ワカメ、昆布、ヒジキ…海藻が「白髪にいい」って本当? 栄養学博士に聞いた結果
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インターネットなどで「海藻が白髪の予防になる」という情報を見たりします。そこで、ワカメや昆布、ヒジキといった海藻が、白髪にどのような影響を与えるのか、海藻科学研究所の栄養学博士・吉積一真さんに聞いてみました。
海藻は白髪予防の効果に期待できる
Q.ずばり、海藻が「白髪にいい」って本当なのでしょうか?
吉積さん「『海藻を食べると白髪が予防できる』という医学的根拠はありませんが、海藻には白髪予防に効果が期待できる栄養素が含まれています」
Q.「白髪予防」に効果が期待できる栄養素が含まれているということですが、具体的に教えてください。
吉積さん「ワカメや昆布、ヒジキ、ノリなど食事に取り入れやすい海藻の栄養を紹介します。
(1)ワカメ:食物繊維、カリウム、カルシウム、マグネシウム、βカロテンなど
(2)昆布:食物繊維、カリウム、カルシウム、マグネシウム、ヨウ素、グルタミン酸など
(3)ヒジキ:食物繊維、カリウム、カルシウム、マグネシウム、ヨウ素など
(4)ノリ:タンパク質、食物繊維、ヨウ素、βカロテン、ビタミンCなど
カリウムやカルシウム、マグネシウムといったミネラルは、髪が黒くなるメラニン色素を作る酵素の働きを活性化させる作用があることから、髪を黒く保ちます。
ヨウ素は甲状腺に多く存在し、甲状腺ホルモンの材料となります。甲状腺ホルモンには炭水化物、タンパク質、脂質などをエネルギーに変換し、新陳代謝の促進、細胞の成長を助ける働きがあるため、メラニン色素を作る酵素を活性化してくれます。
βカロテンやビタミンCは抗酸化作用を有しており、紫外線などから生じる活性酸素による髪のダメージから守ってくれます。また、新陳代謝を促し、健康的な髪を維持する作用があります。
髪の主成分は、タンパク質なので、タンパク質なしでは、髪は作れません。タンパク質が不足すると、白髪の原因になることがあります。
白髪になる原因として、加齢によるメラノサイト(髪を黒くする色素を作る酵素)の働きの低下』『栄養不足』『紫外線』などがあります。海藻に含まれるミネラルやヨウ素は、加齢によるメラノサイトの働きを促進することもあり、βカロテンやビタミンCを有していることから、高齢者は海藻を積極的に食べることをお勧めします。しかし、甲状腺に疾患がある方は、海藻を大量に接種することは控えてください。また、昆布は多量摂取すると甲状腺機能低下のリスクもあるため、調整するようにしてください」
オトナンサー編集部
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