【エアコン】の効きが悪い…「室外機を冷やすと良くなる」は本当? ダイキン担当者に聞いて分かった“掃除の重要性”
- オトナンサー |

熱中症を防ぐため、夏に昼夜問わずエアコンを使用する人は多いと思います。ただ、エアコンを使い続けていると、効き目が弱くなるケースもあるようで、SNS上では「エアコンの効きが悪いときはフィルターを掃除するとよい」「室外機を冷やすとエアコンの性能が良くなるみたい」という内容の情報があります。これらは事実なのでしょうか。空調メーカーのダイキン工業(大阪市北区)の担当者に聞きました。
フィルターが目詰まりすると部屋を冷やす力が小さくなる
まず、同社の担当者に対し、エアコンを定期的に掃除した方がよいのかを聞くと「2週間に1回を目安に、フィルターを掃除するのをお勧めしています」と回答がありました。
その理由について、担当者は「エアコンは部屋の暖かい空気を吸い込んで、冷たい空気にしてはき出すことで、部屋を涼しくしています。エアコン内部のフィルターが目詰まりすると、部屋を冷やす力が小さくなるため、部屋を冷やすのに多くの電気が必要になってしまいます」と説明しました。
掃除の方法については、「フィルターにゴミやほこりがたまっているときは、水洗いをするか掃除機で吸い取りましょう。汚れがひどいときは、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で洗い、その後、日陰でよく乾かしましょう」とアドバイス。
その上で「室外機周辺の整理整頓を行い、できるだけ風通しをよくし、スムーズに空気が循環できるようにしましょう。室外機の吹き出し口と吸い込み口をふさがないようにすることで、より効率的にエアコンをお使いいただけます」と教えてくれました。
ところで、ネット上では、「エアコンの効きがよくないときに、水を入れたバケツとタオルで室外機を冷やすと効果的」という内容の情報がありますが、本当なのでしょうか。
担当者に聞くと「実際に、水を入れたバケツとタオルで室外機を冷やす方法を検証したことがないため、具体的な効果は分かりませんが、理論的には効き目が良くなる可能性はあります」と回答。
その一方で「ぬれタオルが室外機側面の吸い込み口や吹き出し口の一部に垂れ下がり、空気の通り道をふさいでしまった場合、運転効率が落ちて消費電力量が増加する可能性がございます。また、室外機に物を載せると落下の危険や、重さによっては室外機の変形や故障などにつながる場合もあります」と注意点を述べました。
定期的にエアコンのフィルターや室外機の周辺を掃除する必要があることが分かりました。担当者によると、すだれを使用して室外機に日陰をつくったり、室外機周辺に打ち水をしたりすると節電効果が期待できるということです。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
オトナンサー編集部
実は損している?
ニュースを読んでポイントが貯まるサービスがあるのを知っていますか?ポイントサイトのECナビでは好きなニュースを読んでポイントを貯めることができるのです。(※ECナビはPeXの姉妹サイトです。)今日読んだニュースが実はお小遣いになるとしたら、ちょっと嬉しいですよね。
ポイントの貯め方はニュースを読む以外にも、アンケート回答や日々のネットショッピングなど多数あるので、好きな貯め方でOK!無料で登録できてすぐに利用できます。貯まったポイントはPeXを通じて現金やAmazonギフトカードなどに交換できます。
運営実績も15年以上!700万人以上の方がポイントを貯めています。毎日好きなニュースを読んでお小遣いを貯めてみませんか?
簡単無料登録はこちらYOUの気持ち聞かせてよ!
いいね | ![]() |
|
---|---|---|
ムカムカ | ![]() |
|
悲しい | ![]() |
|
ふ〜ん | ![]() |
