に付けて歩く
体の重心をやや前におき、できるだけ靴の裏全体を路面につける気持ちで歩く。履物は摩擦係数の高いゴム長靴など、靴底が滑りにくいものを選ぶこと。
■両手はポケットから出しておく
バランスを取ったり、転倒時の受け身を取ったりするために両手はポケットから出して歩く。
オトナンサー編集部
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