恵方巻きはいつ食べる? 2022年の方角は? 具材に込められた意味や食べ方の作法まとめ
- マイナビウーマン |

「鬼は外、福は内」の節分に恵方巻きと呼ばれる巻き寿司を食べることは周知度が高くなってきました。今回は2022年の恵方とされる方角と節分の日にちについての情報をお届けします。また恵方巻きの由来や具材に込められた意味、食べ方の作法について詳しくご紹介していきます。
2022年の節分はいつ? 恵方は?
2022年の節分は、2月3日(木)です。
節分は立春の前日で、毎年同じ日ではないことをご存知だったでしょうか。そもそも節分とは、季節の分かれ目である立春・立夏・立秋・立冬の前日のこと。年に4回ある計算になりますが、恵方巻きを食べたり、豆を撒いたりするのは、立春前日の節分だけです。
そして気になる2022年の恵方は「北北西やや北」。
スマホのコンパス(方位磁石)アプリを使えば、手元に方位磁石がなくても簡単に方角がわかります。便利なのでぜひ活用してみてください。
恵方巻を食べる理由とは
恵方巻きの由来・歴史
恵方巻きの由来や歴史には諸説ありますが、有力だと言われている説をご紹介します。
発祥地は、「大阪の花街」(芸妓さんが芸を披露したり、お客さんとの歓談を行うお茶屋が集合している街)だと言われています。花街で働く芸妓さん、商人たちが商売繫盛の意味を込めて、恵方に向かって海苔巻きを食べていた、というのが最も有力な由来の説です。
この風習がいつ頃始まったかですが、江戸時代から明治時代とも、大正初期とも言われています。はっきりとした時代はわかっていません。
恵方巻の具材に込められた意味
恵方巻きは、七福神にちなんで7種類の具材を巻いて食べるのが一般的とされています。具材に決まりはなく、ご家庭によって好きな具材を巻いても問題ありません。
スーパーやコンビニ各社などで売られている恵方巻きの具材には、。次のようなものが多いですよ。具材と、その意味を併せてご紹介しますね。食べるときに子どもたちに話してあげるのもいいですね。
■うなぎorあなご:長い姿をしたものを食べると「長生きできる」。うなぎのぼりにかけて「出世できる・昇進する」。
■かんぴょう:細くて長い形をしていることから「長生きする」。
■しいたけ:しいたけの傘の部分が陣笠に似ているため「身を守ってくれる」。
■厚焼き卵・だし巻き卵・伊達巻:黄色は金運を表すので「金運が上がる」「お金持ちになる」。
■桜でんぶ:原材料が鯛であることから、語呂合わせで「めでたい」。
■きゅうり:"きゅう"(9)と"り"(利)の語呂合わせで「9つの利をもたらす」。
■海老:目玉が飛び出ていることの語呂合わせで「めでたし」。曲がった腰と長いひげから「健康で長生きできる」。
恵方巻きの食べ方・作法について
恵方巻きの食べ方にはルールがあるといわれています。一般的な作法についてご紹介します。
恵方巻きの作法(1)その年の恵方を向いて食べる
恵方巻は、その年の福寿を司る歳徳神(としとくじん)がいる方角を向いて食べるもの。2022年の恵方は「北北西やや北」の方角です。
恵方巻きの作法(2)黙って食べる
食べている最中にお喋りをしてしまうと、運が逃げていくそうです。また「目をつぶって食べるとよい」とも言われています。
もっとも、地域によって違いがあり、声を出して笑いながら食べるといいとされることもあるそうです。
恵方巻きの作法(3)一気に食べる
休憩をはさんでしまうとご利益がなくなるそうです。丸ごと一本を一気に食べるのは相当頑張らないといけませんね。しかし、食べている途中で苦しくなったら、絶対に無理はしないでください。
恵方巻きの作法(4)切り分けない
切り分けない理由には、「縁が切れませんように」や「幸福が途切れませんように」という意味があります。縁起かつぎであって、絶対のルールではりません。
小さな子どもには丸ごと一本は食べられないでしょうし、喉に詰まったら大変危険です。ぜひ切り分けて、食べやすいようにして食べさせてあげてください。
恵方巻きにはいろいろな呼び方がある
恵方巻きには別名がたくさんあり、地域やお店、商品などによって様々な呼び方があります。
■太巻き寿司
■丸かぶり寿司
■恵方寿司
■招福巻
■幸福巻
■開運巻き寿司
これまでとこれから~恵方巻きの恵方(方角)とは?
2022年の恵方は「北北西やや北」です。2025年までの恵方早見表をご用意しました。
また、気になる「恵方の方角は誰がどうやって決めているのか?」についても、わかりやすく解説していきます。
2025年までの恵方早見表
2025年までの「恵方早見表」がこちらです。
恵方は誰が、どのように決めている?
恵方は誰かが決めるものではなく、ある規則に従って決まっています。
まず縁起の良い方角「恵方」は、歳徳神(としとくじん)という神様のいる場所のことです。歳徳神というのは、その年の福徳(金運や幸せ)を司る神様ですが、毎年居る場所を変えるため、その度に恵方も変わります。年神様(としがみさま)と呼ばれることもあります。
縁起が良いとされる方角「恵方」は、基本的に四方しかありません。その四方と十干(じっかん)を組み合わせて、その年の恵方が決まるのです。
また、聞きなれない言葉「十干」ですが、十干とは以下のことを指します。
・甲(こう・きのえ)
・乙(おつ・きのと)
・丙(へい・ひのえ)
・丁(てい・ひのt)
・戊(ぼ・つちのえ)
・己(き・つちのと)
・庚(こう・かのえ)
・辛(しん・かのと)
・壬(じん・みずのえ)
・癸(き・みずのと)
十干は中国から伝わってきたもので、暦の表示などに用いられています。カレンダーに書かれているのを見たことがあるかもしれませんね。
十干と恵方の組み合わせによって、その年の歳徳神の居る場所がわかり、恵方が決まっているということになります。具体的には、次の表のようになります。
西暦の1の位の数字をこの表に当てはめれば、その年の恵方をすぐ知ることができます。
2022年は1の位が2なので、「北北西やや北」が恵方となります。
とっても簡単にわかるのでぜひ活用してみてください。
まとめ
節分に食べる恵方巻きの具材の由来や、方角の考え方をご紹介しました。節分の豆まきや恵方巻きは、子どもたちが楽しみやすい行事。伝統だからといって気にしすぎる必要はありませんが、無理せず季節の行事を暮らしに取り入れられたらすてきですね。
(マイナビ子育て編集部)
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