海外移住先として大人気!マレーシアに住む理由と魅力とは?
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なぜマレーシアが人気?魅力と住むメリット
ではそもそも、今マレーシアが日本人に人気なのには、どのような理由があるのでしょうか?まずは、マレーシアにはどんな魅力と移住するメリットがあるのか見ていきましょう。
1. 物価が比較的安い
photo@「屋台料理」
移住だけではなく、ある場所に長期間滞在して生活しようと思うと、気になるのが衣食住にかかる費用です。シンガポールなど物価が高い国だと、食料品1つ買うのにも気をつかう必要がありますし、最悪お金が払えなくなって、滞在を断念せざるを得なくなるかもしれません。
その点マレーシアは、以前に比べると上昇傾向にはありますが、日本と比べるとまだまだ物価が安くなっています。例えば住居費用なんかは、東京の3LDKのマンションの家賃が10万~20万以上するのに対し、マレーシアではそれ以上の広さの、プールもついた高級マンションが10万円以下で借りられることもあるんですよ!
それ以外にも、新鮮なフルーツや、屋台のローカルフードなども安価で食べることができます。家計を特に圧迫しやすい項目の出費が、簡単に抑えられるのは嬉しいですね♪
2. 長期滞在用ビザの内容がしっかりしている
海外で働いたり移住したりするには、あらかじめビザが必要となります。マレーシアに住む際には、大きく分けて以下の3つのビザのどれかを取得することになります。
- 就労ビザ…現地で報酬を得る就労を許可するビザ
- 学生ビザ…学生の身分で、勉強を目的に滞在することを許可するビザ
- MM2H(マレーシア・マイ・セカンドホーム)ビザ…長期滞在を許可するビザ
その中でも、マレーシア移住者に特に人気なのが、「MM2Hビザ」です。これを申請することで、最長10年はマレーシアに長期滞在できるようになります。年齢制限がなく、10年ごとに更新可能で、取得も比較的簡単なので、長期で移住を考えている人にはもってこいですよ◎
また、MM2Hビザを取得すると銀行口座を所持できる、住宅購入ができるなどの様々な恩恵も得ることができます♡マレーシアへ移住を考えているなら、ぜひ取得することをおすすめします♪
3. 給与待遇の良い求人が多い
マレーシアに住むとなると、これから生活するためのお金を稼ぐために、仕事を探さなくてはいけなくなりますよね。しかし、中には英語があまり得意ではないなど、働ける場所があるか不安になっている人もいるでしょう。
実はマレーシアは、日本企業がかなり進出している国の1つ!語学不問・未経験可の求人が数多くあるだけでなく、給与などの待遇が良い場合がほとんどです。
特に、求人数が多いコールセンター業務は、語学能力がなくても採用されやすく、給与も15万円以上と高いので、生活するのには困らないのではないでしょうか♪
4. 日本や近隣諸国へ移動する際の旅費が安く抑えられる
マレーシアに住むとしても、年に何回かは日本へ帰国したり、近隣諸国へ旅行したりする人は多いはずです。実は、旅行方法として人気のLCC(格安航空会社)・エアアジア(Air Aisa)は、マレーシアを拠点にしている会社です。
日本や他の国へ移動する旅費を安く抑えられるので、海外旅行好きにはぴったりの移住先と言えますね♡デュアルライフ(二拠点を行き来するライフスタイル)をしたい人や、ある時期だけマレーシアでバカンス生活がしたいという人にも、おすすめかもしれません!
5. ネット環境が充実している
ネット社会の現代では、どこの観光地でも、すぐにWi-Fiにつながる環境が整備されていることを求められています。マレーシアは、ネット環境が比較的しっかり整備されている国で、どこのカフェでもWi-Fiがつながるようになっています。パソコン片手に仕事をしたい人にとっては、最適な環境ですよね♪
マレーシアに住むデメリットは?
生活環境や物価など、あらゆる面で魅力とメリットの多いマレーシアですが、一方で以下のようなデメリットもあります。
1. 一年中暑くて四季がない
日本も高温多湿ですが、赤道近くに位置するマレーシアは、日中平均気温が27℃以上と一年中暑くなっています。また、雨季や乾季など多少の季節変動はありますが、日本のような季節ごとの気温や自然環境の変化はありません。
自然の移り変わりを愛でる国民性の日本人にとっては、気候が変わりばえしないのは、飽きがきてしまうかもしれませんね。
2. 日本ではあまり浸透していない病気にかかる危険がある
一年中気温の高い南国のマレーシアでは、コレラやチフスなど、日本ではあまりなじみのない消化器系の感染症にかかる恐れがあります。また、蚊を媒介にしたデング熱にかかることも、珍しくはありません。
マレーシアは衛生面に厳しい国なので、観光地や屋台に行ったからといって感染症にかかるわけではありません。とはいえ、慣れない環境に住むことの疲れから免疫力が弱り、病気にかかる危険性は0とは言えないでしょう。
マレーシア滞在しばらくは、あまり無理をしない、日本食など体に合った食事をする、蚊にさされにくい服装を纏うなどの生活を心がけることをおすすめします◎
3. 公共交通機関の利用が不便
公共交通機関が発達している日本は、夜は深夜まで、朝は早朝から電車の利用が可能で、乗換などもスムーズですよね。一方、マレーシアは車利用率が高く、まだまだ交通整備があまり進んでいないエリアも多いため、交通機関の乗換がスムーズにできない場合があります。
また、日本に比べて終電が早く、首都のクアラルンプールでは夜22時には終電がなくなる電車もあるようです。タクシーなどの利用はできますが、駅周辺は治安が悪いエリアもあるので、外出は時間などに注意する必要があるでしょう。
4. あらゆる面でルーズ
万事が細かい日本人とは違い、マレーシアの人々は基本ルーズな性格をしています。お店の開店時間が日によって違うなどはザラですし、荷物の配達時間も適当な場合が多いです。(※日にち指定はできる場合が多い)
また、店員の説明が当てにならないこともほとんど。最初は大変かもしれませんが、マレーシアの国民性ということで、慣れるしかないですね。
5. 置き引きなどの軽犯罪が多い
これは海外では珍しくありませんが、クアラルンプールなど人が特に集まるエリアでは、置き引きやスリなどの軽犯罪が高い傾向にあります。海外の中では治安が良いとはいっても、日本のように荷物を置きっぱなしにできるほど安全ではありません。
特に、日本人はお金を持っているイメージを持たれているので、犯罪に巻き込まれる危険性も高くなります。かばんを自分の体から離さないなど、ある程度の防犯意識は持っておくべきでしょう。
どこを選べばいい?マレーシアに住むのにおすすめなエリア
photo@「クアラルンプール市街」
マレーシアに住むメリットやデメリットを見てきましたが、エリアによって特色や住みやすさが、大きく異なります。移住の目的別に、おすすめのエリアをご紹介します。
1. 仕事や勉強をしたい人は「クアラルンプール」などの大都市がおすすめ
photo@「クアラルンプールのビル群」
10代以降のまだ若い世代の人は、仕事や勉強を目的として、マレーシアに移住する場合がほとんどでしょう。働くことが目的であれば、やはり大都市などに求人が集中しているので、首都のクアラルンプールがおすすめでしょう。マレーシアを拠点にして近隣諸国で働きたいのであれば、シンガポールにほど近いジョホールバルもアリかもしれません◎
一方、勉強することが目的であれば、日本人学校やインターナショナルスクールなどが建っている、クアラルンプールやコタキナバルなど、主要都市がおすすめでしょう。
2. ゆっくり余生を過ごしたいなら「ペナン島」などリゾート地がおすすめ
photo@「ペナン島」
定年後にゆっくりした余生の時間を過ごしたい、自分と向き合う時間を大切にしながら生活したいという人には、ペナン島やボルネオ島・クチンなどのリゾート地がおすすめです。
リゾート地といっても喧騒はなく、ゆっくりした時間が流れる自然豊かなエリアなので、定年後などに住むにはぴったりの場所です♡50代以降の日本人から人気が高い場所なので、自分しか日本人がいなくて寂しい……なんてこともなさそうですよ♪
マレーシアに住む前に知っておくべき知識・注意点
最後に、マレーシア移住後にトラブルに遭わないためにも、事前に知っておくべき知識や注意点をご紹介します。
1. 移住後は民間の健康保険に加入すべし
マレーシアに移住するとなった場合、当然日本にあった住民票は抹消され、健康保険からもぬけることになります。そうすると心配になるのが、マレーシアで治療を受ける際の医療費などですよね。
一応、国立病院であれば、待ち時間が長いというネックはあるものの、安価で治療を受けることができます。とはいえ、緊急の時はどこで治療を受けるか分かりません。割高な治療費がかかる、小さなクリニックに搬送される可能性も考えると、やはり保険が重要となってきます。
マレーシアには日本のような国民健康保険などはないので、民間の健康保険から選んで加入しておくことをおすすめします。
2. 年金や住民税など、税金の免除手続きをしておく
日本に住居がある場合や、賃金を受け取っている場合は、マレーシアに移住した後でも日本で所得税や住民税を払い続ける必要があります。
免除手続きをせずにマレーシアに渡ってしまうと、住民票の抹消されることによって税率が引き上げられてしまいます。住民票が抹消される前に、国税局で諸々の税金免除申請を済ませておきましょう。
海外移住は色々と大変な面もありますが、日本だけでは味わえない体験や思い出が得られること間違いなしです!親日家が多いマレーシアは、特に住み心地が良い国なので、ぜひ移住先の候補として考えてみてはいかがでしょうか♪
※当サイトに記載されている情報は、時事要因などにより正確でない場合がございます。できる限り正確な情報を更新するよう努めさせていただきますが、詳細な部分に関しましてはご自身で事前にお調べ頂くよう宜しくお願いいたします。
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