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「実は運動しないほうが食欲が増す」と専門家。その理由が超合理的だった

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  • マイナビウーマン
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ダイエットのために運動をしても、お腹が減ってたくさん食べてしまうというイメージがありますが……。実際は、運動不足の方が食欲が増すようです。

\脂肪燃焼のカギを握るのは自律神経だった!/

体重が減っても脂肪が落ちない……。そんなダイエットのよくある悩みは、自律神経を意識することで解決できるかも!?
京都大学名誉教授でスポーツ医学第一人者の森谷敏夫先生が、自律神経を活性化してやせ体質に変わる方法を伝授。カロリー制限もハードな運動もなし、ただ習慣を変えるだけで、楽に続けられるダイエットを始めましょう。

今回は運動と食欲について、書籍『京大式 脂肪燃焼メソッド』(青春出版社)から一部抜粋してお届けします。

「運動をするとお腹が減る」はウソだった

運動をすることで筋肉が刺激され、交感神経が鍛えられると、体脂肪の燃えやすい体になります。しかし、運動の効果はこれだけではありません。運動は、痩せるためのもう1つのカギ、食欲の抑制にも高い効果があるのです。

太りたくなければ、運動直後に食事をとろう

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(※画像はイメージです)

運動中は筋肉にたくさんの血液を送り込まなければなりません。そのために、交感神経が懸命に働いて、筋肉の血管を広げようと頑張ります。

一方、副交感神経は手綱をゆるめて、筋肉へより多くの血液を届けようと、胃腸などの消化器の血管を収縮させて、消化器へ流れる血液量を減らそうと働くのです。

運動中は交感神経が働いているのですから、満腹中枢も活性化されています。そのため、お腹はすきません。さらに、副交感神経が手綱をゆるめているために、摂食中枢は働かず、食欲はわいてこないのです。

このように運動中は食欲が抑えられているのですが、実は運動を終えてもしばらくは、このような状態が続きます。そのため私は、痩せたいのなら、運動直後から40分以内に食事をとるようにとすすめています。この40分の間は食欲が抑えられているので、食べすぎないで済みますし、太りにくくなるのです。

「運動しないと食欲が増す」という残念な事実

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(※画像はイメージです)

運動不足の人は、食欲が旺盛になります。対して、運動を十分にしている人では、食欲が抑制されています。なぜでしょう。

運動不足の人は交感神経の働きが低下しているので、相対的に副交感神経が優位になっています。副交感神経の中枢は、摂食中枢でもありますから、副交感神経が優位に働いていれば、摂食中枢も刺激され、食欲がわいてくるのです。

反対に、運動をしている人は交感神経が活発に働いています。交感神経の中枢である満腹中枢が刺激された状態にあるため、食欲が抑えられているというわけです。運動をしないでいると食欲が増すことは、マイヤー博士による有名なラットの実験で、すでに明らかにされています。

小さなケージに入れて、運動をまったくさせなかったラットと、1時間運動させたラットとを比較したところ、運動をしなかったラットのほうが9パーセントも多くのエサを食べたのです。もちろん、動かないで、食べすぎたラットたちは太りましたし、1時間運動して適量を守って食べたラットたちは太らなくて済みました。

つまり、適度に運動すると食欲が抑えられて、太りにくいけれど、運動をしないと食欲が増して過食となり、太ってしまうということです。

さらに実験を続けると、2時間運動したラットでは、1時間のラットの2倍のエサを食べ、それが3時間になるとエサの量も3倍……というように増えていきました。これでは、これまでの説明と矛盾しているように感じる方もいるかもしれませんが、運動時間が2時間から5時間までのラットは、運動時間によってエサを食べる量は増えたものの、体重は増えなかったのです。

これは何を意味するのか。つまり、運動しているラットたちは、自律神経がきちんと働いているので、食欲の自動制御ができているということです。

自律神経が働いているため、運動量に応じた量のエサだけを食べる。だからこそ、食べすぎることもなく、太らずに済んだのです。

動かないとお腹がすくのは、本能のしわざ

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(※画像はイメージです)

運動をまったくしなかったラットのほうが旺盛な食欲を示して、たくさんエサを食べたというのは、自律神経からも説明がつきますが、また別の面から考えると、これは実に合理的な行動でもあります。

ラットたちは運動をしない安静時には、きたるべき飢餓にそなえてエネルギーをたくわえるために、たくさんのエサを食べようとするのです。

私たち人間もラットと同じ動物です。やはり、安静時には飢餓にそなえて、体はたくさん食べておこうとする……。このことは、生き物としての本能なのでしょう。動物はそのようにできているのです。

だから、冬、こたつに入ってじっとしていると、やたらにみかんを食べすぎてしまったりするのですね。

動かないでいると、お腹がすくように体ができているのなら、食べすぎないためには体を動かすしかありません。運動は交感神経を鍛えて体脂肪の燃焼を促すだけでなく、食欲を抑えるために不可欠なものだといえます。

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この続きは、是非書籍でご覧ください。

※本記事は、『京大式 脂肪燃焼メソッド』著:森谷 敏夫/青春出版社 より抜粋・再編集して作成しました。

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