アメックスプラチナカードの審査は厳しい?審査落ちの原因と通過のポイント
アメックスプラチナカードを発行したいけど、審査に通るか不安と思われていませんか?この記事ではアメックスプラチナカードの審査基準、落ちる原因など徹底解説していきます。アメックスプラチナカードの審査に通るためのポイントもお伝えしますので、参考にしてください。
- アメックスプラチナカードの申し込み条件
- アメックスプラチナカードの審査基準!重視される3つのポイント
- アメックスプラチナカードの審査に通りやすくなる2つのコツ
- アメックスプラチナカードの申し込みから審査までの流れ
- アメックスプラチナカードの審査に落ちた!考えられる6つの原因
- アメックスプラチナカードの審査は現在の属性情報を重要視!
アメックスプラチナカードの申し込み条件
アメックスプラチナカードの申し込み条件は以下の3つです。
- 20歳以上である
- 学生以外である
- 安定した収入を継続的に得ている
以前はインビテーション制でしたが、今はインビテーションがなくも申し込み条件さえクリアしていれば、Webサイトから誰でも申し込みできます。学生起業などをしている場合は、学生でも申し込める可能性がありますので、以下の連絡先に問い合わせるようにしましょう。
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0120-020222
(通話料無料、9時〜21時、土日祝休み)
主婦(主夫)や派遣社員、年金収入でも申し込みはできる
アメックスプラチナカードは、申し込みページの選択欄に主婦(主夫)や派遣社員、年金収入の方の選択肢もあるため、申し込みできます。
申し込みページにある選択欄は以下の通りです。
- 役員、経営者(自営含む)
- 会社員(管理職、課長以上)
- 会社員(一般社員)
- 公務員(管理職、課長以上)
- 公務員(一般社員)
- 医師、歯科医師
- 弁護士、会計士、獣医師
- 派遣、契約社員
- 主婦、主夫
- 年金、不動産、利子配当による収入
上記に当てはまる属性であれば、申し込みは可能です。個人事業主(フリーランス)として働いている人も、「役員・経営者(自営含む)という欄を選ぶことで、申し込みができます。
アルバイトやパートは選択肢にないため申し込みはできません。ただし結婚をしていて、配偶者が選択欄のいずれかに当てはまる場合は、配偶者の属性情報に合うものを選択すれば、申し込みができます。
アメックスプラチナカードの審査基準!重視される3つのポイント
アメックスプラチナカードの審査で、重視されるポイントは以下の3つです。
- 職業
- 年収
- クレジットヒストリー
それぞれ確認していきましょう。
①職業
アメックスプラチナカードの審査では、職業は重要な指標のひとつです。申し込み条件に「安定した収入を継続的に得ている」という項目があるため、上場企業や公務員などの職業だと審査で有利だと言えます。
アメックスの申し込みページには、以下のような職業選択欄があります。
- 上場企業(関連会社含む)
- 非上場で300人以上の企業(関連会社含む)
- その他一般企業
- 個人経営(自由業含む)
- 教育機関(大学病院、専門学校含む)
- 中央官公庁、地方自治体(衆参議員含む)
- 外国大使館、領事館、国連機関
- 上記のどれにも該当しない
主婦(主夫)の方は、配偶者の所属先で審査されます。他の要素も踏まえて審査は行われるため、どの職業であれば審査に通るとは言えませんが、安定した職業かどうかを審査では重視されると覚えておくといいでしょう。
②年収
アメックスプラチナカードの審査で職業と一緒に必ずチェックされると言ってもいいのが、年収です。職業と同じように、どれくらいの年収があれば審査に通るといった、詳細なことはわかりません。
申し込みページの「年間所得(税込)/万円(必須)」という項目では、例として「500万円」が表示されています。そのため、年収500万円以上を目安としておくといいでしょう。
とはいえ、500万円以上の年収があったとしても、それが安定して継続的に得ている収入でなければ審査に落ちてしまう可能性もあります。3〜5年ほどは安定して500万円以上の収入がある人なら、審査に通る可能性が高いと言えます。
③クレジットヒストリー
クレジットヒストリーもアメックスプラチナカードの審査で見られるポイントです。今までに申し込んだカードや利用しているカードでの履歴を見て、審査に通していいかどうか判断されます。
しかしアメックスの審査では、日本のカード発行会社よりもクレジットヒストリーがそれほど重視されないと言われています。アメリカでは「失敗した人にもチャンスを与える」という風土があるためです。
所属する会社や年収など今の属性情報が重視されやすいため、クレジットヒストリーが多少悪い状態でも審査に通る可能性はあります。クレジットヒストリーに自信がなくても、今の属性情報に自信があれば、積極的に申し込むようにしましょう。
その他も要素も見られないわけではない
職業や年収、クレジットヒストリーがアメックスプラチナカードの審査で重視されるポイントだとお伝えしましたが、それ以外の要素も見られないわけではありません。
勤続年数や世帯人数、貯蓄額など様々な要素を総合的に見て判断されます。この要素の基準さえクリアしていれば審査に通るとは言えませんし、何かしらの基準を満たしていないとしても他の要素を見て、審査に通る場合もあります。
アメックスのプラチナカードを発行したいという気持ちが少しでもあるのであれば、まず一度申し込んでみるようにしましょう。
アメックスプラチナカードの審査に通りやすくなる2つのコツ
アメックスプラチナカードの審査に通りやすくなるコツは以下の2つです。
- アメックスグリーンカードやアメックスゴールドカードを問題なく利用している
- アメックスプラチナカード所有者に紹介してもらう
ひとつずつ詳しく解説します。
①アメックスグリーンカードやアメックスゴールドカードを問題なく利用している
アメックスプラチナカードよりも下位クラスのカードを問題なく利用しているとアメックスプラチナカードが発行しやすくなります。「問題なく」とは、支払い遅延や滞納、全く利用していないなどの状況がないことです。
下位クラスのクレジットカードを問題なく、継続的に利用していることで、アメックスに「この利用者はよく利用してしっかりと支払いもしてくれる」と信用してもらえます。下位クラスのカードを所持していて優良利用者と認められれば、プラチナカードへのインビテーションをもらえ、審査に通りやすくなります
いきなりプラチナカードを申し込みのが心配な人は下位クラスのカードから利用し始めましょう。
②アメックスプラチナカード所有者に紹介してもらう
アメックスには「紹介プログラム」というものがあり、アメックスプラチナカードを既に所有している人から紹介を受け、カードを申し込めます。紹介なしで申し込むよりも、アメックスに信頼のある人からの紹介で申し込む方が審査には通りやすいと言えます。
紹介してもらう方法は、紹介者にURLを発行してもらうか、以下の連絡先に電話してもらうかの2種類です。
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0120-007004(通話料無料、9時〜21時、土日祝休み)
紹介してもらえば、必ず通るというわけではありませんが、知人でアメックスプラチナカードを所有している人がいれば、積極的に紹介してもらうようにしましょう。
アメックスプラチナカードの申し込みから審査までの流れ
アメックスプラチナカードの申し込みから審査までの流れを確認していきましょう。主に以下の3つのステップがあります。
- 申し込み
- 入会審査
- カードの受け取り
順番に見ていきましょう。
申し込み
アメックスプラチナカードの申し込み方法は以下の3つです。
- オンライン
- 郵送
- 電話
申し込み内容に間違いがあると審査が遅くなる可能性もあります。いずれの場合も正確な情報で申し込むようにしてください。
本人確認書類が必要になる場合もあるので、手元に用意しておくようにしましょう。
入会審査
入会審査が最も早いのは、オンラインです。最短で10秒から通常10日間ほどで審査は完了します。
10秒で審査が終わるのは、自動で個人信用情報機関の情報と照合しているためで、審査を適当に済ましているわけではありません。自動での審査だけでは終わらない場合、手動での審査も行われるため最長で10日間かかる場合も出てきます。
郵送や電話での場合はより時間がかかる場合もあるでしょう。審査の状況は電話で確認できるので、審査の経過が気になる場合は以下の連絡先に電話をするようにしてください。
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0120-020120
(通話料無料・9:00~17:00・土日祝休)
️カードの受け取り
審査に通った場合は、1週間ほどで本人限定受け取り便でカードが届きます。受け取りの際に、免許証や保険証などの本人確認書類が必要になりますので、用意しておきましょう。
審査に落ちた場合は、香港からAirMailが届きます。審査に落ちた原因などは、アメックスに問い合わせても教えてもらうことはできません。
再度申し込みをしたい場合には3ヶ月〜6ヶ月間ほど期間を空けて申し込むようにしてください。
アメックスプラチナカードの審査に落ちた!考えられる6つの原因
アメックスプラチナカードの審査に落ちた場合、考えられる原因として以下の6つが考えられます。
- 条件を満たしていない
- 申し込み内容に不備や虚偽がある
- 本人確認や在籍確認が取れない
- 他者のカードとの多重申し込みをしている
- 支払い遅延や滞納をしている
- 借入額が多い
ひとつずつ説明していきます。
①条件を満たしていない
申し込み条件を満たしていないと、審査に落ちてしまう可能性が高いです。20歳未満や学生である場合はもちろん、安定した継続収入がないとみなされる場合申し込み条件を満たしていないと判断されます。
安定していない、継続的ではない収入とは、アルバイトやパートでの収入のことです。とはいえ、学生であっても起業をしている場合やアルバイトやパートでの収入以外にも副業で稼ぎがある場合などは審査に通る可能性もあります。
申し込み条件に当てはまるかどうか自分で判断が難しい場合は、アメックスサービスセンターまで電話をしてみるといいでしょう。
②申し込み内容に不備や虚偽がある
申し込み内容に不備や虚偽があった場合は、審査に落ちてしまう可能性があります。クレジットカードの審査は、個人信用情報機関に記録されている情報と照合して行われるため、不備や虚偽があった場合は必ず判明します。
たとえ故意でなかったとしても審査に不利に働いてしまうため、申し込み内容に間違いがないか丁寧に確認してから申し込みするようにしましょう。特に虚偽があった場合には、他のクレジットカードを発行する際にも悪影響が及ぶ可能性があります。
審査に通りたいからと嘘の内容で申し込みをするのは避けるようにしてください。
③本人確認や在籍確認が取れない
アメックスの審査では、本人確認や在籍確認が行われる場合もあります。その際に確認が取れないと審査に落ちてしまう可能性が高いです。
本人確認は申し込みのときに入力した自分の電話番号に、在籍確認は申し込みのときに入力した会社の電話番号にかかってきます。どのタイミングでかかってくるかは各々違ってくるため、申し込みをして数日間は電話にでれるようにしておくと良いでしょう。
在籍確認は会社にかかってくるため、所属する会社にも「クレジットカードに申し込みをしたので、在籍確認の電話があるかもしれません」と一声かけておくようにするといいでしょう。
④他社のカードとの多重申し込みをしている
他者のカードとの多重申し込みをしていると、審査に悪影響が及ぶ可能性があります。クレジットカードを短期間に何枚を作ろうとしていると、カード発行会社に「お金に困っているのかな?」「借りるだけ借りて払い倒すつもりでは?」と不審に思われるためです。
他者のカードも申し込みをしたい場合には、1ヶ月に2枚ほどに留めておくようにしましょう。
所持しているクレジットカードの枚数も審査に影響する
クレジットカードを複数枚既に所持している人も審査に悪影響を及ぼす必要性があるため、注意が必要です。特に、使っていないクレジットカードを何枚も持っていると、審査に通らない可能性が高くなります。
カード発行会社に「カードを発行しても利用してもらえないのでは?」と思われてしまうためです。個人信用情報機関にその人が何枚クレジットカードを所持していて、どれだけ利用しているかは記録されているため、例え他社のカードであったとしても審査に影響すると言えます。
できるだけ使っていないクレジットカードは解約してから申し込みをするようにしましょう。
⑤支払い遅延や滞納をしている
クレジットカードやローンなどで、支払い遅延や滞納をしていると審査に通りづらくなります。クレジットカード発行会社に、「返済能力がない人」だと認識されてしまうためです。
アメックスはクレジットヒストリーを重視しない傾向にあるので、それほど審査には影響しないと言えます。ただし遅延や滞納を繰り返していて、ブラックリストに記録されていると審査にも悪影響を及ぼす可能性が高いです。
「遅延や滞納をどれくらいしていたか?」「金額はどれくらいか?」などによって個人信用情報機関に記録されている期間は変わってきます。だいたい2年〜5年ぐらいのクレジットヒストリーは残っていると思っておくといいでしょう。
⑥借入額が多い
クレジットカードやローンなどで高額の借入をしていると、審査に通らない可能性が高いです。借入額が多いと、カード発行会社に「返済能力がない」「お金に困っている」と不信感を持たれてしまうためです。
借入額は0に近ければ近いほど、審査では有利に働きます。どうしても借入を0にするのが難しい人は、できるかぎり返済をしてからアメックスプラチナカードに申し込みをするようにしましょう。
アメックスプラチナカードの審査は現在の属性情報を重要視!
アメックスプラチナカードは学生ではない20歳上の人で、安定した継続収入がある人であれば誰でも申し込みはできます。
クレジットヒストリーよりも、職業や年収などの現在の属性情報を重視する傾向があるため、クレジットヒストリーに自信がない人も審査に通る可能性はあります。
いきなりプラチナカードの審査は不安という人であれば、アメックスの下位クラスのカードを利用して実績を積むといいでしょう。
プロがおすすめのクレジットカードを紹介する専門メディア「クレジットカード+」の編集部です。