新たなサイコパス登場! 托卵に続く第二の地獄への序章始まる【わたしの宝物#第7話】
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※このコラムは『わたしの宝物』7話までのネタバレを含んでいます。
■全てを失った美羽と、引き続きサイコパスな真琴
夫である宏樹(田中圭)だけならず、想定外に子どもである栞まで失うこととなった美羽(松本若菜)。宏樹が真相を知るきっかけを作った真琴(恒松祐里)は「宏樹さんが栞ちゃんを育てるってことですか? 美羽さんはそれで平気なんですか!?」と、自分がこの状況の発端であることをすっかり忘れているかのような立ち位置で美羽を心配します。まじでサイコパス。
一方美羽も、この真琴の立ち回りにさほど怒りを感じている様子もなく、普通に相談をしており、彼女の神経もなかなかすごいものがあります。さすが親友です。こんなことでは簡単に関係はぶっ壊れません。
■宏樹の第二の地獄への序章始まる
一方で栞の本当の父親である冬月(深澤辰哉)と宏樹は、仕事で関わることになり、順調に距離を縮めていきます。
美羽を追い出したいま、ワンオぺで育児をしながら仕事をこなさなくてはならず、いっぱいいっぱいの宏樹を労う冬月に、宏樹も「冬月さんやさしいですよね。そういうやさしさ、今の僕には身に沁みます」と、心の距離が近づいているよう。
ここが親友になるルートは、真相が判明した時に一層の地獄が待ち構えているのでやめてほしいのですが、そのための前振りと言わんばかりに宏樹は自己開示をしまくります。
■冬月さん優しい……! からの、裏切り
「フリマの時、自分には見せないような美羽の笑顔にショックを受けて帰った。あの時もっと妻に優しくできていたらよかったんですかね」と、事情を知らない人が聞いたら、なんのこっちゃ? とリアクションに困る感じの愚痴を、前提をすっ飛ばして冬月に垂れ流す宏樹。
しかし、冬月はあの頃の宏樹のモラハラも、それがきっかけて自分と美羽が関係を持ってしまい、挙げ句の果てに自分の子どもを托卵する状況になったことも全て理解しているので、こちらも別の意味でリアクションに困ります。
さらには「自分にも冬月さんのようなやさしさがあれば……」と、やりすぎなほどに皮肉すぎるセリフを言いだす始末。
その優しい冬月さんが宏樹の子どもの父親なんですから本当に恐ろしい話です。真実を知った時に宏樹が発狂するための助走は完全に走り切り、状況は整いました。
■サイコパスがここにもいたか
視野が狭く、自分の思想と思い込みのままに暴れまくって、神崎家の安寧をぶち壊した真琴に続き、もう一人自己中サイコパスが登場しました。
そう、水木(さとうほなみ)です。テロの時の死亡者の誤報は、この水木が原因。冬月に想いを寄せる水木は、冬月が「日本にいる大切な人」のところに行ってしまうのが嫌で、少しでも引き止めたいと考え、わざとテロで亡くなった人を、本当に亡くなった同僚ではなく、冬月ということにして報告していたのです。
自分の元からいなくなってほしくない、という理由だけで、誤報により正しい死亡情報を即座に得ることができなかった亡くなった同僚家族にも、誤報により冬月の死を悲しんだ人々にも迷惑をかけたのです。
人の死を恋心と天秤にかけ、利己的に利用するとは。常識人だと思っていた水木もなかなかのサイコパスでした。恐ろしい……。
その情報の足止めのせいで、確かに美羽と冬月の運命の歯車はかけ違えたのですが……。
■托卵は母に言わなくてよかったのでは……?
美羽の母(多岐川裕美)の容体の悪化により、その流れで栞の父親が宏樹ではない、という話を母に伝えてしまった美羽。
「それでも美羽を叱れない」と、明らかに美羽が悪いと分かっていても、やっぱり実の子どもはひいきしてしまうもの、という親心に溢れる場面ではありましたが、その直後母が亡くなったことを思うと、これは知らないままのほうが幸せだったのでは……と、少し考えてしまいました。
母のことがきっかけで、宏樹と美羽も再度対面することに。
「病院からいつ電話かかってくるか分からないから休める時休んでおいたほうがいいよ」という宏樹の変わらないやさしさに少しホッとするものの、宏樹は決意を固めていました。
■変わっていない……と宏樹が反省することこそ変わった証明
「美羽が子どもの父親を正直に話してくれれば、違う答えが出せると思った。でも、美羽は相手を庇った」と、宏樹に誠実でいることよりも、不倫相手を守ったこと。
そして、「栞が大切だから離れたくないと思った。(から美羽だけを追い出した)けど、心のどこかで美羽に罰を与えたいと思っていた。また二人を傷つけてしまう。栞が自分を変えてくれたと思っていたけれど、ちっとも変わっていない」と、宏樹は離婚を決意しました。
罰を与えるに値する出来事なので、そのやり方は考えなくてはなりませんが、この気持ちは人間であれば仕方がなく生まれてくるもの。でもその後の「傷つけてしまう」という反省って、宏樹が変わった証明であり、モラハラから脱却したからこそ生まれる気持ちなんですよね……。
栞のために美羽に家も与え、自分だけ出ていくとは、最後まで愛を感じる決断です。
■冬月何回お別れするんや
一方で美羽は冬月からの最後の別れの手紙を受け取りました。
「どんなことがあっても自分は美羽を愛してはいけなかった」と、自分の過ちを悔いながら、二人の出会いは自分の中で大切な思い出であってほしいし、大切な友人であること。そして、これから先の美羽の未来を応援する優しい手紙。
一方で図書館で抱き合ったあの時が最後の別れのはずだったのに、真琴に引っ掻き回されたせいで真実を知り、再度手紙で別れを告げる未練たらたらにも思える冬月。
しかし、水木や宏樹が美羽と冬月の関係に気付き始めたので、またもう一度この二人は表舞台に引っ張り出され、再会することになりますね。
果たして二人の本当の別れの言葉はいつになるのか。
また次回。
(やまとなでし子)
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