台風情報でおなじみ「ヘクトパスカル」←実は“3代目”! 世代がバレるかもしれない《単位》の変遷
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台風情報などでよく耳にする「ヘクトパスカル」という言葉。実は、この呼び名は“3代目”で、一昔前は別の呼び名だったことをご存じでしょうか。昔の名前を知っていると、もしかしたら世代がバレてしまうかもしれません。
1992年に「ヘクトパスカル」に切り替え
そもそも「ヘクトパスカル(hPa)」とは、“気圧の大きさ”を表す単位のこと。これは「ヘクト」と「パスカル」という2語が組み合わさってできた言葉で、「ヘクト」は100倍という意味です。「1パスカル」は1平米の床に約100グラムの重さを置いたときの圧力のこと。そのため、「1ヘクトパスカル」は「1平米の床に10キロの重さを置いたときの圧力」を指します。
台風情報を伝える際には、台風の中心気圧を指す単位として「ヘクトパスカル」が使われ、中心気圧が低いほど台風の勢力が強いということになります。台風の強さは、風の強さや強風域の大きさなどにも影響されますが、中心気圧が950ヘクトパスカル以下になると「非常に強い台風」とされるので、目安として覚えておくといいかもしれません。
今ではおなじみの「ヘクトパスカル」ですが、1992年までは「ミリバール(mbar)」という単位が使われていました。しかし、国際的にさまざまな単位の基準を合わせるための「国際単位系」では「ヘクトパスカル」が使われていたため、日本も1992年から「ヘクトパスカル」へ切り替えることに。それぞれの数値に違いはなく、「1ミリバール=1ヘクトパスカル」なので問題なく移行できたようです。
さらに遡ると、戦前には「水銀柱ミリメートル」という単位も使われていました。この単位は、昔は水銀を使って気圧を測っていたことに由来しています。現在「水銀柱ミリメートル(mmHg)」は血圧を表す単位として使われているので、なじみがある人も多いのではないでしょうか。
台風の話題になったとき、うっかり「ミリバール」と言ってしまうと、世代がはっきりとバレてしまうかも……? この機会に「ヘクトパスカル」と言うようにしてみてもいいかもしれません。
オトナンサー編集部
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