【漫画】「お世辞じゃないよね?」 褒められても心から喜べない… 疑い深い漫画家が素直に受け取れるようになった“きっかけ”に共感の声続々<作者インタビュー>
- オトナンサー |

コメントに対する感じ方の変化を描いた漫画「感想を送り合うことで感動した話」が、Xで話題となっています。
漫画家・イラストレーターとして活動する作者は、よく読者から感想のコメントをもらうことがあります。疑い深い作者は、褒めてくれるコメントを素直に受け止めることができなかったのですが…。読者からは「分かる!」「感想を送るときは悩みますよね」「気持ちが通じ合うってすてき」などの声が上がっています。
「褒め言葉」を素直に受け取る大切さ
この漫画を描いたのは、Xで漫画を発表している、漫画家・イラストレーターの加藤のりこさんです。加藤のりこさんに、作品についてのお話を聞きました。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
加藤のりこさん「小さい頃から落書き程度には絵を描いていて、本格的に漫画を描き始めたのは高校時代です。金銭的な面で漫画家になることは諦めていたのですが、やはり絵を描く仕事ならいけると思い、今は独立して漫画家・イラストレーターとして活動しています」
Q.今回、漫画「感想を送り合うことで感動した話」を描いたきっかけを教えてください。
加藤のりこさん「『コルクマンガ専科』という講座の課題として描きました。グループでお互いの作品の感想を伝え合う場があったのですが、皆さんとても優しくて…。そのときに『最近、感動したこと』というテーマで、生まれた作品です」
Q.いつごろから「褒め言葉」を疑うようになったのでしょうか。
加藤のりこさん「褒め言葉を素直に受け取れないのは、昔からです。疑い深い性格なのと、あまり褒められずに育ったことや、就職氷河期世代でパワハラが当たり前の環境で過ごしたことが影響しているかもしれません」
Q.創作や仕事をしていて、「言葉の受け取り方」で心掛けていることはありますか。
加藤のりこさん「仕事では『お世辞でも素直に受け取る』ということを心掛けています。お世辞も相手の配慮だと思い、素直に受け取るようにしたら、仕事がより円滑に進むようになりました。コメントも時間を割いて書いてくださっているので、とてもありがたいです」
Q.コメントを素直に受け取るようになってから、何か変化はありましたか。
加藤のりこさん「素直に受け取ることで、ありもしない悪意を探ってイライラする時間がなくなりました。仕事でもメールのやりとりで、相手の文面がそっけなく感じてしまうことがありますが、実際にはまったく悪気はないと気付き、気にすることはなくなりました」
Q.「このコメントがあったから頑張れた」と思うようなエピソードはありますか。
加藤のりこさん「全てうれしいですが、やはり『面白い』と言ってもらえると素直にうれしいです。他にも、以前漫画を担当した書籍が評判になり、編集者さんから『漫画に負けないように他のページも頑張ります』と言っていただけたことがうれしかったです」
Q.漫画「感想を送り合うことで感動した話」について、どのような意見が寄せられていますか。
加藤のりこさん「SNSのコメントに対して悩むことがある人は多いようで、共感のコメントを頂きました。好意を無下にしている内容でもあるので投稿するのを躊躇(ちゅうちょ)しましたが、好意的に受け取ってくださり、ほっとしました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えてください。
加藤のりこさん「これまではご依頼を受ける形が中心でしたが、これからは自分から企画を提案する仕事もしていきたいです。創作漫画もその一環で、世の中の人が何を考えているのか知りたいと思っています。今はいろいろな人たちとお会いするのが楽しいです」
オトナンサー編集部
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