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西武線の脇に「巨大な橋脚」が出現! 2大幹線をまたぐ“画期的な道路”悲願の全通へ着々 「悪名高い渋滞都市」が変わる!?

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中心市街地がヒドイ渋滞の「所沢」をスルー!?

 埼玉県所沢市で2026年4月現在、西武新宿線の横に巨大な橋脚が出現しています。長年にわたり市街地渋滞に悩まされてきた所沢を変えるかもしれない道路です。

Large figure1 gallery9西武新宿線の脇にできた北野下富線の橋脚(乗りものニュース編集部撮影)

 路線名は「北野下富線」といい、新所沢駅の北側約1kmのところで陸橋を建設しています。市は「今後、ますますその整備の必要性が高まってくることをふまえ、現在、北野下富線の整備を重点的に進めております」と、とりわけ路線名を挙げてアピールしているほどです。

 北野下富線は、国道463号バイパスの「小手指ヶ原」交差点から西武池袋線(小手指陸橋)、西武新宿線を越え、県道東京狭山線の「下富駿河台」交差点までをつなぐ総延長5.5km。1966年に都市計画決定し、2025年3月までに約5.15kmが開通しており、あとは西武新宿線の陸橋区間約400mを残すのみとなっています。

 この路線が市にとって画期的なのは、中心市街地を通らない“外環状線”的な役割を果たすためです。

 所沢の市街地は面的に、かつ慢性的渋滞しています。その理由は、市を東西に貫く国道463号とそのバイパスが中心部を貫通しており、しかも市街地に近づくと車線が減ること、西武池袋線と新宿線という2大幹線が交わるため踏切が多いこと、さらに東京都とを行き来する道路がどれも貧弱なことなど、複合的です。

 特に、中心市街地から東西へ延びる国道463号のバイパス2路線(浦和所沢バイパス、所沢入間バイパス)は、起点・終点が食い違っているため市街地を行き来しなければならず、通過交通は否が応でも渋滞に巻き込まれてしまうのです。

 これに対し、北野下富線のルートは直接的には国道463号バイパスどうしを結ばないものの、交通の転換による市街地渋滞の緩和が期待されています。

 まず、東側で接続する県道東京狭山線は、2000年代以降に整備が本格化した4車線の南北道路であり、周辺は田園地帯のため交通量にも余裕があります。北野下富線の接続点は国道463号から北へ3.5kmほど離れていますが、関越道の「三芳スマートIC」が近いです。「所沢IC」とそれに接続する国道463号に代わって、三芳スマートICから北野下富線を利用すれば、中心市街地の通過を避けて入間市方面を行き来できるようになります。

 西武新宿線の陸橋は、2024年度から26年度にかけて下部工(橋脚など)を、26年度から27年度にかけて上部工(橋桁など)を施工する計画。開通はそれ以降となりそうですが、着々と進行しているようです。

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