“日本一暑い遊園地”で実施された驚愕のイベントを体験! 降ってきたのは「アツいところじゃまず見ない」モノ
- 乗りものニュース |

群馬県伊勢崎市にある華蔵寺公園では、お盆期間中に人工降雪機で雪を降らすという謎のイベントが行われています。
とにかく「あちい…」一瞬でも涼しくなりたい!
2025年8月5日、群馬県伊勢崎市が気温41・8度を記録。これまでの最高気温を更新しました。
華蔵寺公園遊園地。全長65mの観覧車「ひまわり」が目印(斎藤雅道撮影)
同市は東武伊勢崎の終着駅がある場所であり、県庁所在地の前橋市や北関東の鉄道の要所でもある高崎市などに接しています。ほかにも、ここ数年、作業着のほかアパレルブランドとしても有名となっているワークマンが本社を置いていますが、県内や一部埼玉県民の間で良く知られている同市のスポットといえば、「オートミライ華蔵寺(けぞうじ)公園遊園地(以下:華蔵寺公園)」です。
今回伊勢崎市が最高気温を更新したことで華蔵寺公園は“日本一暑い遊園地”になった訳ですが、同遊園地では、夏場のお盆休み期間、奇妙ともいえるイベントが実施されています。
それが人工降雪機で夏場に雪を降らすという、「真夏に雪を降らせまショー」です。
2025年は8月11日~15日の5日間に渡り行われ、1日あたり11時・13時・15時の計3回、華蔵寺公園のランドマークにもなっている大観覧車「ひまわり」の前の広場で雪を降らせています。
実は結構伝統のあるイベントだった
降雪を実施している業者の担当者に話を聞くと、このイベントは2008年頃から実施されているということで、意外なことに15年以上の伝統があるイベントとのことです。
敷地内に設置された人工降雪車(斎藤雅道撮影)
実施した経緯について話しを聞いたところ、「当時の(遊園地の)担当者がなにか夏に涼しさを感じるイベントをしたいということで行うようになった」との答えが。実は群馬県とはいえ、埼玉県寄りの平野に位置する伊勢崎市は、冬場でも都心同様に年内数回しか雪は降りません。ということで、雪自体も珍しく感じるということで、真夏に降雪という案になったようです。
ただ、ここで疑問が生じます。こうしたイベントの場合、実は断熱などの処理をして雪を積もらせるケースも結構あります。しかし華蔵寺公園のイベントでは人工降雪機で雪を降らせるだけで、そのまま路面で溶けてしまうのです。
これには、この華蔵寺公園特有の事情があるとのことです。前述の担当者は「この遊園地は市の管轄のため、入場料を取っていません。収入となるのは乗り物券や飲食物の販売に頼るしかありません。そのため、雪のある広場でお客さんが留まらないように降らせるだけの形式になりました」と明かします。
実際にイベント開始直前になるとかなりの人だかりができます。期間中は常に200人以上の人が会場には集まるようです。
うだるような暑さの中「みなさん、涼しくなりたいですか!?」というスタッフの掛け声に、観衆が「おー!」と半ばやけくそ気味に返した後に降雪がスタート。パウダースノーだと溶けてしまうため、かなり硬めの雪が降り注ぎますが、そのお陰で溶けずに路面や人へと届き、冷たさも感じます。
約6分間、雪を降らせた後にイベントは終了。ちょうど路面が打ち水のようになっていることから、涼しい気分は確かに味わえます。イベントに参加した6歳の男の子に話を聞いたところ「雪が降ってすごい。冷たくて、楽しかった」とのことでした。お母さんに話を聞くと、埼玉県深谷市から来たそうです。「実は埼玉でも安く遊べる遊園地として、結構知られています」とのことでした。
確かに、華蔵寺公園の遊具はジェットコースターや観覧車もありますが、かなり格安で乗れるため、普通の民間の遊園地の利用と比べると、確かに“オトク”ではありそうです。
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