【徹底解説】au PAYカードの審査基準&落ちる原因とは|カードの魅力も紹介
au PAYカードに申し込んだものの、審査の状況が分からない、落ちていないか心配、という方も少なくないのでは。この記事では、au PAYカードの申込み条件や審査の特徴について解説。クレジットカードの審査に通りやすくなるコツも紹介します。
- au PAYカードの申込み条件をチェック
- au PAYカードの審査基準は公表されていない
- au PAYカードはポイント還元率の高さ&使いやすさが魅力
- au PAYカードはタッチ決済に対応していない
- au PAY カードの審査に落ちる原因
- au PAY カードの審査に落ちたときの対処法
- au PAY カードでポイントをザクザク貯めよう!
au PAYカードの申込み条件をチェック
au PAYカード(旧au WALLETクレジットカード)は、KDDIおよびにKDDIフィナンシャルサービスが発行するクレジットカードです。まずは、au PAYカードの申込み条件について確認しましょう。
▼以下公式サイトより引用
個人でご利用のau IDをお持ちのお客さま(法人契約でご利用のau IDではお申し込みいただけません) 満18歳以上(高校生除く) ご本人さままたは配偶者に定期収入のある方 学生の方は定期収入の有無にかかわらずお申し込みいただけます。 未成年者は親権者の同意が必要です。 au PAY スマートローンをご契約中の場合は、お申し込みいただけません。 利用者登録をご利用中の場合は、ご利用名義ではお申し込みいただけません。
au PAYカードの申込み条件にある「au ID」は、登録するだけで誰でも作成できます。満18歳以上で本人または配偶者に定期収入がある人は、基本的には誰でもau PAYカードへの申し込みが可能です。
ただし、上の注意書きにもあるように、au PAYスマートローンを契約中の場合は申し込めないため、注意が必要です。
次に、申し込みの対象者や職業、年会費が無料になる条件について詳しく見て解説します。
- au PAYカードは学生や主婦、アルバイト・パートの人でも申し込み可能
- au PAYカードの年会費が無料になる条件
1.au PAYカードは学生や主婦、アルバイト・パートの人でも申し込み可能
au PAYカードの申し込み条件を見ると、au PAYカードは学生や主婦、アルバイトやパートの人でも以下の条件を満たしていれば申し込み可能できることがわかります。
- 学生:定期収入の有無に関わらず、申し込み可能
- 専業主婦:配偶者に安定した収入があれば、申し込み可能
- アルバイト・パートの人:定期収入があれば申し込み可能
申し込み時には世帯収入を書いておくと、より審査を通過しやすくなる可能性があります。ただし、未成年者が申し込む場合は、親権者の同意が必要です。
2.au PAYカードの年会費が無料になる条件
au PAYカードは1,375円(税込)の年会費がかかりますが、下記の要件をどちらも満たす場合は無料になります。
- au PAYカードに登録されているau IDに紐づく何かしらのauのサービス(auのスマートフォン、タブレット、携帯、Wi-Fi、au光、UQモバイル)などの利用がある
- 所定の基準日から1年間にカードの利用実績がある。 (ETC発行手数料や利用明細送付費用、遅延損害金などは利用実績には含まれません)
auに関連するサービスを利用していて、1年に1度でもクレジットカードを使えば翌年の年会費は無料になるため、auユーザーは実質年会費無料と考えてよいでしょう。
しかし、1年に1度以上クレジットカードを利用しても、auに関するサービスを利用していない人は年会費は無料にならないため注意が必要です。
au PAYカードの審査基準は公表されていない
au PAYカードの審査基準は公式サイトに公表されていませんが、申し込み条件がさほど厳しくないため、審査の難易度はそこまで高くはないことが推測できます。
幅広い年齢層、さまざまな雇用形態の人をターゲットにしていることから、新規会員を積極的に増やそうとしていることが伺えます。
今まで「学生だから」「専業主婦だから」「アルバイトだから」などの理由でクレジットカードを持つことに尻込みしていた人にも、申し込みやすいクレジットカードです。
au PAYカードの審査期間・審査状況を確認する方法
au PAYカードの審査期間について、公式サイトには「最短4日で発行」と書かれています。郵送にかかる期間を考えると、審査結果は即日もしくは翌日には出ているようです。ただし、金融事故の経験やクレジットヒストリーに傷がある人は、審査が長引く場合もあるため注意が必要です。
審査が終了すると、審査結果は登録したアドレスにメールで届きます。なかなかメールが届かない場合は、Webサイトの審査結果照会画面をチェックし、審査状況や審査結果を確かめましょう。
Webサイトから申し込んだ場合、本人限定受取郵便または簡易書留で発送されます。
au PAYカードはポイント還元率の高さ&使いやすさが魅力
au PAYカードは、使いやすく貯めやすいPontaポイントも魅力の一つ。ここでは、au PAYカードの特徴やメリットについて詳しく説明します。
- Pontaポイントを貯めやすい
- ポイントの使い道が多彩
- au PAYアプリでカードの利用状況が簡単にチェックできる
1.Pontaポイントを貯めやすい
au PAYカードの最大のメリットは、Pontaポイントの貯めやすさです。通常の買い物でau PAYカードを利用すると、100円ごとに1Pontaポイントが貯まり、ポイントアップ店ならさらにアップ。
また、au PAYカードからスマホ決済アプリのau PAY(コード支払い)にチャージをすれば、チャージ分の1.0%にau PAY(コード支払い)の0.5%が上乗せされて、合計1.5%の還元率になります。
au PAYアプリはコンビニやスーパー・ドラッグストア、デパート、飲食店など幅広い店で対応しているため、スマホ決済を活用すれば効率よくPontaポイントを貯められます。
2.ポイントの使い道が多彩
貯まったPontaポイントは、1ポイント1円換算で現金のように支払いに利用できます。
利用できるお店は幅広く、ローソン、ジョーシンなどの店頭での買い物はもちろん、旅行予約サイトのじゃらん、ホットペッパーグルメなどオンライン決済でも可能。貯めたポイントでちょっとぜいたくなホテルに宿泊したり、普段は行かないレストランを予約したりするのもおすすめです。
また、au PAY残高のチャージや、au PAYカード請求額の支払いにも充てられます。
3.au Payアプリでカードの利用状況が簡単にチェックできる
au PAYアプリを使えば、au PAYカードの請求予定額や保有ポイントの確認や、買い物履歴の管理、支払方法の変更などが簡単にできます。こまめにau PAYアプリをチェックすれば、使いすぎの防止にもつながるでしょう。
au PAYアプリには、以下の機能が付いています。
- au PAY決済の利用
- au PAY カード情報確認
- au PAY 残高へのチャージ
- チャージ残高の確認
- 保有ポイント数の確認
- 利用履歴の確認
- 使えるお店・ポイントアップ店の確認 など
au PAYカードの審査に通過したら、au PAYアプリをインストールしておくとスムーズに利用できるでしょう。
au PAYカードはタッチ決済に対応していない
さまざまなメリットのあるau PAYカードですが、クレジットカードをかざすだけで支払いが完了するタッチ決済(非接触型決済サービス)には対応していません。
ただし、Apple Payには対応しているため、タッチ決済でau PAYカードを利用したい場合は、au PAY アプリからApple Payに登録しましょう。Google Payへの対応は公式サイトでは確認できないため、これから対応していく可能性があります。
au PAY カードの審査に落ちる原因
au PAYカードは条件がそれほど厳しくないとはいえ、さまざまな原因で審査に落ちる可能性があります。
ここでは、au PAYカードの審査に落ちる原因として、考えられるポイントを解説します。
- 同時期(短期間)に複数のクレジットカードに申し込んでいる
- クレヒスに傷がついている、金融事故を起こしている
- クレヒスに記録がない
- 虚偽申告をしている
1.同時期(短期間)に複数のクレジットカードに申し込んでいる
au PAYカードだけでなく、ほかのクレジットカードの審査にもあてはまりますが、短期間のうちに複数のクレジットカードに申し込む多重申し込みは、審査で不利になります。
カード会社に「この人は早急にお金が必要なのかもしれない」と思われ、返済能力がないと判断されかねません。
なるべく早くクレジットカードが必要になったとしても、短期間のうちに何枚ものクレジットカードに申し込まないように注意しましょう。
2.クレヒスに傷がついている、金融事故を起こしている
クレジットカード会社の使用履歴や支払い履歴などの信用情報は、信用情報機関で記録されカード会社や金融機関へ共有されています。
これまでに使っていたクレジットカードやカードローンで、長期滞納などの金融事故を起こしていると、新たに申し込んだカード会社にもその情報が共有されます。記録は最低でも5年間は残ってしまうため、その期間はクレジットカードの審査に落ちやすくなるでしょう。
支払いの遅延や延滞には日頃から注意し、信用を積み上げていくことが大切です。
3.クレヒスに記録がない
クレヒスに記録がないため審査に通りにくくなるケースもあります。クレヒスに記録がない原因は、以下の2つが考えられます。
- 過去に金融事故を起こし長期間クレジットカードを利用できなかったため信用情報が白紙に戻った
- 人生で一度もクレジットカードを作ったことも、ローンを組んだこともない(スーパーホワイト)
特に、30代後半になってもクレヒスがスーパーホワイトの場合、何か事情を抱えているのではないかと疑われるケースも。
実際には支払い能力があったとしても、信用情報に履歴がないために、支払い能力に不安を持たれてしまう可能性があります。
4.虚偽申告をしている
申し込み時に名前や年齢、住所、勤務先や勤務年数などを記載しますが、嘘の情報を書いて申し込み、それが虚偽の申告だと発覚した場合は、審査は通過できません。
故意の虚偽申告だけでなく、単純な記載ミスでも一律「虚偽」として取り扱われて審査に落ちてしまう可能性が高くなります。
カード会社から確認の連絡が入ることもあるため、クレジットカードの申込書は、確認しながら慎重に記載しましょう。
au PAY カードの審査に落ちたときの対処法
au PAY カードの審査に落ちたときは、どのように対処すればいいのでしょうか。次の申し込みで審査に通りやすくするための対策も併せて解説します。
- 自分の信用情報を確認してみる
- 次の申し込みまで半年間ほど待つ
- クレジットカードの利用実績を作る
1.自分の信用情報を確認してみる
なぜ審査に落ちてしまったのか、自分の信用情報を確認してみると、原因が分かるかもしれません。
信用情報はクレジットやローンなどについて取引事実を記録した個人情報で、クレジットカード会社は申込者の審査をする際に判断材料として利用します。
信用情報に記録されている情報は、信用機関を取り扱う機関(CIC)に情報開示請求をすれば確認可能です。ただし、開示請求には手数料として1,000円掛かります。
2.次の申し込みまで半年間ほど待つ
au PAY カードの審査に一度落ち、もう一度申し込む場合は半年以上の期間を空けるようにしましょう。
信用情報にはクレジットカードの申し込みとその結果も履歴として記録されます。
審査に落ちてしまった記録は6ヶ月ほど保存されるため、再度申し込む場合は6ヶ月以上の期間を空け、記録が消えてからの方が通りやすくなると言われています。
3.クレジットカードの利用実績を作る
クレヒスに傷があり長期間クレジットカードを作れなかった人や、これまで一度もクレジットカードを作ったことがないために審査に落ちてしまった人は、まず他のクレジットカードを作ることがおすすめです。
他社のクレジットカードで優良な利用実績を作ってから、再度申し込んでみましょう。
また、申し込み時にキャッシング枠を「0」に設定し、ショッピング枠だけで申請することで、審査に通る可能性を高められます。
au PAY カードでポイントをザクザク貯めよう!
au PAYカードは、auの携帯電話を使っている人はもちろん、さまざまな人にとって使いやすく、Pontaポイントも貯まりやすい便利なカードです。
au PAYカードとau PAY(コード払い)を活用して、Pontaポイントをザクザク貯めましょう。
プロがおすすめのクレジットカードを紹介する専門メディア「クレジットカード+」の編集部です。