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衣類ぐっしょり、不快レベルも…大量の「寝汗」、原因は? 病気の可能性も?

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寝汗と病気の関係は?
寝汗と病気の関係は?

 睡眠中にかく「寝汗」。誰でも少なからず、かくものですが、中には「夜中、ひどい寝汗で目が覚めた」「朝起きると、首と後頭部が寝汗でぬれていた」など、不快に感じるレベルの寝汗をかいたことのある人もいると思います。ネット上では「寝室が涼しいのに寝汗をかくことがあるのはどうして?」「パジャマがぐっしょりぬれるほど寝汗をかくので、もし病気だったら…と不安」などの声も上がっています。

 寝汗を大量にかくことがあるのは、なぜなのでしょうか。内科医の市原由美江さんに聞きました。

医学用語では「盗汗」

Q.そもそも、寝汗とは何ですか。

市原さん「寝汗とは文字通り、寝ているときにかく汗のことで、医学用語では『盗汗(とうかん)』といいます。人は就寝時、体温を下げることで眠りに入るため、その温度差で汗をかきます。寝室が暑かったり、布団をかけ過ぎたりすると汗をかきますが、これは生理的な現象であり、健康な人でも、一晩にコップ1杯分の汗をかくといわれています。部位としては胸や背中などの体幹や顔、首などに汗をかくことが多いです」

Q.寝汗をかきやすい人/あまりかかない人はいるのでしょうか。

市原さん「男性の方が女性よりも汗(寝汗を含む、以下同)をかきやすく、加齢とともに汗が減る傾向にあります。香辛料などを含んだ辛い食事をすると汗をかきやすくなります。また、内臓脂肪が多く、肥満の人は熱の放散ができないため、汗をかきやすいです。もちろん、遺伝や体質の影響もあります」

Q.パジャマや枕がぬれるほど寝汗を大量にかく場合、考えられる原因は何でしょうか。

市原さん「まずは外的要因として、夏の暑い時期や冬のエアコンを過度に使用しているといった、睡眠環境による寝汗があります。また、先述の通り、寝汗は生理現象でもあり、健康な人でも就寝中はコップ1杯分の汗をかきますが、ストレスやホルモンの異常で自律神経が乱れていると体温調整がうまくいかず、寝汗の量が増えることが考えられます。

女性の場合、女性ホルモンの分泌量が変動することで自律神経が乱れやすくなるので、生理前後や排卵前後、また、女性ホルモンが減少する時期である更年期も影響を受けやすいといえます」

Q.ひどい寝汗をかく日が続いた場合、何らかの病気の可能性も疑った方がよいのでしょうか。

市原さん「ひどい寝汗をかく病気に、更年期、結核や肺炎などの感染症、甲状腺機能亢進(こうしん)症や褐色細胞腫などの内分泌疾患、悪性リンパ腫やがんなどの悪性疾患、抗うつ薬による副作用などがあります。発熱や体重減少といった明らかな症状を伴う場合は早めに病院(内科)を受診しましょう。目立った症状がない場合でも、ひどい寝汗が1週間以上続くようなら、隠れている病気を疑って、内科を受診することをおすすめします」

Q.不快なレベルの寝汗をかくときの対策や、生活の中で心掛けるとよいこととは。

市原さん「汗をかいたままの状態でいると体温が奪われ、体調を崩す原因になるので、着替えやシーツ交換はこまめに行いましょう。病気が原因ではない場合はストレスを減らしたり、生活習慣を整えたりして、自律神経への負担を軽くすることで寝汗を軽減できる可能性があります」

オトナンサー編集部

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