楽天ETCカードは高いポイント還元率が魅力!おすすめの理由とカードの種類を紹介
車を利用する機会が多い方であれば、ETCカードを所持しておくと便利です。特にクレジットカードに付帯するETCカードは、本カードの特徴がよく表れています。今回は数あるETCカードの中でもポイント還元率の高い楽天ETCカードについて紹介します。
- 楽天ETCカードの基本的な2つの特徴
- ETCカードが付帯する楽天カード4種類を比較!
- ETCカードを作るときに楽天カードを選ぶ3つのメリット
- 家族カードには付帯できない!楽天ETCカードの注意点
- 楽天ETCカードの申し込み手順
- 【結論】楽天ETCカードは楽天のサービスをよく利用する人におすすめ
楽天ETCカードの基本的な2つの特徴
楽天ETCカードは、楽天カードに付帯するETCカード。楽天ETCカードの利用料金は楽天カードと一緒に請求されるので、支出管理をラクに行えます。楽天ETCカードの特徴は次の2つです。
- 楽天カードに付帯して発行される
- 年会費が550円かかる
順番に説明します。
1. 楽天カード会員1人につき1枚まで発行可能
楽天ETCカードは、楽天カードの本会員1人につき1枚まで発行できます。2枚以上のETCカードの発行や、カード会員以外の方のETCカードの発行はできません。
楽天ビジネスカードに限って、ETCカードを複数枚発行することが認められているので、用途や目的に合わせて選んでいく必要があります。
2. 楽天ETCカードの年会費は550円
楽天ETCカードは、年会費が550円かかるので注意が必要です。楽天カードそのものは無料で発行できますが、ETCカードを所持するにはコストがかかる点を押さえておきましょう。
なお、楽天カードでも楽天PointClubの会員ランクが「ダイヤモンド会員」「プラチナ会員」の場合には、ETCカードの年会費が無料に。上位カードである楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードに入会する場合も年会費は無料となります。
ETCカードが付帯する楽天カード4種類を比較!
一口に楽天カードと言っても、カードの種類によって特徴はそれぞれ異なります。ここでは、ETCカードを発行できる4種類の楽天カードを紹介します。
- 楽天カード
- 楽天ゴールドカード
- 楽天プレミアムカード
- 楽天ANAマイレージクラブカード
それぞれ特徴を見ていきましょう。
①楽天カード
楽天カードは年会費が永年無料であり、家族カードも無料で作れます。ETCカードは年会費が550円となっており、カードの発行までにかかる日数は1週間程度です。
ポイント還元率は1.0%となっていますが、楽天市場を利用すれば3.0%以上のポイント還元を受けられます。普段から楽天グループのサービスをよく利用する方であれば、どんどんポイントを貯められるでしょう。
貯めたポイントは楽天関連のサービスで利用できるだけでなく、キャッシュバックやANAマイルへの交換など、さまざまな使い方が用意されています。年会費無料で作成できるクレジットカードですが、海外旅行傷害保険が最大2,000万円まで補償されるなど、付帯サービスも充実しているのが特徴です。
②楽天ゴールドカード
楽天ゴールドカードは年会費が2,200円かかり、家族カードの発行には550円がかかります。他社のゴールドカードと比べると年会費は割安であり、空港ラウンジやトラベルデスクの利用といったサービスが受けられるのでお得です。
楽天ゴールドカードの場合、ETCカードは年会費が永年無料となり、さらに高速道路の利用料金の1.0%がポイント還元されます。高速道路をよく利用する方にとって、とても便利なカードです。
また、付帯サービスとして空港ラウンジが年2回無料で使えたり、トラベルデスクが利用できたりします。誕生月には楽天市場や楽天ブックスの利用でポイントがプラスされるなど、コストパフォーマンスの良いクレジットカードです。
③楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカードは年会費が11,000円かかり、家族カードの発行には550円がかかります。ETCカードの年会費は永年無料となっており、20歳以上の安定した収入のある方であれば誰でも申し込むことが可能です。
基本的なスペックは、楽天ゴールドカードを上回るものであり、まず楽天市場でのポイント還元率が5.0%以上となります。世界各地の空港ラウンジが無料で使えるプライオリティパスが自動付帯されるので、コストパフォーマンスに優れているのが特徴です。
また、付帯保険は国内・海外旅行傷害保険が最大5,000万円まで補償され、ショッピング保険も年間最大300万円までが補償されます。
④楽天ANAマイレージクラブカード
楽天ANAマイレージクラブカードの年会費は初年度無料で、年1回以上利用すれば翌年の年会費もかかりません。ETCカードは年会費が550円かかりますが、楽天Point Clubのダイヤモンド会員もしくはプラチナ会員であれば無料になります。
楽天カード・ANAマイレージクラブカード・楽天Edy・楽天ポイントカードの4つの機能が1枚に集約されているため、とても使い勝手が良いのが特徴です。フライト時にはカードを提示するだけで、フライトマイルが積算されるので旅行中もスムーズに活用できます。
ETCカードを作るときに楽天カードを選ぶ3つのメリット
ETCカードの年会費を無料としているクレジットカードは多いと言えますが、楽天カードだけに備わっている魅力について把握しておくことが大切です。楽天カードには大きく3つのメリットがあります。
- ポイント還元率が高い
- 楽天Point Clubのランクによって年会費が無料になる
- 楽天ゴールドカード以上ならETCカードは無料
それぞれ順番に説明します。
①ポイント還元率が高い
楽天ETCカードを選ぶメリットとしてあげられるのは、ポイント還元率が楽天カードと同様に1.0%である点です。他社のETCカードではポイント還元率が0.5%となっているものも多いため、楽天ETCカードが魅力的であるのがわかります。
楽天カードは楽天系列のサービスを利用すると、さらに高いポイント還元を受けられるのでお得です。普段から楽天のサービスをよく利用する方であれば、楽天ETCカードを選ぶメリットが大きいと言えるでしょう。
②楽天Point Clubのランクによって年会費が無料になる
楽天ETCカードは、楽天Point Clubのランクがプラチナ会員・ダイヤモンド会員となれば、年会費が無料になります。
プラチナ会員の基準としては過去6ヶ月のうちに、15回以上のポイント獲得・2,000ポイント以上獲得が条件です。ランクを維持していれば、ETCカードを無料で使い続けられるのでお得だと言えるでしょう。
③楽天ゴールドカード以上ならETCカードは無料
楽天カードの中でも上位カードである楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードの会員は、最初から年会費無料で利用できます。
クレジットカード付帯のETCカードを選ぶときは、ETCカードのサービス内容だけでなく、クレジットカードそのもののスペックもチェックしておく必要があります。普段の利用頻度などを考えて、自分に合ったカードを選んでみましょう。
家族カードには付帯できない!楽天ETCカードの注意点
楽天ETCカードで気を付けておきたいのは、家族カードにETC機能を付けられない点です。楽天カードの場合、本会員1人につき発行できるETCカードは1枚となっているため、複数のETCカードを持てないようになっています。
他の家族にETCカードを持たせたい場合は、他社のクレジットカードを利用するか、家族のそれぞれが楽天カードを申し込む必要があります。
楽天ETCカードの申し込み手順
楽天ETCカードの申し込みは、新規入会か追加による発行のどちらかの方法となります。
- 新規入会時に申し込むケース
- 入会後に申し込むケース
- 再発行や更新時の手続き
- 上位ランクのカードに切り替えたときの対応
順番に説明していきます。
1. 新規入会時に申し込むケース
楽天カードに新規で入会するときには、同じタイミングでETCカードも発行できます。Webからの申し込みであれば、必要情報を入力する際に「楽天ETCカードを申し込む」にチェックを入れておけば手続きが済むので簡単です。
ETCカードそのものは郵送で送られてくるので、楽天カードを受け取った後に手元に届きます。到着までにかかる時間は時期によって異なりますが、楽天カードを受け取ってから2週間ほどかかると見込んでおきましょう。
2. 入会後に申し込むケース
すでに楽天カードを持っている場合は、電話や楽天e-NAVIからETCカードの申し込みが可能です。電話の場合は自動音声ダイヤルに接続されるので、案内に従って手続きを行いましょう。
楽天e-NAVIではアカウントにログインした後に、カードの追加・切替メニューに進みETCカードを選べば申し込みが行えます。ETCカードが手元に届くまでは2週間程度の時間がかかります。
3. 再発行や更新時の手続き
楽天カードの再発行を行ったり、更新手続きを行ったりする際に、ETCカードの手続きは不要です。有効期限が切れる前に楽天から新しいカードが送られてくるので、会員本人が手続きを行う必要はありません。
新規入会時と同じように、楽天カードとETCカードは別々で発送されてきます。到着したらカード番号や氏名などを確認して、間違いがないかをチェックしておきましょう。
4. 上位ランクのカードに切り替えたときの対応
所有中の楽天カードを上位ランクのカードに切り替えたとしても、手持ちのETCカードをそのまま使うことが可能です。
注意しておきたいのは、ETCカードを所持していないときに上位カードに切り替えるときは、クレジットカードとETCカードを同時には申し込めない点です。この場合は新しいカードを受け取ってから、ETCカードを申し込みましょう。
【結論】楽天ETCカードは楽天のサービスをよく利用する人におすすめ
普段から楽天市場や楽天トラベルなどをよく利用する方であれば、楽天Point Clubの会員ランクが上がりやすいでしょう。楽天ETCカードでもポイント還元率は1.0%なので、使えば使うほどお得にポイントが貯まっていきます。
貯めたポイントは楽天系列のサービスで使えるほか、他社のポイントやマイルに交換できるので普段使いに優れたカードとしておすすめです。
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