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「気を失いそうだった」パパたちに聞いた、立ち会い出産のエピソード12選

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  • マイナビウーマン
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立ち会い出産をしたパパのなかには、ずっと不安を抱えていたという人もいます。新しい命が産まれる瞬間は感動的ですが、それまで陣痛や出産の痛みに耐える妻の姿を見るのはつらい体験ですね。今回は、立ち会い出産中にパパが感じた不安な気持ちについて、ご紹介します。これから立ち会い出産にのぞむみなさんは、心の準備をお願いします!

何もできない自分……

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●とてもつらそうだったが、何もできないことを改めて感じた。(36歳/建設・土木/事務系専門職)

●妻が苦しそうなのにこちらにできることはほぼないので、もどかしく感じた。(41歳/情報・IT/技術職)

●すごく大変そうで、自分にできることは何かと考えてた。(23歳/小売店/営業職)

立ち会い出産を希望する人に向けて、多くの産院で事前の説明や講習をおこなっています。

自分の体で体験するママと違って、パパはすべて頭のなかで想像して理解するしかありません。そして実際に痛い思いをするのはママだけ。パパは何もできることがない、という無力感を持つようです。

痛みを引き受けてあげることはできないけれど、何かしてあげたい、という気持ちを持ってくれるだけでもうれしいです。

手を握ることしかできなかった

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●妻が必死になっていて、私も妻の手を握ることしかできず、生きた心地がしませんでした。(44歳/医療・福祉/専門職)

●とても辛そうで手を握りながら、ずっと励ましていた。後から妻に聞くと、呼吸のリズムなどを促していたことがとても心強かったと言っていた。安産で産声が聞こえたときは妻にも子どもにも感謝の気持ちでいっぱいだった。(36歳/アパレル・繊維/技術職)

●どのような声を掛けたらよいのかわからなかったので、ひたすら手を握って「がんばれ」と言っていた記憶がある。生まれたときは命が誕生するときのうれしさとまさに命がけの現場だったということが印象に残っている。(31歳/情報・IT/事務系専門職)

何をしたらいいかわからず、不安なパパたちはママの手を握って出産を応援していました。好きな人とのスキンシップは、心を落ち着かせる効果があります。

産院で助産師さんや看護師さんに囲まれて緊張しているママにとっては、励みになるはず……! パパ自身の不安な気持ちも軽減されるのではないでしょうか。

終わりが見えない不安

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●ずっと辛そうにしているのを腰を抑えたりして支えました。いつ終わるのかわからないのは辛かったですが、生まれたときは自然に涙が出ました。(39歳/自動車関連/技術職)

●とにかく待ち時間が長く感じ、緊張してこちらもいるだけで疲れました。(34歳/小売店/営業職)

●自然分娩で朝入院して次の日の夜中まで苦しんでいて、背中をさすることしかできなくてかわいそうだったが、生まれてきたときはすごくうれしかったです。(47歳/金融・証券/営業職)

出産は、陣痛がはじまってから何時間もかかる場合があります。なかには、陣痛から出産まで数時間という超安産なお産もありますが、初産の場合は時間がかかるのが当たり前。なかには微弱陣痛で長時間痛みに耐えなくてはならないママもいます。

いつ終わるのかわからない、先の見えない不安がパパたちを苦しめたようです。とはいえ、先が見えないのはママも同じ。不安を共有してあげることも、サポートのひとつかもしれません。

男性には無理?

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●妻がとても想像を絶するほど苦しそうで男性は無理だろうなと思った。(44歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)

●張り詰めた空気で私自身が気を失いそうになった。(39歳/機械・精密機器/クリエイティブ職)

●頭の中が真っ白になってどうしてよいかわからなかった。(29歳/機械・精密機器/技術職)

出産の痛みに男性は耐えられない、と言われることがあります。実際はどうかわかりませんが、不安になる男性は多いようです。

できれば女性も痛みなど感じないまま出産したいのですが、無痛分娩を選んだとしても陣痛に耐えたり、後陣痛もあったり……何が起こるかわからないのが出産です。お産が進んでいる以上、耐えなければどうしようもありません。せっかくの立ち会い出産、パパとママで相談してよいお産にしましょう。

不安の果ての感動

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●臍の緒が巻きついて中々出てこなくて、少し不安でしたが出てきたときは安堵と感動でした。(34歳/医療・福祉/事務系専門職)

●そのときまで見たことのないような表情を見て、どうすればいいかオロオロしていた。生まれたときには妻にがんばってくれたことを感謝した。(40歳/小売店/販売職・サービス系)

●とにかく心配と不安がとてつもなかった。しかし子どもが生まれた瞬間は、今までで一番忘れられない体験だと思う。(29歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

立ち会い出産の最中にどれだけ不安になったとしても、赤ちゃんが無事に生まれたときの感動ですべては帳消しです。出産は安全なものと思われていますが、実際には命の危険がともなうこともあります。がんばったママ、赤ちゃん、医療スタッフ、すべての人に感謝です。

まとめ

立ち会い出産は、新しい命の誕生を家族で共有できる貴重な機会です。パパの役目は、お産にのぞむママを支えてあげることですが、パパ自身が不安を感じる場面も多いでしょう。何もできない自分を無力に感じることがあるかもしれません。

でも、決して諦めず、不安に飲みこまれず、ママを支えてあげてください。感動の瞬間を一緒に迎えるために、お産について学び、しっかりと心の準備をしていきましょう。

マイナビ子育て調べ
調査日時:2023年7月6日~9日
調査人数:153人(22歳~40代までのパパ)

(マイナビ子育て編集部)

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