胃腸が弱い人は要注意!? 「キュウリ」と組み合わせてはいけない“食べ物”とは【管理栄養士が解説】
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夏野菜の一つがキュウリです。サラダにして食べる人は多いのではないでしょうか。一方、ネット上ではキュウリと一緒に食べるのを避けた方がよい食べ物があるという情報があります。実際に、キュウリと一緒に摂取するのを避けた方がよい食べ物はあるのでしょうか。管理栄養士の松田加奈さんに聞きました。
キュウリに含まれる「アスコルビナーゼ」がビタミンCを壊す
Q.そもそも、キュウリにはどのような栄養素が含まれているのでしょうか。
松田さん「キュウリの成分の95%が水分です。キュウリに含まれる最も多い成分は、むくみ予防や高血圧予防などの効果があるカリウムです。さらに、強い抗酸化力を持ち、病気予防や免疫力の向上効果があるビタミンAが多く含まれています。加えて、ビタミンCや亜鉛、マグネシウムも取ることが可能です。
キュウリを同じグラム数で他の野菜と比べると、カリウムの場合はナスの1.25倍、ビタミンKはトマトと同じくらい、ビタミンCはトマトの1.4倍、食物繊維はキャベツと同じくらい含まれています。キュウリはあまり栄養がないのではと思われがちですが、皆さんが思っている以上に栄養が含まれているので積極的に食べると良いでしょう」
Q.キュウリと食べ合わせが悪い食べ物について、教えてください。
松田さん「キュウリと食べ合わせが悪い食べ物で代表的なのは『トマト』や『レモン』です。どちらもビタミンCが豊富に含まれていますが、キュウリに含まれるアスコルビナーゼにはトマトやレモンのビタミンCを壊してしまう働きがあるため、一緒に食べると栄養の吸収が妨げられます。
キュウリとレモン、トマトはいずれも体を冷やす効果のある食べ物です。胃腸が弱い人は、キュウリとともにトマトやレモンを食べるのを避けた方が良いでしょう。 しかし、あくまでビタミンCが摂取しにくくなってしまうだけであり、体に害があるわけではありません。食べ過ぎないように注意すれば、問題ないのではないでしょうか」
Q.キュウリの栄養素を効率的に摂取するにはどうしたらよいのでしょうか。みそ汁に入れたり、炒めたりして食べる人もいるようですが、問題はないのでしょうか。
松田さん「ビタミンBやビタミンCは水に流れ出てしまいますが、炒めたり汁に入れたりするのであれば栄養がしっかり取れるので問題ないと思います。中華料理などではよくキュウリを炒めますが、火を通しても栄養素が変化するということはないので大丈夫です。豚肉などと一緒に炒めると食感が変わり、おいしく食べられますよ。また、塩もみをして水分を出し、漬物や浅漬けにするのも良いでしょう」
オトナンサー編集部
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