JALカードとANAカードの2枚持ちとは?メリットと注意点を解説
JALカードとANAカードの2枚持ちで、お得かつ快適な旅行を楽しめます。
せっかく飛行機に乗るのに、マイルを貯めないのはもったいないですよね。
2枚持ちにおすすめのクレジットカードを、特徴と共に徹底解説します。
メリットや注意点もぜひ参考にしてください。
- JALカード&ANAカードの2枚持ちならお得倍増
- JALカードとANAカード2枚持ちする3つのメリット
- 2枚持ちにおすすめのJALカード・ANAカード6選
- JALカード・ANAカードを2枚持ちする注意点3つ
- JALカードとANAカードの2枚持ちに関するよくある質問
- JALカードでもANAカードでも2枚持ちでマイルを貯めよう
JALカード&ANAカードの2枚持ちならお得倍増

いつもANA便を利用しているけれど、目的地や時間の都合でJAL便を選んだことはありませんか?
また、ANAマイルを貯めているけど、JALマイルも貯めたいという方もいるでしょう。
料金や時間帯で乗る飛行機を決める方、マイルを取りこぼしなく貯めたい方は、JALカードとANAカードの2枚持ちがおすすめです。
航空会社をいちいち確認しながら予約する手間が省けて、マイルをJAL・ANAどちらでも取りこぼしなく貯められます。
2枚持ちすると、どのようにマイルが貯められるのでしょうか。
さらに、どのようなお得な特典が受けられるのかも気になります。
2枚持ちにおすすめのJALカードとANAカードを紹介するので、ぜひ検討してみてください!
JALカードとANAカード2枚持ちする3つのメリット

日本の2大航空会社であるJALとANA。
JALカードとANAカードを2枚持ちするメリットは以下の3つです。
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JAL・ANAどちらのマイルも貯められる
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JAL・ANAのステータス会員になれる
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片方のカードが使えない場合でも安心
それぞれ説明していきます。
JAL・ANAどちらに乗ってもマイルを貯められる

JALはワンワールドアライアンス、ANAはスターアライアンスのグループの飛行機に乗るとマイルを貯められます。
マイルを貯めるほどお得に旅行を楽しめるチャンスが増えるので、旅行や出張等で頻繁に飛行機を使う方にとってはお得です。
貯まったマイルは特典航空券と交換できます。
航空券を安く手に入れたい方にとっては、お得に買う方法の1つと言えますね。
2枚持ちするクレジットカードを選ぶときは、まずどちらのマイルを優先的に貯めたいか考えましょう。
メインで貯めたいマイルにはマイルの貯まりやすさ重視のクレジットカード、サブで貯めたいマイルには年会費が安く生活の中で簡単に貯まるクレジットカードがおすすめ。
JAL・ANAステータス会員になってお得な特典をゲット

JAL・ANAでは、飛行機の搭乗で貯まるポイントに応じてステータス会員の資格を得られます。
ステータス会員になると、様々な特典やボーナスマイルがもらえるのです。
頻繁に飛行機に乗る方、マイルを貯めてお得に旅行したい方は目指す価値あり。
JALもANAもポイントの有効期限が1年間のため、優先順位を決めましょう。
JALグローバルクラブ

JALをはじめ、ワールドアライアンスの飛行機に乗るとFLY ONポイントが貯まります。
1年間のポイントや搭乗回数に応じて、クリスタル、サファイア、プレミア、ダイヤモンドのステータスをゲット可能。
サファイア以上でJALグローバルクラブに入会すると、ステータスを維持できます。
JALグローバルクラブ会員は毎年初回の搭乗で3,000マイルもらえます。
フライトでのボーナスマイルは、サファイア・プレミアは最大105%、ダイヤモンドは最大130%です。
FLY ONポイントの有効期限は1年間。
プレミアとダイヤモンドには、マイル無期限という2枚持ちにぴったりな特典が付いてきます。
マイルをお得に貯められて、先行予約や優先搭乗、特典航空券などの優待を受けられるJALグローバルクラブへの参加がおすすめです。
ANAプレミアムメンバー

ANAやスターアライアンスグループの飛行機に乗ると、マイルとは別に貯まるプレミアムポイント。
1年間に一定のポイント数を超えると、ブロンズ、プラチナ、ダイヤモンドのステータス会員の資格がもらえます。
座席の先行予約や空港ラウンジの利用など、ステータス別のお得な特典が付いてきます。
フライトボーナスマイルはブロンズで最大55%、プラチナで最大105%、ダイヤモンドでは最大130%。
飛行機を頻繁に利用する人は、ダイヤモンド会員になってマイルを大量ゲットしましょう。
プラチナまたはダイヤモンドの資格を得ると、ANAスーパーフライヤーズカードに申し込み可能。
スーパーフライヤーズカードは持つだけでステータスを維持できる優れものです。
ステータス獲得のために必要なプレミアムポイントは1年間のみ有効なので注意してくださいね。
片方のカードが使えない場合でも安心
JAL・ANAどちらかのカードが紛失等で使えなくなっても、2枚あればもう片方で対処できます。
また、磁気不良で使えないトラブル時にも、支払いができるので安心です。
さらに、国際ブランドの異なる2枚を持っておけば、片方の国際ブランドが対応していない場合でも対処しやすくなります。
2枚持ちにおすすめのJALカード・ANAカード6選

ここからは、2枚持ちしたいJALカードとANAカードについて解説していきます。
マイルの貯まりやすさと年会費、さらにお得な特典も紹介。
自分の生活スタイルに合った2枚を選んでくださいね。
まず紹介するのは、JALカードとANAカードそれぞれの普通カードです。
結論から言うと、それぞれの一般カードに大きな差はありません。
詳しく見ていきましょう。
JAL・ANA普通カードの特徴は引き分け

JAL普通カードとANA一般カードを比較すると、基本的には大きく変わらないことがわかります。
年会費はともに2,200円。
入会や継続、搭乗でもらえるボーナスマイルも変わりません。
付帯保険もJALカード・ANAカードともに自動付帯で、手厚い補償。
一般カードはJAL・ANAの中でも年会費が安いカードなので、2枚持ちの2枚目サブカードとして持つのがおすすめ。
ここからは、マイルがザクザク貯まるお得なクレジットカードを紹介します。
あなたに合ったメインカードを探してくださいね!
マイルがお得に貯まるJALカード・ANAカード
数々の種類があるJALカードとANAカードの中から、ぜひ2枚持ちしたいJAL・ANAカードを編集部が2枚ずつ厳選しました。
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JAL CLUB-Aカード
【JAL①】JAL CLUB-Aカード -
JALカードnavi(学生専用)
【JAL②】JALカードnavi(学生専用)
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ANAアメックスカード
【ANA①】ANAアメックスカード -
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカ一般カード)
【ANA②】ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカ一般カード)
ひとつずつ順番に紹介していきます。
JAL・ANAどちらのマイルを優先的に貯めたいか考えて、自分に合ったクレジットカードを2枚選んでくださいね。
【JAL①】JAL CLUB-Aカード

JAL CLUB-Aカードは、200円の利用で1マイル貯まるので、普段の生活でお得にマイルをゲットできます。
国際ブランドが選べるのはもちろん、東急や小田急など多数の提携先を選べるのが特徴です。
JALカードSuicaにはオートチャージ可能なSuica機能が付帯。
JALカード TOKYU POINT ClubQは別途PASMOが必要ですが、こちらもオートチャージできます。
改札前で残高を気にする心配なく、それぞれJRE POINTとTOKYU POINTが貯まるのも嬉しいですよね。
もちろんマイルに移行可能。
【JAL②】JALカードnavi(学生専用)

マイルを貯めたい学生の方はJALカードnavi一択です。
JAL普通カードと比べて、普段のお買い物でのマイル還元率は2倍。
イオンやファミマなど、JALカード特約店での利用では4倍です。
生活の中で利用するだけでどんどんマイルが貯まります。
通常3年間のマイルの有効期限が在学期間中なら無期限。
語学検定合格や卒業でマイルをプレゼントしてくれる、学生向けの嬉しい特典も豊富です。
期限を気にせずマイルを貯められるので、2枚持ちしたい学生の方のサブカードに最適!
入会するだけで2,000マイル&初めての搭乗でさらに1,000マイル、合わせて3,000マイルをゲットできます。
詳しくは公式ページから確認してくださいね!
【ANA①】ANAアメックスカード

ANAアメリカン・エキスプレス・カード、通称ANAアメックスカードの魅力は、マイルが貯まるスピード。
入会後3ヶ月以内の利用で最大30,000マイルをゲット可能です。
空港ラウンジの無料利用や手荷物宅配など、手厚く豪華なアメックスの特典も受けられます。
ポイントをマイル移行するには、年6,600円の「ポイント移行コース」への登録が必要ですが、他のANAカードと比べて割高ということはありません。
登録するだけで、航空券の購入や普段のお買い物で使えるポイントのレートが上がり、貯まるポイントの有効期限は無期限に。
通常、マイルの有効期限は3年ですが、ANAアメックスカードであれば期限を気にせずポイントを貯めて、好きなタイミングでマイル移行可能。
2枚持ちにピッタリなクレジットカードです。
【ANA②】ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカ一般カード)

ソラチカ一般カードの愛称で親しまれる、ANA To Me CARD PASMO JCBは、飛行機だけでなく東京メトロでもマイルを貯められます。
通勤通学でマイルを貯められるので、飛行機を頻繁に使わない方の2枚持ちサブカードとしてもおすすめのクレジットカードです。
PASMO一体型でオートチャージ機能付き。
メトロの乗車で貯まるポイントは平日5ポイント、土休日15ポイントです。
ANAマイルには100ポイント=90マイル、驚異の高レート90%で交換できます。
一般のTo Me CARDのレートは6%なので、メトロでマイルを貯めるならソラチカカードが断然お得。
さらに、1,000円の利用で1ポイント貯まるOkiDokiポイントもマイルへ移行できます。
交換レートは2つのコースから選べて、年5,500円の「10マイルコース」なら1ポイント=10マイル。
年会費と合わせても7,700円なのは破格です。
無料の「5マイルコース」では1ポイント=5マイルで交換可能。
マリオットボンヴォイプレミアムならJALでもANAでもマイル移行可

マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムカードの最大の特徴は、ポイントをJALマイルにもANAマイルにも交換できること。
さらにポイント有効期限は、2年間のうち1回でもマイルの獲得またはポイント交換を行うことで無期限になります。
ポイントは指定のホテルでの利用で100円につき6ポイント、普段の生活での支払いでは100円につき3ポイント貯まります。
マイルへの交換は、JALもANAも3ポイント=1マイルとかなりの高還元。
年間の移行上限もありません。
また60,000ポイントをマイルに移行するごとに、ボーナスとして5,000マイルもらえるため、マイル還元率を最大1.25%まで引き上げられます。
年会費は高額ですが、実質無期限のポイントとマイルの貯まりやすさを考えると、2枚持ちの1枚として持っておきたいカードです。
JALカード・ANAカードを2枚持ちする注意点3つ

マイルを無駄なく貯められるJALカードとANAカードの2枚持ちですが、次の3点に注意が必要です。
- 年会費がかかる
- 貯めるマイルやポイントに優先順位をつける
- マイルには3年間の有効期限がある
JALカードもANAカードも2枚持ちする分の年会費がかかります。
せっかくの2枚持ちのお得さを無駄にしないためにも、貯めたいマイルの優先順位に合わせてクレジットカードを選ぶことが大切。
ステータス会員を目指す際も、どちらのポイントを先に貯めるか考えましょう。
また、2枚持ちすると3年間のマイルの有効期限を忘れてしまいがちなので要注意。
期限切れが不安な方には、JALカードnaviやANAアメックス、SPGアメックスといった有効期限のないクレジットカードがおすすめです。
JALカードとANAカードの2枚持ちに関するよくある質問
JALカードとANAカードの2枚持ちに関するよくある質問を2つ紹介します。
Q1 .ANAカードでJALに乗るとマイルは貯まりますか?
Q1.ANAカードでJALに乗るとマイルは貯まりますか?
Q2 .JALとANAのマイルは合算できますか?
Q2.JALとANAのマイルは合算できますか?
Q3 JALマイルとANAマイルの違いは?
Q3 JALマイルとANAマイルの違いは?
詳しく見ていきましょう。
Q1.ANAカードでJALに乗るとマイルは貯まりますか?
A.ANAのクレジットカードでJALの航空券を購入した場合
・ショッピングマイル→ANAカードに積算
・フライトマイル→JAL便を利用した際にJALカードに積算
上記のように別々に付与されます。
ANAカードで支払いした分を、JALカードに振替はできません。
Q2 .JALとANAのマイルは合算できますか?
A.JALカードとANAカードのマイルの移行・合算はできません。
JALとANAのマイレージプログラムでは、個人のマイルの共有や譲渡、売買は認められていないようです。
Q3 JALマイルとANAマイルの違いは?
A.JALマイルとANAマイルの主な違いは、提供している会社と交換先です。
とくに、マイルの交換先については大きく異なります。
マイルを貯める際は、どのような用途に使えるのか調べておきましょう。
JALカードでもANAカードでも2枚持ちでマイルを貯めよう

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JALカードとANAカードの2枚持ちで取りこぼしなくマイルを貯められる
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ポイントに応じてステータス会員の資格が得られる
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年会費が2枚分かかるのでよく考えてカードを選ぶ必要がある
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JALカードとANAカードのマイルの合算はできない
JALカードとANAカードの2枚持ちで、どちらのマイルも取りこぼすことなく貯められます。
JALマイラーもANAマイラーにとっても、2枚持ちはお得と言えるでしょう。
より貯めたいマイルがたくさん貯まるクレジットカードをメインに、年会費の安いカードをサブカードとして持つのがおすすめ。
マイルを貯めて、お得で快適な旅行を楽しみましょう!

プロがおすすめのクレジットカードを紹介する専門メディア「クレジットカード+」の編集部です。