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ハマると“壮絶な渋滞”に!? 「冬の関越道」猛烈スキー渋滞を突破する方法 絶対注意の「ここから冬タイヤ規制」

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「冬の関越道」ナメてはいけない!

 スキーやスノーボードなどウインタースポーツ真っ盛りのこの時期、やはり気になるのは、その舞台となるスキー場までの道路の渋滞です。首都圏からスキー場へは「中央道」「関越道」「東北道」が主なアクセスルートとなりますが、なかでも群馬県から新潟県にかけての沿線に多くのスキー場が立地し、また「上信越道」を経由して「志賀高原」や「白馬エリア」へもアプローチできる関越道は、とくに渋滞の多い路線として知られています。

 その混雑ぶりは、NEXCO東日本が販売するETC周遊パス「ドラ割」のスキー&スノボ向け商品「ウィンターパス」で今シーズンから関越道が対象から除外され、混雑時間帯を避けて利用すると追加のETCマイレージサービスのポイントが付与される「ずらして冬トク!関越のんびりパス」という独立した商品となっていることからも明らかです。

 ではこの時期の関越道は、どんな時間帯に、どこが混雑するのでしょうか。ふだんの行楽渋滞とは異なるそのポイントについて、首都圏からの往路、復路の順番で見ていきます。また、その回避策についても考察します。

往路の渋滞ポイント(1)鶴ヶ島JCT

 まず往路最初の渋滞ポイントは、土日早朝の「鶴ヶ島JCT」です。同JCTでは圏央道が連絡しますが、圏央道から関越道へは、まず内回り、外回りのそれぞれから1車線でつながれたランプウェイが合流して2車線となり、その後に圏央道本線下をくぐる3車線の関越道と合流します。

Large figure1 gallery17休日朝に発生しやすい関越道下り線、鶴ヶ島JCT付近の渋滞(乗りものニュース編集部撮影)

 ところが関越道本線は、この先の高坂SAに続く緩い上り坂となっているため、クルマの流速が落ちやすく、とくにウインターシーズンは、スキー場に向かうクルマが早朝の一定時間に集中するため、渋滞しがちです。

 その渋滞の車列に圏央道からの2車線が1車線となって合流するため、追突や車線変更するクルマに起因する事故が、ほぼ毎週と言っていいくらい発生します。そして事故の規模によっては、関越道からも、圏央道からも、渋滞の通過に1時間以上かかることもあります。

 この事故渋滞を避けるには、混雑する時間帯より前、目安としては5時台の早い時間に鶴ヶ島JCTを通過できるスケジュールで動くことが最善の策です。

 また都心方面から東北道〜久喜白岡JCT〜圏央道のルートで関越道を目指しているときにこの渋滞を知った場合は、北関東道経由に変更するか、圏央道を川島JCTで流出し、国道254号経由で関越道の東松山ICを目指しましょう。

往路の渋滞ポイント(2)赤城IC~昭和IC

 次のポイントは「赤城IC」から「昭和IC」付近で「冬用タイヤ規制」が行われているときに発生する渋滞です。

 冬用タイヤ規制時は、走行する全車を赤城ICに併設された「赤城PA」や、その先の「赤城高原PA」に誘導し、装着を係員が目視確認するため、渋滞長の割に通過所要時間が非常に長くなるのが特徴です。

 たとえば赤城PAに全車誘導する場合、その手前が長い上り坂になっていることもあり、いったん渋滞がはじまると、2km進むのに1時間以上かかることも珍しくありません。

 関越道下り線を走行中に「冬用タイヤ規制」「赤城IC 渋滞4km」などの渋滞表示を目にしたら、「渋川伊香保IC」で流出し、国道17号で「沼田IC」や「月夜野IC」に向かうことをおすすめします。

 ただしこの区間が「霧や豪雪による通行止め」の場合は、関越道を降りたクルマが国道17号に集中するため、国道17号そのものがまったく動かない渋滞になります。

 この区間には国道17号以外にも地元の人が通る“抜け道”が複数ありますが、その狭さや、除雪が十分でない可能性から、初めて通る人はトラブルにつながるおそれがあります。できれば上信越道方面など、他エリアのスキー場へ目的地を変更することを検討しましょう。

復路のぐったり渋滞ポイントも

 帰路では、赤城IC付近を先頭に月夜野IC付近までの渋滞が頻発します。この区間はサグの連続でそもそも渋滞しやすい線形ですが、ウインタースポーツシーズンの夕方は月夜野IC、沼田ICで短時間に数多くのクルマが流入してきます。

Large figure2 gallery18新潟県内のスキー場から見える関越道の車列(画像:PIXTA)

 そのため、新潟から上り線の関越トンネル(群馬県境)を通るときには2〜3kmだった渋滞長が、月夜野ICを過ぎるころには10km近くになっていることもあります。とくに3連休最終日などは、渋滞がみるみる延び、この区間の通過に1時間以上かかることも稀ではありません。これは疲れた身体にはかなりのストレスです。

 またここで渋滞に耐えて上り線を進んでも、交通量そのものが多いことから、その先にある埼玉県内の花園ICや本庄児玉ICで再び渋滞につかまりがちです。

 こうした渋滞の連鎖を避けるためには、新潟・群馬県内に複数ある日帰り温泉で休み、渋滞ピークを過ぎた19〜20時を目安にこの区間を通過するといいでしょう。その時間帯であれば、よほどの混雑日でもない限り、その先でもひどい渋滞に遭遇することはありません。

 また、新潟県内の湯沢IC〜関越トンネルも天候によっては要注意です。この区間の道路の除雪能力は日本有数ですが、それでも過去には豪雪と年始の渋滞が重なり除雪が追いつかず、湯沢ICから関越トンネルまでの間でスタックするクルマが続出し、通過に4〜5時間かかるという事態が発生しました。もちろん、そんな気候のときは並行する国道17号も雪崩のおそれなどで通行止めになる可能性が大です。

 あまりに雪がひどいときは、延泊して雪が落ち着いてから帰宅するという選択肢も考えておくべきでしょう。

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