イオンJMBカードはJALマイルが貯まる!メリット・デメリット・審査について解説
JALマイレージバンク(JMB)と、クレジットカードの「イオンカード」が一つになったイオンJMBカードは、JALマイルをコツコツ貯めたい人におすすめです。イオンJMBカードメリットとデメリット、審査について解説します。
- イオンJMBカードはポイント還元がマイルで受けられる!
- イオンJMBカードのメリットは3つ
- イオンJMBカードのデメリット
- イオンJMBカードのマイル数を確認する方法
- イオンJMBカードの申し込み条件と審査基準
- イオンJMBカードを上手に活用してJALマイルをどんどん貯めよう
イオンJMBカードはポイント還元がマイルで受けられる!
イオンJMBカードは、JALマイルを集めていて、イオン系列のお店やサービスをよく利用する人におすすめのクレジットカードです。
イオンJMBカードの主な特徴として、以下の3つについて説明します。
- ポイントはすべてJALマイルとして貯まる
- イオンカードの特典が使える&マイルが貯まる
- 年会費無料
1. ポイントはすべてJALマイルとして貯まる
イオンJMBカードの「JMB」は、JALマイレージバンクのことです。イオンカードは一般的にWAONポイントが貯まりますが、イオンJMBカードで貯まるのはJALマイル。WAONポイントは貯められません。
イオンJMBカードは、ショッピングやWAONの支払い200円ごとに1マイルが貯まります。WAONへのクレジットチャージやオートチャージ、1回の支払いが200円未満の場合は対象外となるため注意しましょう。
2. イオンカードの特典が使える&マイルが貯まる
イオンカードは、イオングループのお店や系列店で多くの特典が受けられます。イオンカードの一種であるイオンJMBカードも同様に、イオンカード共通の特典が付帯。
詳しくは後述しますが、毎月20・30日の「お客さま感謝デー」、イオンシネマで映画鑑賞が割引、毎月10日の「ありが10デー」など、イオンカードの特典を使いながらマイルを貯められるのが、イオンJMBカードの大きな魅力です。
3. 年会費無料
JALマイルが貯まる多くのクレジットカードは年会費がかかりますが、イオンJMBカードは、年会費・発行手数料ともに無料。コストをかけずにJALマイルを貯めたい人にぴったりです。
毎日のように購入する食材や日用品の支払いを、イオンJMBカードにするだけで、コツコツとJALのマイルが貯まるため、日常使いのカードとしても使いやすいでしょう。
イオンJMBカードのメリットは3つ
先述した特徴の他、イオンJMBカードには、大きく3つのメリットがあります。
- JALマイルが貯められる
- イオンカードの共通特典が利用できる
- JALタッチ&ゴーサービスが付帯
1. JALマイルが貯められる
イオンJMBカードの特徴はなんと言っても、JALマイルが貯められること。クレジットカードの利用料金200円につき1マイル(0.5%)の還元率です。
直接マイルが貯まるので、他のクレジットカードのように貯めたポイントをマイルに交換する必要がないのが嬉しいですね。マイルはWAONポイントにも交換可能なため、目的に応じて効果的に活用できます。
2. イオンカードの共通特典が利用できる
イオンJMBカードは、ポイント還元をJALマイルで受けながら、イオンカードの共通特典も利用できることが大きなメリットです。
イオンカードの共通特典には以下のようなものがあります。
お客さま感謝デーはお買い物代金5%OFF
テレビCMでもおなじみの「お客さま感謝デー」。毎月20日と30日、全国のイオン、マックスバリュ、イオンスーパーセンター、ザ・ビッグ、ビブレ、サンデーなどで、ショッピングの代金が5%オフになります。
お客さまわくわくデーはマイル還元2倍
毎月5のつく日(5日・15日・25日)に開催される「お客さまわくわくデー」。この日に全国のイオン系列のお店でイオンJMBカードを使って支払いをすると、JALマイルのポイント還元率が2倍の1.0%になります。
月に3回もチャンスがあるので、食材や日用品のまとめ買いは日にちを選んで行くのがよいでしょう。
ありが10デーは基本のポイント5倍
お客さまわくわくデーよりも、さらにポイント還元率が高いのが、毎月10日の「ありが10デー」。
毎月10日に全国のイオン系列のお店でイオンJMBカードを使って支払いをすると、なんと通常の5倍の2.5%でJALマイルが還元されます。大きな買い物をする際は、10日にまとめるとお得です。
イオンシネマが300円OFF
イオン系列の映画館「イオンシネマ」が割引になるのもイオンカードならではの特典です。
普段でも映画料金が一般よりも300円オフ、さらに「お客さま感謝デー」には700円オフになります。同伴者も1名まで割引対象になるので、友達や家族、恋人を誘って、お得に映画鑑賞が楽しめます。
イオンワールドデスクTU
イオンカードの会員が利用でいる「イオンワールドデスク」は、世界16ヶ国、24ヶ所の主要都市に展開。
現地のお得な情報の案内から、交通チケットやホテルの手配、パスポート紛失などの思わぬトラブル対応の窓口まで、広く対応してくれます。初めて行く国でも、海外旅行に不安がある人にとっても、心強い旅のアシスタントです。
3. JALタッチ&ゴーサービスが付帯
JAL国内線での搭乗がスムーズになる、便利なタッチ&ゴーサービスが利用できるのも、イオンJMBカードのメリット。
空港でチェックインをせずに保安検査場へ直行し、保安検査場の機械にタッチするだけで搭乗案内の受け取りが可能。有人カウンターや自動チェックイン機での手続きが不要なので、搭乗までの時間と手間が大幅に減らせるでしょう。
イオンJMBカードのデメリット
メリットの多いイオンJMBカードですが、残念な点がないわけではありません。以下では、イオンJMBカードのデメリットについて解説します。
- 通常のポイント還元率が0.5%と低い
- WAONのチャージでマイルが貯まらない
- 旅行保険の付帯なし
1. 通常のポイント還元率が0.5%と低い
イオンJMBカードのポイント還元率は通常で200円につき1マイル、つまり0.5%です。1.0%以上のクレジットカードが多いなか、比較的低い還元率と言えるでしょう。
しかし、前述した「お客さまわくわくデー」や「ありが10デー」などのキャンペーン日にイオン系列の店舗を利用すれば、それぞれ還元率がアップ。カードを使う日を選び、計画的に利用すれば還元率の低さはカバーできるでしょう。
イオンカードのキャンペーン対象外となることがある
イオンカードはイオン系列の店舗でポイント還元率がアップするキャンペーンを高い頻度で開催しています。
キャンペーンを利用すればさらに効率的にマイルを貯められますが、キャンペーンによってはイオンJMBカードが対象外になることもあるため、注意が必要です。
2. WAONのチャージでマイルが貯まらない
イオンJMBカードは、カードと一体になっているWAONの利用に応じて、マイルが還元されます。ただし、イオンJMBカードからWAONへチャージした金額は、マイル還元の対象外です。
別のJALカードを用意すれば、このデメリットは回避できるでしょう。別のJALカードからイオンJMBカードのWAONへ、クレジットチャージの利用登録をすれば、チャージ金額に対してもマイルが貯まります。
3. 旅行保険の付帯・ラウンジ利用特典がない
多くのクレジットカードには国内・海外の旅行保険が付帯していますが、イオンJMBカードには旅行保険が付帯していません。旅行をする際には、保険が付帯した別カードを持参するか、旅行傷害保険に加入する必要があります。
また、イオンJMBカードには空港のラウンジの利用特典もありません。持ち歩くカードを1枚でも減らしたい人にはデメリットとなるでしょう。
イオンJMBカードのマイル数を確認する方法
イオンJMBカードの利用で、JALマイルがどれだけ貯まったのか確認したいときは、JALマイレージバンク(JMB)をチェックしましょう。マイル数を確認する手順は以下のとおりです。
- JMBに会員ログインする
- 会員メニューページで画面上部を見ると有効マイル数が表示されている
- 「マイル詳細」をクリックすると、マイルの実績詳細や有効期限を迎えるマイル数の確認が可能(PCのみ)
「マイル実績明細」右側にある「期間を選択」からプルダウンして「まとめて表示」を選択すると過去1年間の実績が確認できます。
イオンJMBカードの申し込み条件と審査基準
イオンJMBカードに申し込みたいものの、審査に不安がある人もいるでしょう。
イオンJMBカードの申し込み条件や審査基準について、以下のポイントをそれぞれ説明します。
- イオンJMBカードの申し込み条件
- 専業主婦(主夫)、学生、アルバイトの人も申し込み可
- イオンJMBカードの審査難易度
1. イオンJMBカードの申し込み条件
イオンJMBカードの申し込み条件は「18歳以上で電話連絡可能な方」です。
電話は固定電話でも携帯電話でも、どちらでも構いません。18歳以上で電話連絡が取れる人であれば、審査に通過する可能性があります。
2. 専業主婦(主夫)、学生、アルバイトの人も申し込み可
イオンJMBカードは、申し込み条件さえ満たしていれば、専業主婦(主夫)や、学生、アルバイトの人も申し込めます。高校生は原則として申し込み不可ですが、卒業年度の1月1日以降で、親権者の同意があれば申し込みが可能です。
年会費が無料になことや、イオン系列のスーパーなどで日常使いの用途を想定していることなどから、広く会員を募集していることが伺えます。
3. イオンJMBカードの審査難易度
申込条件は公表されていますが、イオンJMBカードも、他のクレジットカードと同様に審査基準は公表されていません。
審査基準の詳細は断言できませんが、口コミを見てみると審査が厳しいという意見は少ないようです。ただし、審査には時間がかかるケースもあるため、イオンJMBカードの発行を検討している人は早めに申し込むとよいでしょう。
イオンJMBカードを上手に活用してJALマイルをどんどん貯めよう
WAONポイントの代わりに、JALマイルが200円につき1マイル貯まるイオンJMBカード。ポイント還元率が高い日を狙ってまとめ買いすればかなり効率的にマイルが貯まるのではないでしょうか。
マイルに端数が出てしまってもWAONポイントに交換して使用できるため、ムダがありません。マイルに交換するために他のカードでポイントを貯めている人や、普段の生活からコツコツとマイルを貯めたい方におすすめです。
プロがおすすめのクレジットカードを紹介する専門メディア「クレジットカード+」の編集部です。