どうせ読むならポイント貯めない?

「1日100回、調味料をなめた」熱量が半端ない! ミツカン「〆まで美味しい鍋つゆ」シリーズのリニューアル座談会に潜入

602 YOU
  • マイナビウーマン
  • |

Mizkanは10月8日、看板シリーズ「〆まで美味しい鍋つゆ」のリニューアルを記念して、「ミツカン『〆鍋』リニューアル座談会」を開催しました。ゲストにはミツカンファンとして落語家の桂宮治さんが登場。各商品担当者から、リニューアルに至った背景、開発過程の苦労や工夫などにつき、宮治さんとクロストークが行われました。

「〆まで美味しい鍋つゆ」ってどんなシリーズ?

Dsc00480

【写真左から】「〆まで美味しい キムチ鍋つゆ」担当 平井さん/「〆まで美味しい ごま豆乳鍋つゆ」担当 山中さん/落語家の桂宮治さん/「〆まで美味しい 焼あごだし鍋つゆ」担当 服部さん/「〆まで美味しい 寄せ鍋つゆ」担当 滝口さん/「〆まで美味しい」シリーズマーケティング担当 田中さん

ミツカンの鍋つゆ「〆までおいしい鍋つゆ」シリーズは、2009年から続くロングセラーシリーズ。「最後の〆までおいしくて、みんなが喜ぶ」をコンセプトに、香りや味の持続性がある素材を厳選・ブレンドし、しっかりとした味わいが楽しめるのが特徴です。

今回のリニューアル記念座談会のゲストとして登場した宮治さんは、「ずーっと(ミツカンに)片思いだったので、今日ゲストとして呼んでもらえて本当にうれしいです。うちでは味ぽんの家庭用サイズでは足りず、業務用を使ってます」と冗談を交えつつ熱く語るほど、筋金入りのミツカンファン。

座談会では商品の開発担当者に直接話が聞けるとあって、宮治さんは「僕にとっては神さまみたいな人たち。落語家からしたら、(古今亭)志ん生、(三遊亭)円生(※)みたいな、そういうレベル」とイベント開始早々、興奮した様子でした。

※両名とも、昭和における落語の名人

落語にも共通点? 看板商品「ごま豆乳鍋つゆ」「キムチ鍋つゆ」の挑戦

まず登場したのは、〆鍋シリーズの開発に16年携わり「ごま豆乳鍋つゆ」を長年担当してきたベテラン開発者の山中さんと、「キムチ鍋つゆ」の開発を担当した平井さん。お二人のテーマは、「看板商品のリニューアルはつらいよ!」です。

Dsc00110

クロストークは宮治さんを囲み、鍋をつつきながらこたつで行われた

このテーマを聞いた宮治さんは、「古典落語は何百年も磨いてきたもの、そしてお客さまに愛されてきた最高のもの。それを自分の色でちょっと変えていくのは、ものすごく勇気がいる」と、自身の経験を踏まえてコメント。

そのコメントを聞いた「ごま豆乳鍋つゆ」担当の山中さんは、「多くの方に愛していただいている商品を変えることは、とてもプレッシャーでした。『あぁ、変わっちゃったんだ』とガッカリするほうに思われたらダメ。『いつも通りおいしいな』と思われながらも、変えないといけないのがすごく難しかったです」と共感し、看板商品ならではの苦労を語りました。

Dsc00044

看板商品だからこその苦労を語る山中さん

また、原料であるゴマの価格が物価高で上昇し、ゴマ調達の調整にも苦戦したそうです。その中で、原料提供先から提案されたゴマが、香りの立ち方で群を抜いており、それがリニューアル成功の鍵となったとのこと。

実際、会場では旧製品と新製品を食べ比べるセッションが行われ、宮治さんからは「食べ比べると、新製品はゴマが違うというのがすぐわかりますね! 前のよさを残しながらおいしくなっている」とリニューアル商品に太鼓判を押しました。

続いてトークに参加した「キムチ鍋つゆ」担当の平井さんは、〆鍋シリーズの開発に携わって2年半ほど。今回のリニューアルでは、「子どもも楽しめる辛さ」をテーマに味の調整に取り組んだそうです。

開発中に平井さんは、鍋つゆ作りのレジェンドである山中さんに“味づくりの秘訣”について尋ねたところ、「1日100なめ」と教えてもらったそう。「鍋つゆの原料になる醤油や味噌、塩を1日100なめると、味がわかるようになる」という教えです。

これを受け、宮治さんは落語界でも「高座百編」という考え方があることを明かし、「私たちも家で何回も練習するより、お客さんの前で100回やるほうが変わってくる」と頷きながら聞いていました。

平井さんは「1日100なめ」を実践・継続するなかで、意外な発見が味の転換点になったと言います。それはミツカンならではの「お酢」と「砂糖」という身近な組み合わせ。

Dsc00150

山中さんの教え「1日100なめ」に実直に取り組んだ平井さん

「キムチ鍋のおいしさでもある『口に入れた瞬間のキムチ味の爽やかな酸味』を出すのに苦労していたのですが、少量のお酢を加えることでパッときれいな酸味が出るようになりました。さらにほんのわずかな砂糖を足すとその輪郭もきれいに出るようになり、グッとおいしくなりました」(平井さん)

この絶妙な調整により、辛味が苦手な子どもも楽しめる「やさしいキムチ鍋」が実現。その結果、SNSでは「ミツカンのキムチ鍋、おいしすぎる!」「作ってくれたミツカンの人たち、ありがとう!」という声が続々と上がっているそうです。

裏舞台での挑戦とチームの結束

後半では、「焼きあごだし鍋つゆ」担当の服部さん、〆鍋シリーズマーケティング担当の田中さん、「寄せ鍋つゆ」担当の滝口さんが登場し、開発秘話を語りました。

「焼きあごだしつゆ」担当の服部さんは、焼きあごだしのふくよかな香りを強化したかったため、原料メーカーの工場で直接鍋を作り、試食しながら理想の味を共有する「鍋パ(鍋パーティー)」を行ったそうです。「鍋パ」といってもまじめなもので、現場に赴いて対話を重ねることで、理想の味を共通言語化できたとのこと。

Dsc00308

「焼きあごだし鍋つゆ」担当の服部さん

マーケティング担当の田中さんは、チームの結束やブランドへの誇りを高めるために「鍋部シール」というステッカーを制作し、メンバーに配ったそう。

また、パッケージ刷新でも工夫があったそうで、「絶対に変えてはいけない要素」と「変えてもいい要素」を見極めるため、ロイヤルユーザーにパッケージを記憶だけで描いてもらうなどの調査を実施。覚えている要素を守りつつ、視覚的に新鮮さを出したパッケージデザインが完成しました。

Dsc00235

〆鍋シリーズマーケティング担当の田中さん

寄せ鍋つゆ担当の滝口さんは、「今は物価高で、寄せ鍋つゆのパッケージにあるフルセットの食材(カニ、鶏肉、白身魚、えび、しいたけ、にんじん、ネギなど)を用意できないご家庭もある」という課題にフォーカス。少ない材料でもおいしく鍋が食べられるように設計したそうで、「鶏肉と白菜」「マグロとネギ」という2つの食材の組み合わせを宮治さんに提案しました。

Dsc00356

「寄せ鍋つゆ」担当の滝口さん

2品だけでも鍋が楽しめることについて、宮治さんは「全国のお父さん、お母さんは(うれしくて)泣いてますよ!」と子育て世帯の気持ちを代弁。実際に中3・中1・小4の3人のお子さんがいるパパとして、とても共感した様子でした。

熱量高いトークに、宮治さんが感じたこととは?

イベントの最後には、宮治さんが締めの言葉を語りました。

「〆鍋シリーズとは“愛”そのもの。開発者の愛、仲間への愛、ご家庭で囲む愛——すべてがこの鍋に込められていると思います」

Dsc00414

座談会を聞き終え、その感想を「愛」とまとめた宮治さん

座談会を通じて浮かび上がったのは、味を守る覚悟と、その裏にあるミツカン社員の人間味。「変える勇気」も「守る意志」もどちらも欠かせないからこそ、長く愛されるブランドは進化し続けられるのだと感じさせられました。

「〆まで美味しい鍋つゆ」シリーズ/Mizkan
https://www.mizkan.co.jp/nabe/product/shimemade/

(取材・文:マイナビ子育て編集部)

実は損している?

ニュースを読んでポイントが貯まるサービスがあるのを知っていますか?ポイントサイトのECナビでは好きなニュースを読んでポイントを貯めることができるのです。(※ECナビはPeXの姉妹サイトです。)今日読んだニュースが実はお小遣いになるとしたら、ちょっと嬉しいですよね。

ポイントの貯め方はニュースを読む以外にも、アンケート回答や日々のネットショッピングなど多数あるので、好きな貯め方でOK!無料で登録できてすぐに利用できます。貯まったポイントはPeXを通じて現金やAmazonギフトカードなどに交換できます。

運営実績も15年以上!700万人以上の方がポイントを貯めています。毎日好きなニュースを読んでお小遣いを貯めてみませんか?

YOUの気持ち聞かせてよ!

いいね いいね
ムカムカ ムカムカ
悲しい 悲しい
ふ〜ん ふ〜ん
NEWS一覧へ

ポイント ポイント獲得の流れ

ポイント獲得の流れ

ポイント ルール・注意事項

ポイント獲得!!