社会科で習った「踏絵」→今の教科書では“微妙に変更”されていた! 大人世代が驚き「表記が間違ってるのかと思った」
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小学校・中学校の教科書の内容は、原則4年ごとに改訂されています。教科書改訂のたびに、大人世代が子どもの頃に習った言葉が見直されており、中には新しい表現に変更された言葉も。例えば、有名な「踏絵(ふみえ)」という言葉もその一つです。現在の教科書で「踏絵」がどのように記載されているのか、変更された経緯とともに探っていきましょう。
「踏絵」→「絵踏」に
大人世代が社会科の授業で習った「踏絵」とは、江戸幕府が弾圧対象であるキリスト教徒をあぶり出すため、キリスト像や十字架が描かれた板を人々に踏ませた行為を指します。
しかし現在の教科書では、漢字の前後が逆転して「絵踏(えふみ・えぶみ)」という表記に。大人たちが“正しい”と思って「踏絵」と回答すると、今では間違いになってしまいます。では、なぜこうした微妙に異なる表記に変更されたのでしょうか?
実は、「絵踏」への表記変更は、より実態に合った正しい表現にするために行われました。昔の教科書では「絵を踏ませる行為」を「踏絵」と記載していましたが、実際の歴史では「絵を踏む行為」と「踏まれる絵」で呼び方が異なっていました。つまり、絵を踏ませる行為が「絵踏」で、踏ませた対象物が「踏絵」。確かに変更後の方が日本語として、より正しいように思えます。
とはいえ、変更点としてはなかなか気付きにくいのも事実。大人世代からは「子どもの教科書で『踏絵』が『絵踏』になっていて、表記が間違ってるのかと思った」「別に『踏絵』でも『絵踏』でもあまり変わらないし、どっちでもいいような気がする」といった声も聞かれました。
「踏絵」以外にも、特に歴史分野の教科書では用語・記述が変更されることが多いようです。鎌倉幕府の成立が「いい国つくろう鎌倉幕府」の1192年から、「いい箱つくろう鎌倉幕府」の1185年に変更されたことは、大人世代の間でも知られるようになってきています。
教科書の変更内容を知らずに子どもと話していると、今では“間違い”となる内容をうっかり教えてしまう可能性が。大人世代も、知識のアップデートが必要なのかもしれませんね。
オトナンサー編集部
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