【秋の肌荒れ】どうすれば治る? 美容皮膚科医・監修 乾燥対策&ケア法
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秋が深まる11月。このような時期になると「肌がカサつく」「11月ごろから肌荒れが気になる」など、肌の状態に悩む声が増えます。実は、肌の乾燥は気温や湿度の低下だけでなく、夏のダメージの“後遺症”が関係していることもあります。そこで、美容皮膚科医の慶田朋子さんに、秋ならではの肌荒れの原因と予防・対処法について聞きました。
「バリア機能」を整えることが大切
Q. 秋に肌が荒れやすくなる原因は何ですか?
慶田さん「秋の肌荒れの原因は、大気が乾燥すると、肌の角層の水分が奪われやすくなるためです。秋から冬にかけて気温と湿度が下がり、大気の乾燥が進みます。すると肌も乾燥しやすくなり、肌荒れにつながってしまいます。
しかし、秋になったから肌が乾燥し始めた……というわけではないかもしれません。実は湿度が高い時季も肌は乾燥しているのですが、湿気により肌上の水分が蒸発しにくいため、乾燥に気づきにくいのです。夏の間の紫外線、皮脂、汗などの刺激により、角層のバリア機能は障害されます。その時季からのダメージによる角層の乾燥に気づかないまま、湿度の高い時季を保湿不足のまま過ごした結果、大気が乾燥し始める11月に乾燥や肌荒れが表面化している可能性も高いと思います」
Q. 秋~冬にかけての肌荒れを予防する方法はありますか?
慶田先生「秋冬の肌荒れは、原因となる乾燥を対策することが第一です。まずは、まわりの環境を整えましょう。加湿器などを用いて、乾燥しにくい湿度を保ってください。また、しっかり肌を保湿することが、肌荒れ予防の基本ケアです。夏のさまざまな刺激によって乾燥した肌は、バリア機能が低下した状態。肌のバリア機能は、角層の潤いによって守られています。まずは肌を保湿して潤いを与え、バリア機能を整えることが大切です」
Q. 荒れてしまった肌に対してできることは? 自宅でできるリカバリー方法や受診の目安を教えてください。
慶田さん「肌が荒れてしまった後は、あらゆるものが刺激になってしまいます。このタイミングは、スキンケアも極力シンプルにすることが大切です。肌のバリア機能を回復するためにも、洗顔後は敏感肌用のクリームだけを塗るようにしてください。3日間、このシンプルケアを続けましょう。3日続けても変化がなく、ぶつぶつが出たり、かゆみを伴う場合は皮膚科を受診してください」
秋冬の肌荒れは、夏のダメージの蓄積と、季節ならではの乾燥が原因になっている可能性があります。肌を守るには、環境づくりと保湿ケアが欠かせません。肌の不調を感じたら、無理せずシンプルなケアに切り替え、必要に応じて専門医の力を借りることも大切です。季節に合わせたスキンケアで、健やかな肌を保つようにしましょう。
オトナンサー編集部
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