【徹底解説】JCBカードの種類別審査基準|審査に通るコツも大公開!
この記事では編集部独自の調査をもとに、JCBカードの審査についてどこよりも詳しく解説します。プロパーカードと提携カードに分けて、審査基準や審査期間、審査に通るコツもご紹介。ぜひ参考にしてください。
- JCBプロパーカードとJCB提携カードで審査基準は異なる
- 【独自調査】JCBカード主要5枚の審査基準
- JCB CARD Wは審査期間が最短!
- JCBカードの審査状況の確認方法
- 審査が不安な方におすすめ!JCBの提携カード2選
- JCBカードの審査に通る3つのコツ
- JCBカードの審査に必要な情報
- 【速報】JCBカードが12年ぶりにデザイン変更!
- JCBカードの審査に通過しよう!
▼この記事は、編集部独自で実施した「JCBカード利用者約200名へのアンケート調査」の結果をもとにしています!
調査方法 | |
---|---|
方法①: 街頭アンケート |
都内にてアンケートを実施 | 方法②: WEBアンケート | CWにてアンケートフォームリンクを掲載 |
JCBプロパーカードとJCB提携カードで審査基準は異なる
JCBカードの、審査が気になる方・審査に通りたい方は必見。JCBカードと一口に言っても、「プロパーカード」と「提携カード」の2種類があります。
- JCBが発行する「プロパーカード」
- JCBの提携企業が発行する「提携カード」
それぞれどのようなカードがあるのか、そして審査基準はどのように異なるのか、詳しく紹介します。
今回編集部では、普段JCBカードを利用している方に向けて、アンケートを実施。結果をもとに、JCBカードの審査を解説していきます!
JCBが発行している「プロパーカード」
カード名 |
JCBカードS |
JCB CARD W |
JCB CARD W plus L |
JCB GOLD EXTAGE |
JCBゴールド |
JCBゴールドザ・プレミア |
JCBプラチナカード |
JCBザ・クラス |
年会費 |
◎ 永年無料 |
◎ 無料 |
◎ 無料 |
○ 3,300円(税込) |
○ 11,000円(税込) |
○ 11,000円(税込) |
○ 27,500円(税込) |
○ 55,000円(税込) |
基本ポイント還元率 |
◎ 0.5% |
◎ 1.00%~10.50% |
◎ 1.00%~10.50% |
◎ 0.75%~10.25%(条件あり)※ |
◎ 0.50%~10.00% |
◎ 0.5% |
○ 0.50%~10.00% |
○ 0.5% |
カードの特徴 |
・Amazon・スターバックス・セブンイレブンでポイント3~10倍 |
Amazon・スターバックス・セブンイレブンでポイント最大11倍 |
女性向けの疫病保険やサービスなどに加入可能 |
・20代限定のゴールドカード
|
条件達成で「JCBゴールド ザ・プレミア」へ招待がくる |
インビテーション限定
|
・海外での利用で還元率1.0%
|
・24時間365日コンシェルジュデスク利用可能
|
国際
|
JCB |
JCB |
JCB |
JCB |
JCB |
JCB |
JCB |
JCB |
リンク |
※現在は受付を停止しています。
プロパーカードとは、JCBが発行しているカードのこと。カード発行の審査はJCBが行います。
JCB一般カードとJCB CARD Wの審査は、間口が広いのが特徴。反対にプラチナ・ブラックなど、上位ランクのJCBプロパーカードは、審査が厳しくなっています。
JCBの提携企業が発行している「提携カード」
カード名 |
楽天カード |
PayPayカード |
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード) |
イオンカード(WAON一体型) |
リクルートカード |
セゾンカード インターナショナル |
ビックカメラSuicaカード |
年会費 |
◎ 無料 |
◎ 無料 |
○ 2,200円(税込) |
◎ 無料 |
◎ 無料 |
◎ 無料 |
○ 524円(税込) |
基本ポイント還元率 |
◎ 1.0% |
◎ 最大1.5% |
○ 0.5% |
◎ 0.5% |
◎ 1.2% |
○ 0.5% |
◎ 1.0% |
カードの特徴 |
・楽天市場のSPUでポイント最大15倍
|
・年会費永年無料 |
・東京メトロ乗車・定期券のお支払いでメトロポイントがたまる
|
・WAON一体型のクレジットカード
|
・高還元率1.2%
|
・最短5分で発行可能
|
・貯まったビックポイントはSuicaにチャージ可能
|
国際
|
Visa・Mastercard・JCB・Amex |
Visa・Mastercard・JCB |
JCB |
Visa・Mastercard・JCB |
Visa・Mastercard・JCB |
Visa・Mastercard・JCB |
Visa・JCB |
リンク |
提携カードとは、JCBの提携企業が発行しているカードです。カード発行の審査は提携企業が行います。
提携カードは、カードを発行している提携企業をより多くの人に利用してもらうことが目的で作られている場合が多数。そのため、プロパーカードに比べ提携カードの方が審査に通りやすい傾向にあります。
これらの提携カードは国際ブランドでJCBが選べるので、JCB加盟店での支払いに利用できますよ。
【独自調査】JCBカード主要5枚の審査基準
編集部では独自に、街頭とインターネットでのアンケートを行いました。合計約200人のデータをもとに、JCBカードの審査基準について徹底解説します。
- JCB CARD W
- JCB一般カード※
- JCBゴールド
- JCBプラチナ
- JCBザ・クラス
現在は受付を停止しています。
これら5枚のJCBカードの審査基準を、券種別に詳しく紹介します。
①JCB CARD W
JCB CARD Wの申し込み条件は、以下の通りです。審査は最短即日・通常であれば3日ほどで完了し、手元に届くまでは約1週間。すぐにクレジットカードを作りたい方にもおすすめです。
- ご本人または配偶者に安定継続収入のある方
- 18歳以上39歳以下の方(高校生を除く学生可)
JCB CARD Wは、若年層をターゲットにしているカードのため、審査の間口は広め。審査通過率は脅威の91%です。審査に落ちた人は、過去に滞納を繰り返していたり年収が50万円以下の人がほとんど。
反対に滞納履歴がなく、ある程度の収入がある人なら、職業に関係なく審査通過のチャンス!審査に怖がらず、ぜひ申し込んでみてください。
本人でなく配偶者に安定した収入があれば申し込めるので、専業主婦やパートタイマーでもOK。学生にもおすすめの1枚です。
JCB CARD W 公式サイト
②JCB一般カード※
現在は受付を停止しています。
JCB一般カードの申し込み条件は、以下の2つです。
- ご本人または配偶者に安定継続収入のある方
- 18歳以上の方(高校生を除く学生可)
編集部の調査では、審査通過率なんと75%。4人中3人が審査に通る割合です。審査通過者の中には、学生も多く見受けられました。
また、配偶者に安定継続収入があれば、収入のない主婦の方でも審査に通る可能性大。審査に不安な方も、まずは一度申し込んでみてはいかがでしょうか。
条件付きで年会費が無料になるのも嬉しいポイントです。年間50万円の利用は、月に42,000円使えば達成。学生の方でも、簡単に条件をクリアできますよ。
JCB一般カード 公式サイト
現在は受付を停止しています。
③JCBゴールドカード
JCBゴールドに申し込める方は、以下に該当している方です。ここまで紹介してきた、JCB CARD W・JCB 一般カードとの違いは、年齢が20歳に引き上げられたことと学生は申し込みできないことの2点です。
- ご本人に安定継続収入のある方
- 20歳以上の方(学生不可)
JCBゴールドの審査基準は、JCB一般カードやJCB CARD Wと比べると高くなります。通過者の中には年収500万円以上の人が4割を超えますが、続いて多いのは年収300万円以下の方。
また、審査通過者の4人に1人は派遣社員です。JCBゴールドの審査に通過した勤続年数1年の方もいらっしゃったため、職業や勤続年数はそれほど大きくは重視されていないと予想できます。
本人に安定継続収入がないと申し込めないので、専業主婦の方は申し込めません。また、学生の方も申し込めないので注意が必要です。
JCBゴールド 公式サイト
④JCBプラチナ
JCBプラチナに申し込める方は、以下に該当している方です。
- ご本人に安定継続収入のある方
- 25歳以上の方(学生不可)
JCBプラチナの審査難易度は、JCBゴールドよりさらに高くなります。難易度を理解していただくため、残念ながらJCBプラチナの審査に落ちてしまった方と、審査通過した方の例を1人ずつ紹介します。
-
年齢:38歳(男性)
-
職業:非上場企業社員
-
年収:400~500万円
-
勤続年数:12年
勤続年数が12年と長く、平均年収以上の安定した収入があるAさんでも、JCBプラチナの審査には通過できませんでした。それでは反対に、審査に通過したMさんを紹介します。
-
年齢:35歳(男性)
-
職業:公務員
-
勤続年数:13年
-
年収:700~1,000万円
勤続年数はAさんとほとんど変わらないことを考えると、年収が重要になってくると言えそうですね。さらに非上場企業のサラリーマンであるAさんと比べて、Mさんの職業は公務員であり、職業の面からも社会的な安定をアピールできます。
Mさんほど高年収で収入が安定していれば、JCBプラチナの審査に通る確率も高くなるでしょう。JCBプラチナは、申し込みで手に入れられる数少ないプラチナカードです。年収に自信のある方は、ぜひ審査に挑戦してみてくださいね。
JCBプラチナカード 公式サイト
JCBプラチナの入手方法はインビテーションと申し込みの2つ。審査が不安な方は、JCBゴールドを保有しJCBプラチナの招待が来るのを待つと良いでしょう。
JCBゴールド 公式サイト
⑤JCBザ・クラス
JCBザ・クラスの審査基準は、プロパーカードの中でも最高難易度。入手方法はインビテーションのみで、申し込みでの発行はできません。
JCBザ・クラスを持ちたい方は、インビテーションを受けるためにも、JCBプラチナをはじめJCBのプロパーカードで実績を積みましょう。
インビテーションの明確な基準は公表されていませんが、年間利用額300万円以上でインビテーションを受けられた人もいます。
JCBザ・クラス 公式サイト
JCB CARD Wは審査期間が最短!
JCBカードで最も審査期間が短いのは、JCB CARD Wです。審査期間は平均3日で、1週間ほどで手元にカードが届きます。審査は最短1日で終わり、3日でカードが手元に届くことも。
できるだけ早くJCBカードが発行したい方は、JCB CARD Wを発行しましょう。
JCB CARD W 公式サイト
下位カードの方が審査期間が短い
下位カードの方が審査期間が短く、すぐに発行できます。上位カードになればなるほど審査基準が厳しく、審査に時間がかかる傾向に。
JCBカードの審査状況の確認方法
申し込んだJCBカードの審査・発行状況の確認方法は2つあります。
- 入会メッセージボックスで確認する
- JCBへ問い合わせる
それぞれ詳しく説明します。
1. 入会メッセージボックスで確認する
2. JCBへ問い合わせる
入会メッセージボックスで審査状況を確認できない場合は、JCBカードに問い合わせましょう。
問い合わせ先は公式サイトから確認可能です。
審査が不安な方におすすめ!JCBの提携カード2選
審査が不安な方には、JCBの提携カードがおすすめです。ここではおすすめのJCB提携カードを、編集部による独自調査とともに2枚紹介します。
- 楽天カード
- セゾンカードインターナショナル
①ポイント最大14倍「楽天カード」
楽天カードは、審査通過者の約半数が年収300万円以下。年収300万円以下の申込者のうち、87%が審査に通過していることから、年収があまり高くない方にもおすすめです。
楽天市場では、ポイントアップのキャンペーンが常時開催。楽天のサービスを使えば使うほどお得になります。新規入会でポイントがもらえるので、気になる方はぜひ公式サイトからチェックしてみてくださいね。
楽天市場で最大14倍の還元に。ポイントが貯まりやすく人気のクレジットカードです。
②ネットショッピングがお得「セゾンカードインターナショナル」
セゾンカードインターナショナルは、最短即日に発行できるクレジットカード。審査通過者の中でも、年収300万円以下の方の割合は6割以上と、高くなっています。
※2024年8月16日~12月末は、即日発行はいたしかねます。ご了承ください。
年会費は永年無料で、ポイントが貯まるクレジットカードです。パルコやららぽーとをよく利用する方におすすめしたい1枚。
ポイントの有効期限が無期限、優待店舗が多数など、メリットも豊富な1枚です。
JCBカードの審査に通る3つのコツ
審査が不安な方もいるでしょう。そこで、審査通過のコツを3つ紹介します。
- 残積を出来るだけ減らす
- 虚偽の年収を申告しない
- 短期間に複数枚申し込まない
①残積を出来るだけ減らす
キャッシングやリボ払いなどの払い残しは出来るだけ返済するようにしましょう。支払いの滞納や多額の借り入れがあると、クレジットカード会社に「支払い能力のない人」と思われてしまい、審査に落ちやすくなってしまいます。
払い残しがある方は、新しくクレジットカードを作るのではなく、まずは払い残しの返済に努めましょう。
②虚偽の年収を申告しない
年収に限らず、申し込む際は正しい情報を入力するようにしましょう。申し込み時に入力する情報は、個人信用情報機関に保存されている情報と照合されるため、不備や虚偽がある場合必ずバレてしまいます。
例え故意でなくとも、虚偽の情報を入力してしまうと審査に通りにくくなってしまいます。
③短期間に複数枚申し込まない
短期間に複数枚クレジットカードを申し込んでしまうと審査に落ちやすくなってしまいます。なぜなら、短い期間に何枚もクレジットカードが必要なほどお金に困っているのではないかと、クレジットカード会社側に不審に思われてしまうためです。
1ヶ月に2枚まで、それ以上申し込む場合や審査に落ちてしまった後に申し込む場合は、最低でも6ヶ月間を空けましょう。
クレジットカードの申し込みの履歴は信用情報に記録されています。しかし、その情報が保存されている期間は半年間。審査落ちの結果も半年間残るので、6ヶ月空けることは重要です。
JCBカードの審査に必要な情報
JCBカードの審査に必要な情報は主に2つあります。
- 申込者の属性情報
- 個人信用情報機関の照会情報
それぞれ詳しい内容を説明します。
①申込者の属性情報
JCBカードを申し込むときには以下のような申込者の属性情報が求められます。
- 氏名、生年月日、性別
- 住所、電話番号
- 職業、勤務先
- 収入
- 家族構成
- 居住形態
カード会社はこれらの属性情報をもとに審査を行います。
②個人信用情報機関の照会情報
クレジットヒストリーとは、クレジットカードやキャッシングなどの返済履歴のことです。クレヒスは個人信用情報機関によって調査されます。
支払いの滞納などをするとクレヒスに傷が付き、審査に通りにくくなります。
返済履歴は一定の期間、個人信用情報機関に残るので、普段から滞納などをしないようにしましょう。
【速報】JCBカードが12年ぶりにデザイン変更!
12年ぶりにJCBオリジナルシリーズが、シンプルでスタイリッシュなデザインに生まれ変わりました。
- カード情報が裏面に記載
- JCBのタッチ決済機能が搭載
通常のカード決済に加えて、タッチ決済・スマホ決済を網羅しており、新たに利便性が加わったと言えます。
JCBカードの審査に通過しよう!
この記事ではJCBカードの審査基準について、編集部の独自調査を交えながら徹底解説しました。審査に通るコツやカードごとの審査難易度をおさえて、JCBカードの審査に通過しましょう。
迷っている方には、JCB CARD Wがおすすめです。39歳以下のうちに発行して、ポイントをたくさん貯めましょう!
プロがおすすめのクレジットカードを紹介する専門メディア「クレジットカード+」の編集部です。
JCBカードには様々なランクのカードがあり、長く保有し条件を満たすと上位カードにランクアップに繋がります。