【漫画】清掃のおばさんが不在になった途端、トイレは“地獄”に… 当たり前だった“きれい”の裏にある、見えない支え【作者取材】
- オトナンサー |

会社のトイレが清潔に保たれていることへの感謝を描いた創作漫画「トイレがいつも綺麗な理由」が、インスタグラムで3300以上の「いいね」を集めて話題となっています。
会社でトイレの清掃員のおばさんが2週間入院することになり、その間は自分たちで清掃することになった部署。「そんなに汚れないだろう」と思っていた主人公の女性でしたが、あっという間にひどい状況に。「掃除をしましょう」と部署の人たちに声を掛けたのですが…。読者からは、「部長さん、イケおじ!」「清掃の方々には改めて感謝ですね」「ラストのオチもすてき」などの声が上がっています。
つい「誰かがやってくれる」と思いがちに…
この漫画を描いたのは、会社員兼イラストレーターのすあまさんです。インスタグラムやブログ「省エネ事務員しょう子ちゃん」などで漫画を発表しています。すまあさんに、作品についてのお話を聞きました。
Q.今回、漫画「トイレがいつも綺麗な理由」を描いたきっかけを教えてください。
すあまさん「普段利用しているトイレが、意外と汚れていることに気付きました。でも、そのトイレを使っているのは身だしなみに気を配っている人たちが多かったので、『どうしてこうなるのだろう?』と不思議に思ったんです。『見た目に気を使うのに、共有スペースに無頓着なのはなぜ?』という疑問が浮かび、そのギャップをテーマにした漫画を描いてみようと思いました」
Q.作品を客観的に見たとき、職場の皆さんや部長、清掃のおばさんについてどのように感じますか。
すあまさん「まず職場の皆さんについてですが、会社という組織に属していると、自分より上の立場の人には気を使い、下の立場の人にはあまり気を払わないことが多いように感じます。そして、清掃は特定の人の仕事だという認識が根付いているので、清掃のおばさんが不在になっても、『誰かがやるだろう』と考えてしまいがちです。でも、その不在によって『きれいなトイレ』は誰かの努力で維持されていたことに気付きます。その瞬間を描くことで、見過ごされがちな役割の価値を伝えたかったんです。部長のように、小さな努力を見てくれる人の存在もまた、職場環境を形作る大切な要素だと思っています」
Q.もしすあまさんが主人公の立場なら、毎日汚れていく職場のトイレを見てどのようにするでしょうか。
すあまさん「最初は『誰かが清掃するだろう』と思うかもしれませんが、実際には誰も動かないことが多いですよね。だから結局、自分で清掃すると思います。漫画の中では主人公がみんなに清掃を促していますが、私自身は『誰かが協力してくれるかも』と期待することはほとんどありません。なので、恐らく黙って自分で片付けると思います」
Q.漫画「トイレがいつも綺麗な理由」について、どのような意見が寄せられていますか。
すあまさん「作品に対しては、『いい話だった』『オチがすてきだった』といった温かい意見をたくさんいただきました。執筆時には、部長の行動について『気持ち悪い』といった意見が出るかもしれないと予想していましたが、実際にはそういった声はまったくなく、純粋に受け止めてもらえたことに驚きました。読んでくださった方々が作品の温かい部分をそのまま受け取ってくれたことが、予想以上にうれしかったです」
オトナンサー編集部
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