雨の日に使う「カッパ」は「河童」と関係がある?驚きの語源とは!
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雨の日に大活躍の「カッパ」。その名前の由来は、てっきりあの妖怪の「河童」だと思っていませんか?実は、はるばる海を越えてやってきた、意外でおしゃれな言葉だったんです!
雨具の「カッパ」は妖怪じゃなかった!
梅雨の時期や急な夕立で、私たちを雨から守ってくれるレインコート、通称「カッパ」! 子どもの頃、「カッパ着なさい!」なんて言われた経験、きっとありますよね。
ところで、この「カッパ」という言葉、なぜそう呼ばれるようになったかご存知ですか? 多くの方が、頭にお皿があってキュウリが好きな、あの妖怪「河童(かっぱ)」を思い浮かべるのではないでしょうか。背中に甲羅があって、なんだか雨をしのげそう…そんなイメージから付いたのかな?なんて思いますよね。
でも実は、まったく違うんです!

雨具のカッパの語源は、なんと**ポルトガル語の「capa(カパ)」**という言葉に由来します! 「capa」は、ポルトガル語で「マント」や「外套(がいとう)」を意味する言葉。昔のヨーロッパの肖像画で、王様や貴族が肩から羽織っている、あのマントのことなんです!なんだか、急におしゃれな響きに聞こえてきませんか?
はるばる海を越えてやってきた言葉たち
では、なぜポルトガル語が日本の日常に根付いたのでしょうか?
その歴史は、16世紀の大航海時代にまでさかのぼります。 日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルも、この時代にやってきましたよね。当時の宣教師たちが身に着けていたマントが「capa」と呼ばれており、それが雨風をしのぐための外套だったことから、日本では「雨具=カッパ」として定着していったと言われています。
ちなみに、私たちが普段何気なく使っている言葉の中にも、ポルトガル語由来のものはたくさんあるんですよ!
- パン(pão)
- 天ぷら(tempero) ※諸説あり
- タバコ(tabaco)
- 金平糖(confeito)
- カルタ(carta)
こうして見ると、私たちの生活の中に、歴史のロマンが隠れているような気がしてワクワクしませんか?
まとめ
いつも当たり前のように使っていた「カッパ」という言葉。その由来が、妖怪の河童ではなく、ポルトガル語の「capa(マント)」だったなんて、本当に驚きですよね! 戦国時代に遠い異国の地から伝わったものが、形を変えながらも現代の私たちの生活に息づいている…。そう思うと、雨の日にカッパを羽織る時、少しだけ特別な気持ちになれるかもしれません! 言葉のルーツをたどってみると、忘れていた歴史の物語が見えてくるから不思議です。
皆さんの身の回りにも、「これって何が由来なんだろう?」と気になる言葉はありませんか?ぜひ、ご意見や感想を聞かせてくださいね!
引用ソース
- 語源由来辞典: カッパ
- 株式会社時事通信社: 時事ドットコム「ことばのQ&A」
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