ANAのゴールドカード5種類を徹底比較|年会費・還元率・メリットを徹底解説!
ANAのゴールドカードは5種類あり、どのカードが良いのか分からず困っている方もいるでしょう。
そんな方に向けて、今回はANAのゴールドカード5種類を徹底比較。これを読めば、自分に合ってるカードがどれなのか丸分かりです!
- ANAのゴールドカード5種類を徹底比較|年会費・還元率・ポイント有効期限
- ANAのゴールドカードがおすすめな人をタイプごとに紹介&比較!
- ANAのゴールドカードとプラチナカードを比較!
- ANAのゴールドカードを発行する4つのメリット
- ANAのゴールドカードを発行するデメリット
- ANAの一般カードからゴールドカードに切り替える方法
- ANAのゴールドカードを比較して自分に合ったカードを!
ANAのゴールドカード5種類を徹底比較|年会費・還元率・ポイント有効期限
ANAのゴールドカードは、5種類です。それぞれのカードでメリットやデメリットが異なります。
- ANAカード(ワイドゴールドカード)
- ANA JCBワイドゴールドカード
- ANAダイナースクラブカード
- ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
- ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD
5種類のゴールドカードを年会費、還元率、ポイント有効期限の3つの項目で比較してみました。
※ANAグループは2%
さらにそれぞれのゴールドカードについて詳しく紹介します。
①ANAカード(ワイドゴールドカード)
ANAカード(ワイドゴールドカード)、ANAゴールドカードの中でもマイルが貯まりやすいという特徴があります。
入会時に2,000マイル、毎年のカード継続時にも2,000マイルのボーナスマイルが。また、ANAグループ便に搭乗すると、通常のフライトマイルに加えて25%のボーナスマイルがもらえる仕組みになっています。
マイル移行手数料については手数料が無料なので、好きな時にVポイントからマイルに気軽に移行できるのも嬉しいポイント。さらに、カードの国際ブランドはVisaとMasterCardなので、国際的にあらゆる場面で広く使えます。ANAカード(ワイドゴールドカード)1枚で国内旅行も海外旅行も安心です。
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カード入会時と毎年の継続時に2,000マイルもらえる!
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ANAグループ便に搭乗すると25%のボーナスマイルがもらえる!
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国際的にあらゆる場面で広く使える!
ANAカード(ワイドゴールドカード) 公式サイト
②ANA JCBワイドゴールドカード
ANA JCBワイドゴールドカードは、マイルの貯まりやすさと保険の充実度のバランスが取れたANAゴールドカード。他のANAゴールドカードと比べると少ないですが、ボーナスマイルはカード入会時と毎年のカード継続時に1,000マイルもらえます。また、ANAグループ便に搭乗すると、通常のフライトマイルに加えて10%の搭乗ボーナスマイルがもらえる仕組み。
マイル移行手数料は無料なので、好きな時に気軽にポイントからマイルに移行できます。海外旅行傷害保険は最高1億円補償と、充実度高め。
国際ブランドは日本発祥のJCBなので、VisaやMasterCardと比べると国際的に使える場面は限られてしまいます。ただし、日本人観光客が多いアジアやハワイなどでは不自由なく使えますよ。
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海外旅行傷害保険の最高補償額が1億円と手厚い!
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カード入会時と毎年の継続時に1,000マイルもらえる!
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ANAグループ便に搭乗すると10%のボーナスマイルがもらえる!
ANA JCBワイドゴールドカード 公式サイト
③ANAダイナースクラブカード
ANAダイナースクラブカードは、ANAゴールドカードの中では年会費が高い方です。しかし、その分マイルが貯まりやすく、サービスも充実しています。
カード入会時と毎年のカード継続時に2,000マイルがプレゼントされるほか、ANAグループ便に搭乗すると通常のフライトマイルに加え25%のボーナスマイルがもらえる仕組み。また、ANAダイナースクラブカードで貯まったポイントは無期限で、マイル移行手数料もないため、長期的に無駄なく使えます。
保険は国内海外共に最高補償額1億円と手厚く、国内外1000ヵ所以上の空港でラウンジが無料で使えるなど、サービスの充実度は文句なしです。ANAダイナースクラブカードは利用可能枠に制限がないため、海外旅行や高級時計など大きなお買い物をする予定のある方は検討すると良いでしょう。
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国内外1000ヵ所以上の空港でラウンジが無料で利用可能!
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ポイントが無期限なので無駄なく使える!
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海外国内共に旅行傷害保険の最高補償額が1億円と手厚い!
ANA ダイナースカード 公式サイト
④ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、ANAグループで航空券などたくさん買い物をする方におすすめのカードです。基本のポイント還元率は他のANAゴールドカード同様1%ですが、ANAグループの買い物でANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードを利用すると2%還元に。
ポイントは無期限で、マイル移行手数料は無料なので、ゆっくり貯めて使いたい方におすすめです。また、カード入会時と毎年の継続時に2,000マイルのボーナスマイルがもらえるほか、年間300万円以上利用すると主にANAグループで使える「ANA SKY コイン」10,000コイン(10,000円相当分)がもらえます。
さらに、レジャー施設やイベントなどの優待特典といったAMEXのゴールドカードの充実したサービスが受けられるのはANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードならでは。ANAグループでのお買い物が多い方、サービスを重視する方におすすめできる1枚です。
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ANAグループで利用するとポイント還元率が2%に!
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年間300万円以上利用すると「ANA SKY コイン」10,000コインもらえる!
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優待特典サービスなどのAMEXゴールドカードのサービスが受けられる!
ANA アメックスゴールド 公式サイト
⑤ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)は、年会費のお手頃さ、マイルの貯まりやすさ、サービスの充実度など総合的に優れており、おすすめできる1枚です。特に東京メトロを利用する方は圧倒的にポイントが貯まりやすいので持っておくと良いでしょう。
東京メトロに乗車したり自動販売機や東京メトロ加盟店を利用するごとに、平日は1乗車20pt、土日は1乗車40ptものメトロポイントが貯まります。ポイントは、100pt=90マイルという高レートでANAマイルに交換可能です。
年会費は15,400円とお手頃価格にもかかわらず、入会時と毎年のカード継続時に2,000マイルのボーナスマイルがプレゼントされ、マイルの移行手数料が無料なほか、海外旅行傷害保険は最高1億円補償と手厚いのも嬉しいポイント。
注意点としては、ANA To Me CARD PASMO JCB GOLDはランクアップ対象外なので、ANAの上級会員を目指している方やスーパーフライヤーズカードの取得を目指している方は、他のANAゴールドカードを検討しましょう。
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東京メトロを利用するとポイントが貯まりやすい!
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100メトロポイント90マイルという高レートで交換可能!
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海外旅行傷害保険が1億円と手厚い!
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ANAのゴールドカードがおすすめな人をタイプごとに紹介&比較!
ANAのゴールドカード6種類はそれぞれ特徴があり、おすすめな人が異なります。
年会費よりもサービスを重視する方は、「ANAダイナースクラブカード」または「ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」がおすすめです。他のカードと比べると年会費が高いものの、保険やラウンジ、優待特典などのサービスが充実しています。
国際的に様々な場面でカードを使いたい方、コスパの良さを重視する方は、「ANAカード(ワイドゴールドカード)」もしくは「ANA JCBワイドゴールドカード」を持つと良いでしょう。東京メトロを日常的に利用する方は、「ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD」が圧倒的にポイントが貯まりやすくおすすめです。
ANAのゴールドカードとプラチナカードを比較!
左:ANAカード(ワイドゴールドカード)、右:ANA Visaプラチナ プレミアムカード
ゴールドカードの他にプラチナカードも検討している方もいるのではないでしょうか。そこで、ANAカード(ワイドゴールドカード)とANA Visaプラチナ プレミアムカードを比較してみました。
ゴールドカードと比べるとプラチナカードはさらに年会費がかかります。しかし、その分保険やボーナスマイルなどのサービスがより充実。
また、高級レストランの優待割引やコンシェルジュサービスなど、ゴールドカードにはないプラチナカードならではのサービスもあります。出張や旅行が多くANAのカードをよく利用する方は、プラチナカードを目指してみると良いでしょう。
ANAのゴールドカードを発行する4つのメリット
ANAのゴールドカードは主なメリットが4つあります。
- マイルやポイントが貯まりやすい!
- マイルの移行手数料が無料に!
- 空港ラウンジが無料で使える!
- 旅行傷害保険が手厚い!
①マイルやポイントが貯まりやすい!
ANAの一般カードと比べてANAのゴールドカードは、マイルやポイントの還元率がアップします。カード入会時と毎年のカード継続時に、ANA JCBワイドゴールドカードでは1,000マイル、その他のANAゴールドカードでは2,000マイルのボーナスマイルが。
また、ANAグループ便に搭乗すると通常のフライトマイルに加えて10〜25%のボーナスマイルがもらえます。このように、たくさんボーナスマイルがもらえる仕組みに。
さらに、ポイント還元率も1%と高還元なうえに、ANAダイナースクラブカードとANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードではポイントの有効期限が無期限なのも嬉しいポイントです。
②マイルの移行手数料が無料に!
ANAゴールドカードだとマイルの移行手数料が無料なのも大きなメリットです。ANAの一般カードだと、マイルを移行するのに1ポイント10マイルで移行できる「10マイルコース(5,500円)」に加入する必要があります。
一般カードと比べるとカードの年会費がかかるものの、マイルを移行するのに料金がかからないので、マイルをよく使う方はANAのゴールドカードを持っておくと良いでしょう。
③空港ラウンジが無料で使える!
ANAの一般カードでは利用できない国内外の空港ラウンジが無料で使えるのも、ANAのゴールドカードならではのこと。搭乗前の時間を空港ラウンジでゆったりと過ごせるのは嬉しいですよね。ラウンジではドリンクや軽食を無料で楽しむことができ、無線LANも通っているので仕事もバッチリできます。
また、ANAダイナースカードだと無料で利用できるラウンジが、なんと1,000ヵ所以上もあります。色々な国を訪れる機会が多い方はぜひANAダイナースカードの空港ラウンジサービスを利用すると良いでしょう。
④旅行傷害保険が手厚い!
国内外の旅行傷害保険が手厚いのもANAのゴールドカードの嬉しいポイント。どのANAのゴールドカードも最高補償額が5,000万円〜1億円となっており、しっかり補償してくれます。
ANAの一般カードだと海外旅行にしか保険がついておらず、国内旅行は補償してくれません。また、海外旅行傷害保険も最高補償額が1,000万円〜5,000万円なので、少し物足りないと感じる方もいるかもしれませんね。
さらに、ANAのゴールドカードの海外旅行傷害保険はどのカードも自動付帯なので、利用額にかかわらず、カードを持っているだけで保険が適用されます。
ANAのゴールドカードを発行するデメリット
ANAのゴールドカードのメリットを紹介しましたが、もちろんデメリットもあります。ANAのゴールドカードのデメリットは、年会費が高いことです。
ANAの一般カードの年会費(税込)が2,500円程度であるのに対し、ANAのゴールドカードは年会費(税込)が15,000〜35,000円かかってしまいます。年会費が高い分、自分にとってカードを利用するメリットがあるかしっかりと考えることが重要です。
ANAの一般カードからゴールドカードに切り替える方法
ANAの一般カードからゴールドカードに切り替える方法は2パターンあります。
- 同一クレジットカード会社のカードに切り替える場合
- 異なるクレジットカード会社のカードに切り替える場合
同一クレジットカード会社に切り替える場合
同一のクレジットカード会社のカードに切り替える場合は、各クレジットカード会社の公式サイトから申し込みが可能。これにより、一般カードで貯まっていたマイルを新しいゴールドカードにそのまま移行できます。
異なるクレジットカード会社に切り替える場合
異なるクレジットカード会社のカードに切り替える場合は、新規入会申し込みをしましょう。ANAの公式サイトで作りたいカードを選んだ後、各カードの専用ページで必要事項を入力して申し込みます。
申し込み時に、一般カードのお客様番号を入力することで、新しいカードに貯まっているマイルを移行することができます。切り替え前のカードが不要な場合は、一般カードのカード会社に連絡して退会手続きをしましょう。
ANAのゴールドカードを比較して自分に合ったカードを!
ANAのゴールドカードは、5種類それぞれで異なる特徴があります。コスパが良いカードもあれば、サービス重視する方におすすめのカードなど様々です。
カードのメリットとデメリットを考え、自分のライフスタイルに合ったカードを選んでみましょう!
プロがおすすめのクレジットカードを紹介する専門メディア「クレジットカード+」の編集部です。