「自分、ストレス溜まってるな」と気づく瞬間は? もっとも多かったのはあの瞬間……
- マイナビウーマン |

オンラインカウンセリングサービス「Kimochi」を運営するrementalはこのほど、20代〜50代以上の男女429名を対象に「ストレスサインに関する意識調査」を実施しました。
その結果、「自分、ストレス溜まってるな」と気づく瞬間として最も多かったのは「イライラしやすくなる」(64.6%)で、2位「眠れない・寝つきが悪い」(44.1%)、3位「体調が悪くなる」(35.9%)と続きました。心と体の両面にストレスのサインが現れることが明らかになりました。
■なぜメンタルヘルス企業が「ストレスサイン」を調査?
同社は、オンラインカウンセリングサービス「Kimochi」を運営しています。
なぜメンタルヘルス企業である同社が「ストレスサイン」をテーマにした調査を実施するのか。
その背景には、ストレスの早期発見・早期対処の重要性があります。
◇ストレスサイン×メンタルヘルス:3つの視点
(1)自分のストレスサインを知ることが予防の第一歩
ストレスは目に見えませんが、心と体に様々なサインとして現れます。自分特有のサインを知っておくことで、ストレスの蓄積に早く気づき、深刻化する前に対処できます。
(2)サインを無視し続けると心身の不調につながる
イライラや不眠などのサインを「このくらい大丈夫」と放置すると、慢性的なストレス状態となり、うつ症状や身体疾患のリスクが高まります。サインは体からのSOSです。
(3)サインに気づいたら、それが相談のタイミング
「まだ大丈夫」「もっとつらい人もいる」と我慢するのではなく、サインに気づいた時点で誰かに相談することが、メンタルヘルスを守る鍵となります。
同社の運営するオンラインカウンセリング「Kimochi」では、「イライラが止まらない」「眠れない」「やる気が出ない」といったストレスサインに関する相談が多く寄せられています。
同調査は、オンラインカウンセリングによるストレスや悩みへの対応だけでなく、その原因や実態を明らかにすることで、一人ひとりの状況や悩みの背景に寄り添った最適なケアを提案し、まだ相談に至っていない潜在的な悩みを抱える人たちにもアプローチすることで、「メンタルヘルスにおける機会損失をゼロにする」というミッションの達成を目指す活動の一環として実施しました。
◇ストレスサインに関する意識調査サマリー

■調査結果(1) ストレスに気づく瞬間ランキングTOP10

「自分、ストレス溜まってるな」と気づくのはどんな時か(複数回答)を尋ねたところ、「イライラしやすくなる」が64.6%で圧倒的1位となりました。約3人に2人が、イライラをストレスのサインとして認識しています。
▼この結果が示すこと
ストレスサインは大きく3つに分類できます。
「心理的サイン」(イライラ、無気力、涙が出る等)、「身体的サイン」(不眠、体調不良、肌荒れ等)、「行動的サイン」(過食、SNS依存、飲酒量増加等)です。
TOP10を見ると、心理的サイン(1位、4位、5位、6位、9位)と身体的サイン(2位、3位、6位)がバランスよく入っており、ストレスが心と体の両面に現れることがわかります。
また、「過食」(8位)や「SNSを見すぎる」(10位)といった行動の変化もストレスサインとして認識されています。
■調査結果(2) 性別で異なるストレスサイン
性別でストレスサインを比較すると、男女ともに「イライラ」が1位である一方、顕著な違いも見られました。

特筆すべきは20代で「無気力になる」が2位(45.0%)に入っていることです。他の年代では「眠れない」が2位ですが、20代だけは「無気力」が上位に来ています。
また、20代は「涙が出る」(3位・41.2%)、「過食」(5位・30.0%)も高く、感情的・行動的なサインが目立ちます。
▼この結果が示すこと
20代の「無気力」が高い背景には、社会人としてのプレッシャー、キャリアへの不安、SNSでの比較による自己肯定感の低下など、若年層特有のストレス要因があると考えられます。「何もやる気が起きない」「頑張れない」という状態は、うつ状態の初期症状である可能性もあり、注意が必要です。
一方、40代・50代以上では「眠れない」が2位と高く、「集中できなくなる」も上位に入っています。仕事や家庭での責任が増し、不眠やパフォーマンス低下としてストレスが現れやすいことがうかがえます。
■調査結果(3) 年代で異なるストレスサイン
年代別に見ると、すべての年代で「イライラしやすくなる」が1位である一方、2位以下に特徴的な違いが見られました。

特筆すべきは20代で「無気力になる」が2位(45.0%)に入っていることです。他の年代では「眠れない」が2位ですが、20代だけは「無気力」が上位に来ています。
また、20代は「涙が出る」(3位・41.2%)、「過食」(5位・30.0%)も高く、感情的・行動的なサインが目立ちます。
▼この結果が示すこと
20代の「無気力」が高い背景には、社会人としてのプレッシャー、キャリアへの不安、SNSでの比較による自己肯定感の低下など、若年層特有のストレス要因があると考えられます。「何もやる気が起きない」「頑張れない」という状態は、うつ状態の初期症状である可能性もあり、注意が必要です。
一方、40代・50代以上では「眠れない」が2位と高く、「集中できなくなる」も上位に入っています。仕事や家庭での責任が増し、不眠やパフォーマンス低下としてストレスが現れやすいことがうかがえます。
■調査結果(4) ストレスレベル別に見るサインの強さ
ストレスレベル別に見ると、ストレスが高い人ほど各サインの出現率も高くなることがわかりました。

▼この結果が示すこと
ストレスレベル5の人は、レベル3の人と比較して、すべてのサインで出現率が高くなっています。特に「イライラ」は76.7%と約8割に達し、「眠れない」も55.8%と過半数。
複数のサインが同時に出ている状態であることがうかがえます。
これは、ストレスサインが「段階的に増える」ことを示唆しています。最初は一つだったサインが、ストレスの蓄積とともに複数に広がっていく。サインが増えてきたら、それは危険信号です。
■ストレスサインに関する意識調査結果からの考察
同調査から、ストレスは心と体の両面に様々なサインとして現れること、そしてサインの現れ方には個人差があることが明らかになりました。
◇「イライラ」が1位である理由
「イライラしやすくなる」が圧倒的1位(64.6%)となった背景には、イライラが最も自覚しやすいストレスサインであることがあります。普段なら気にならないことにイラッとする、家族や同僚にきつい言い方をしてしまう。こうした変化は、自分でも周囲からも気づきやすいものです。
自由記述でも「普段は何ともないことでもイライラするとき」「ちょっとしたことで暴言を吐いてしまう」といった回答が多く見られました。イライラは「自分らしくない行動」として認識されるため、ストレスのサインとして自覚されやすいと考えられます。
◇自分のストレスサインを知っておくことの重要性
同調査で明らかになったように、ストレスサインは人によって異なります。イライラが出やすい人、不眠が出やすい人、過食に走りやすい人。自分特有のサインを知っておくことが、早期対処の鍵となります。
「いつもと違う自分」に気づいたら、それはストレスが溜まっているサインかもしれません。「このくらい大丈夫」と放置せず、休息を取る、誰かに話す、専門家に相談するなど、早めの対処を心がけましょう。
■調査概要
・調査期間:2026年1月
・調査機関(調査主体):remental
・調査対象:20代〜50代以上の男女
・有効回答数(サンプル数):429名
・調査方法(集計方法、算出方法):インターネット調査を実施し、回答結果を単純集計および割合(%)で算出。回答比率は小数点以下を四捨五入して表示しているため、合計が100%にならない場合があります。
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