デポジット型クレジットカードおすすめ5選!審査落ちしないコツも解説
クレジットカードは現代生活に欠かせないものとなっています。
しかし、審査に不安を感じる方や使いすぎが心配という人も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、「デポジット型クレジットカード」です。
デポジットタイプのクレジットカードはあまり馴染みがない方も多いと思います。
この記事では、デポジット型クレジットカードの特徴や選び方、おすすめのカードについて詳しく解説します。
- デポジット型クレジットカードとは?
- デポジットが必要になる主な場面と支払方法
- クレジットカードでデポジットを支払う場合の注意点3つ
- デポジット型クレジットカードおすすめ5選
- 審査が通りやすいデポジット型クレジットカードとは?選び方&注意点3点!
- デポジット型クレジットカードに関するQ&A5つ
- デポジット型クレジットカードはご自身に合ったものを選びましょう!
デポジット型クレジットカードとは?

デポジット型クレジットカードについて解説していきます。
一般のクレジットカードとの違いや、デビットカード、プリペイドカードとの違いをそれぞれ説明します。
①一般のクレジットカードとの違い
一般のクレジットカードとの大きな違いは利用限度額。
一般のクレジットカードはカード会社が与信審査を行い、利用限度額を決定しカードが発行されるシステム。
それに対しデポジット型クレジットカードは、申込時にあらかじめデポジット(=保証金)を入金します。
そのデポジット分を限度額として使用できるというクレジットカードです。
保証金はあくまで預り金ですので、カードを解約する際には入金した保証金は返金されます。
あらか保証金をあらかじめ入金しておくことと保証金額が利用限度額になることで次のようなメリットが。
- 支払いの不履行や延滞発生の心配がない
- 使いすぎの心配がない
借金したくない人や自分で利用限度額を決めたいという人にもおすすめです。
このような特徴から、審査に通りやすいのがデポジット型クレジットカードの特徴。
他にも下記のような方におすすめ。
- 過去に延滞していてクレヒスが心配
- 個人事業主で信用がないため審査落ちしやすいという方
使えるお店や引き落とし方法などは、一般クレジットカードとほぼ同じように利用することができます。
キャッシングや一時増額はデポジット型クレジットカードの場合は利用することができません。
その点は一般カードと異なりますので、気を付けましょう。
また、保証金はあくまで預け金です。
カード決済の費用として充てることはできません。
利用した分の金額は必ず引き落とし口座に入金しておきましょう。
②デビットカード・プリペイドカードとの違い
次に、デビットカードやプリペイドカードとの違いについても説明していきます。
大きな違いは、審査方法や年齢制限です。
デポジット型クレジットカードは前もって預けた保証金額分を利用限度額として、使用することが可能。
それ以外は基本的に一般的なクレジットカードと同じと考えましょう。
一般のクレジットカードと同じく発行にあたり審査もあります。
申し込みは18歳以上から可能。
支払いは後日指定した銀行口座より月々まとめて引き落とされます。
プリペイドカードと違い、保証金分を使い切ってもチャージや入金をする必要はありません。
毎月の支払い完了後、翌月自動的に限度額が元通りになり保証金の分だけ利用が可能になるのです。
対してデビットカードやプリペイドカードは会計時に即時口座より引き落としされます。
プリペイドカードは都度前もってチャージ・入金するという支払い形態です。
クレジットカードのようにカード会社が購入代金を建て替えるシステムではありません。
そのため原則的に審査はなく、申し込み可能年齢も低く設定されていることがほとんどです。
未成年や学生でも申し込むことができます。
プリペイドカードによっては年齢制限を設けていないものも。
誰でも気軽に使える安全なカードとして扱われています。
またデビットカードやプリペイドカードは、使用できないケースも。
例えば、ガソリンスタンドや公共料金、高速道路などです。
しかしデポジット型クレジットカードは、限度額内であれば支払うことが可能。
一般クレジットカードと同じ扱いだからです。
デポジットが必要になる主な場面と支払方法

日本では、まだあまり馴染みのない文化であるデポジット。
海外に行くと、あらゆる場面でデポジットが求められられるでしょう。
そんなデポジットが必要人なる場面や、支払い方など紹介します。
デポジットが必要な場面
日本では、交通系ICカードの発行時にデポジットを支払います。
支払ったデポジットはICカードの返却時に返金される仕組みです。
また、飲食店の予約時に支払うこともあるでしょう。
飲食店でデポジットが必要な背景としては、予約当日の無断キャンセルを防ぐため。
飲食店側の損害を防ぐために、事前予約時にデポジットを求める飲食店があります。
一方海外では、次のような場面で求められます。
- ホテルでのチェックイン
- レンタカー利用時
ホテルでは、ルームサービスなどの利用料を差し引いて戻ってくることがあります。
レンタカー利用時のデポジットは、車の損害や乗り捨てなどによるリスクをカバーするものです。
車が予定通りに問題なく返却されたときは、保証金が返金されることが一般的。
デポジットの金額はホテルやレンタカー会社によって異なります。
よく調べておきましょう。
支払方法や返金方法
デポジットの支払い方法は、クレジットカードと現金で2種類あります。
まず、クレジットカードでデポジットの支払う方法は、2つ。
1つは、クレジットカード情報だけを控える方法。
この場合、実際の金額が引かれることはありません。
2つめは、プリオーソライゼーションという方法。
こちらの方法の場合、一度デポジット料金が引き落としされます。
しかし、ホテル滞在や、レンタカー期間が終了するとクレジットカードに戻されるのです。
一方、現金の場合は、支払われたデポジットに対してホテルやレンタカー会社は預り証を発行。
滞在やレンタル期間が終了し、何もなければ預り証と引換えにデポジットが返金されます。
クレジットカードでデポジットを支払う場合の注意点3つ

あらかじめ利用可能枠を確認しておく
デポジットが必要になる海外出張や海外旅行の前に確認するべきなのが、クレジットカードの利用可能枠。
上述した通り、デポジットはプリオーソライゼーションが必要になることもあります。
利用可能枠がなければ、ホテルやレンタカーの利用ができない可能性があるでしょう。
利用可能枠はクレジットカードのマイページやご利用代金明細書などに記載されています。
海外に行く前に、問題がないか確認しておくことが大切です。
利用限度額をすべて使い切っている場合、増額することは可能です。
ただし、利用限度額の増額には審査があるうえに、手続きには一定の時間がかかるので注意しましょう。
利用できる国際ブランドを調べておく
お使いのクレジットカードが、現地で利用できる国際ブランドかどうか確認しましょう。
一般的に国際ブランドとは、VisaやMastercard、JCB、アメリカン・エキスプレスなどが挙げられます。
注意が必要なのは、店舗やサービスによって利用できる国際ブランドが異なるということ。
持っているカードが利用できないと、デポジットの支払いに時間がかかってしまうこともあります。
通常、ホテルやレンタカーのWEBサイトに利用できるクレジットカードが掲載されています。
ご自身のカードが利用できるか事前に調べておきましょう。
もし、利用できない場合新たに取得することをおすすめします。
返金額に相違がないかどうか確かめる
デポジットが返金された際には、すぐに返金額と請求金額に相違がないかを確認しましょう。
相違がある場合は、その場で訂正を求めることが重要なポイント。
帰国後に相違に気付いても、その場で訂正を求めなかったという落ち度を指摘される可能性があります。
そのため、修正してもらうことは難しいでしょう。
トラブルを避けるために大切なのは、疑問や不明点がある場合は、スタッフに質問すること。
遠慮せずにその場で解決を図ることが、のちにトラブルにならないポイントです。
ただ、為替相場や手数料の影響で、実際に支払った金額と返金額に差異が出ることもあります。
返金ミスがあったり返金されていなかったりする場合は、クレジットカード会社に相談してみましょう。
デポジット型クレジットカードおすすめ5選

デポジット型クレジットカードの特徴や他のカードとの違いについて、理解できたでしょうか?
次に、おすすめのデポジット型クレジットカードを5枚紹介していきたいと思います。
次のような方は、こちらの記事を読んで参考にしてみてください。
- どんなデポジット型クレジットカードがあるのか知りたい
- デポジット型クレジットカードを持ってみたいけどどれを選んでいいかわからない
①ライフカード

特徴
デポジット型のライフカードは次のような方でも通りやすいと評判のカードです。
- 延滞したことがある
- 自己破産などでクレヒスに傷がある
- クレジットカードはもう無理…という方
デポジット金額は3万円・5万円・10万円と3段階。
ご自身の資金に応じて段階的に設定することができるため、無理なく良好なクレヒスを積むことができます。
年会費は5500円と決して安くはありません。
しかし、デポジット型クレジットカードの中では最も初期費用が少額で済むカードです。
カードの受け取り時は、年会費+保証金合計額を現金で引き換える必要があります。
そのため、最低金額35,000円から作成可能。
たとえ保証金が少額でであってもライフカードの特典もしっかり受けられます。
0.5%の還元率でライフカードサンクスポイントを貯めることができるのが魅力です。
そのほか、弁護士無料相談費用サービスや国内・海外旅行傷害保険も自動付帯。
また10万円以上の保証金を預ければ年会費無料でETCカードを申し込むことも可能です。
券面が一般のライフカードと同じなのも嬉しい配慮ですね。
<メリット>
・クレヒスに不安がある人でも審査に通りやすい
・最低保証金3万円からの少額でも申し込み可能
・旅行保険や弁護士無料相談費用も自動付帯
<デメリット>
・年会費がやや高額
・設定金額の変更ができない
②アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード

特徴
充実したサービスや特典で、世界中の旅行好きの人たちに愛されているアメリカン・エキスプレスカード。
実はこのアメリカン・エキスプレスカードにデポジット機能があるということをご存知でしょうか?
こちらはすでに発行されているカードを持っている人だけのサービスになります。
アメリカンエキスプレスカードにはデポジットを行うことで利用可能額を増やすことができるのです。
アメリカン・エキスプレスカードは他のカード会社と違い、一律の利用可能枠は定められていません。
カード発行時点では限度額が明記されていないのです。
資産状況や利用状況に応じて随時限度額が変更されるシステム。
そのため、アメックスで高額な買い物をするときなどは、決済が通るか不安があります。
そのためデポジットシステムを採用してるというわけです。
このサービスは、アメリカンエキスプレスが発行しているプロパーカードであればすべてのカードで利用可能。
他社発行のアメリカンエキスプレスカードでは利用できませんので、気を付けましょう。
カード発行時の審査に不安がなく、アメリカンエキスプレスカードで高額な買い物をしたいという人におすすめ。
<メリット>
・サービスや特典が充実している
・ポイントが1%と高還元
<デメリット>
・すでにアメックスのカードを持っている人でなければ利用できない。
・ 年会費が高い
・アメリカンエキスプレスプロパーカードでのみのサービス
③モデッカデポカード
特徴
モデッカデポカードはJCBブランドのデポジット型クレジットカード。
保証金は5万円から30万円と幅広く自身の資金に応じて無理なく設定が可能です。
次のような方におすすめ。
- *過去に延滞があった方
- 初めてクレジットカードを作る方 ‐ 審査に不安がある方
年会費は税込で1,375円と安価な年会費設定なのもありがたいですね。
他に発行手数料が1,100円かかりますが、こちらは初年度のみの支払いでOK。
モデッカデポカードの保証金は銀行振り込みで預け入れ可能。
審査通過後、振込の案内メールが届きますので、指定の銀行口座へ振込みます。
保証金が確認でき次第、利用可能です。
タッチ決済、リボ払い、分割払いにも対応。
一般のJCBクレジットカードと同様に利用することができます。
ただし先述のようにキャッシング機能はついていませんので注意しましょう。
また、モデッカデポカードの利用額に応じてポイントがたまるサービスも利用できます。
1,000円ごとの利用で1ポイント付与、1ポイント1円分として500ポイントより使用可能です。
貯めたポイントは、様々な商品やeギフトカードに交換できます。
支払いの割引にも充当することも可能で、大変使い勝手の良いポイントサービスです。
<メリット>
・年会費が安く、クレヒスに不安がある人も審査を通過しやすい
・タッチ決済対応
・ポイントサービスがあり、使い勝手が良い
<デメリット>
・保証金の振込みが銀行振り込みのため、手間がかかる。場合によっては振込手数料がかかる場合も。
・ETCカード発行、保障といったサービスはなし。
④Nexus Card

Nexus Cardは Mastercardブランド付属のデポジット型クレジットカードです。
発行手数料550円、年会費1,375円で作ることができ、発行時の手数料も最安。
お得で申し込みがしやすいです。
保証金は5万円から預け入れ可能で1万円単位で金額設定の変更が可能。
最大200万円まで保証金を預けることができます。
そのため、高額な買い物でカードが必要となった場合でも安心です。
またETCカードが必要といった方にもおすすめ。
10万円以上のデポジットがあれば年会費無料でETCカードも発行することもできます。
利用実績を問題なく積むことができれば、一般のクレジットカードを作るチャンスもあるようです。
同じNexus Cardより発行されている年会費無料の一般カードNexus Card select。
口コミでは上記一般カードのインビテーションが受けられたという声がありました。
審査が通らずクレジットカードを作れなくなってしまった人にはNexus Cardは嬉しいチャンスですね。
ゼロからクレヒスを積み直したい、いつか一般クレジットカードを作れるようになりたいという人におすすめです。
<メリット>
・年会費・発行手数料が最安
・保証金は5万円~200万円まで1万円単位で幅広く変更可能
・保証金10万円以上でETCカードの発行が可能
・利用実績を積めば、年会費無料のクレジットカードNexus Card selectのインビテーションが来る可能性も
<デメリット>
・保障などの付帯サービスなし
・初回保証金は口座振込で手間がかかる
・タッチ決済に対応していない
⑤ラグジュアリーカード

特徴
デポジット型ラグジュアリーカードは、カード審査の通りにくい人にとっても次のような特徴があります。
一定の保証金があればゴールド、プラチナカードレベルのステータスカードが持てるということ。
個人事業主の方で、「資金はあるけど審査が通りにくいので、ステイタスの高いカードが作れない」。
そんな悩みをお持ちの方も多いでしょう。
そのような方におすすめなのがこのデポジット型のラグジュアリーカードです。
年会費は一番手ごろなチタンカードで55,000円、上位のゴールドカードでは22万円!
保証金も最低20万円からと非常に高額です。
しかしながらその高い年会費をカバーするほどの最上級の特典やサービスを受けることが可能。
例えば…
- 空港で利用できるプライオリティパスの無料付帯
- 高級ホテルで贅沢な待遇が受けられるVIPホテル優待
- 高級レストランの1名無料優待のなどダイニング特典
- ハワイアン航空のエリート会員に無条件で招待
- 24時間365日対応のコンシェルジュサービス
- 東急ホテルズやプリファード ホテルズ&リゾーツの上級会員に無条件で招待
などの豪華で最上級の特典をカードを発行するだけで受けられるのです。
非常に高額で躊躇してしまう年会費。
カード特典を利用すれば年会費分は余裕で元が取れてしまうのではないでしょうか。
また、保証金の最大預け入れ可能金額もラグジュアリーカードならでは。
何と最大9,900万円まで預け入れができてしまいます。
車などの高額すぎる買い物をしたい場合もこのカードなら大丈夫です。
さすがに一般クレジットカードでは決済できないですよね。
しかもポイントもしっかり1%~1.5%と還元されます。
何百万と買い物ができてしかもポイントバックがもらえるなんて、かなり魅力的。
こういった最高級で豪華なおもてなしが受けられ、贅沢なお買い物の際に役に立つラグジュアリーカード。
欲しいけど収入が不安…という方もデポジット型でトライしてみてはいかがでしょうか。
<メリット>
・審査に不安がある人でも最上級ステータスカードのサービス、特典を受けることができる
・最高9,990万円まで預け入れが可能
<デメリット>
・年会費、保証金が高額なので資金力がないと発行、維持することが難しい
審査が通りやすいデポジット型クレジットカードとは?選び方&注意点3点!

審査落ちしにくいデポジット型クレジットカードや、カード選択の重要ポイントについて解説します。
また、デポジット(=保証金)の概念や取り扱い方なども特殊です。
そのため注意点など解説をしていきたいと思います。
デポジット型クレジットカードの選び方
デポジット金額で選ぶ
クレジットカードの利用限度額多い方は便利なのは確かですが、
デポジット型クレジットカードはご自身に毎月その分の支払い能力がなければ使うことができません。
また、初回に準備できる金額がどのくらいあるかで決定してもよいでしょう。
余裕が出てきたら保証金を増やすこともできます。
最初はご自身の無理のない金額でデポジット額を設定しましょう。
デポジット金額の違いによる特徴
デポジット金額によって変わるのは実は利用限度額だけではありません。
デポジットを増やすことで付帯サービスを充実させることができます。
ライフカードやNexus Cardではデポジット金額10万円以上でETCカードを無料で発行してもらうことが可能です。
ですのでETCカードが欲しいと思っている方は、10万円以上のデポジットをするのがおすすめです。
年会費と付帯サービスの関係
デポジット額以上に大きくサービスが変わってくるのが年会費です。
年会費が高いカードの場合は付帯サービスや特典が充実しています。
これは一般のクレジットカードでも同じことがいえますね。
年会費が最も安いのがモデッカデポカード・Nexus card。
こちらのカードは、ほぼクレジット機能のみで補償等のサービスはありません。
対して最も年会費が高いのは、ラグジュアリーカード。
キャッシングや増額といったサービスはありませんが次のようなサービスがあります。
- ラウンジサービス
- ダイニングサービス
- コンシェルジュサービス
- 旅行保障など
上記のような豪華で充実のサービスをたくさん受けることができます。
サービスや特典がたくさんあるのは魅力的で便利ですが、年会費は毎年支払わなければいけません。
保証金や利用料金と違いカードを利用していなくても支払いが必要です。
また、最低保証金額も年会費の高いカードほど高額になります。
モデッカデポカード・Nexus cardは5万円~に対しラグジュアリーカードは20万円から。
初期費用も大きく差が出ますね!
年会費は申込時のほか、毎年どのくらいご自身か支払い可能かも考えてカードを選ぶことが大切です。
おすすめの選び方
カードを選ぶ際は次の3つからご自身がカードに求める最優先事項はは何かを考えるとよいです。
1.年会費
2.サービス
3.保証金
<年会費で選ぶ>
モデッカデポカード・Nexus cardがおすすめ
理由:年会費1,375円で最安
<サービスで選ぶ>
ラグジュアリーカードorライフカードゴールドがおすすめ
理由:ラウンジサービス・コンシェルジュサービスなど充実した特典サービスを受けられる。
ただし、年会費、保証金合せて最低でも10万円以上必要。
<保証金額で選ぶ>
ライフカードがおすすめ
理由:デポジット型クレジットカードの中では最低保証金額3万円。
最も少額の保障金額で作ることができます。
年会費の相場
デポジット型クレジットカードの年会費の相場はカードのよって異なります。
大きく3つの価格帯に分けられていると考えてよいでしょう。
- 1,000円台(モデッカデポカード・Nexus card)
- 5,000円台(ライフカード)
- 1万円以上(ライフカードゴールド・ラグジュアリーカード)
年会費は保証金と異なり、毎年利用金額の他に年1回請求されます。
ご自身の支払いが可能な額のカードを選ぶことがおすすめです。
また年会費が高くなると最低保証金額も増えますので、よく確認のうえカードを選ぶようにしましょう。
審査に通るためのコツ
デポジット型クレジットカードは特性上、作りやすいカードになっています。
例えば、審査が通りにくいクレヒスを持つ人や、個人事業主にもおすすめのカードです。
しかし、それでも審査落ちする場合があります。
どんな人が審査に通りやすく、逆に審査に通りにくいのでしょうか。
また審査落ちしないための対策についても説明します。
審査落ちしやすい人・審査に通りやすい人
審査のハードルは比較的低いものですが、100%全ての人が審査を通過するというわけではありません。
各カード会社での審査基準は公表されておらず、はっきりとした審査通過基準は不明です。
しかし以下のような方は、デポジット型のクレジットカードでも審査に通らない可能性があります。
- 過去に自己破産している人
- 多重債務など大きな金融事故の履歴がある人
- 虚偽の記載・申告をしている人
- 申し込み資格や条件を満たさない人
このような条件に当てはまらない方であれば、主婦の方や無職の方でも審査に通過しやすいようです。
審査通過率を高めるためには、申し込み資格を満たしていることを確認し正確な申告を行うようにしましょう。
保証金に関する注意点
保証金についての注意点についても説明します。
一般のクレジットカードにはないシステムですので、よく理解しておきましょう。
保証金の金額設定について
・保証金=利用限度額であり保証金以上のカード利用はできない。
・利用額限度額の変更には手続きが必要。(ライフカードは不可)
手続きには数日かかるので急な金額変更はできない。
・保証金は一度預ければチャージや毎月の入金はしなくてよい。
返金条件の確認ポイント
・保証金は解約時に引き落とし口座へ返金される。
・解約手続きが完全に完了してから返金されるので、返金までには時間がかかる。
・解約時、カードの未払いが残っていた場合は、未払い分を差し引いた金額が返金される。
注意すべき事項
・保証金の入金が確認が取れてから利用開始までタイムラグあり。
・保証金を支払い充当するのはNG。
・保証金があるからと支払いをしないと良好な実績が残せず、今後一般クレジットカードが作れなくなる可能性も。
デポジット型クレジットカードに関するQ&A5つ

Q1: デポジット型クレジットカードの審査は通りやすいの?
A:はい。
デポジット型クレジットカードは、一般のクレジットカードと比べて審査が通りやすいカード。
なぜならカード会社が損失するリスクがないシステムになっているからです。
カード会社は保証金を利用限度額とし担保しています。
そのため、万一支払いの不履行や遅延があった場合にはカード利用代金に充てているのです。
そのためクレヒスに傷のある方や延滞がある方でも審査に通りやすいカードとなっています。
Q2: デポジット(保証金)はいつ返してもらえる?
A:デポジット(保証金)はカード解約の際、カード会社から返金がされます。
解約手続き完了後、引き落とし口座に返金されるので、忘れないようにしましょう。
未払い金がある場合、その金額を差し引かれた差額が返金されます。
返金されるタイミングなどはカード会社によって異なりますので、各社の規定をよく確認しておきましょう。
Q3: デポジット型と一般カードの違いは?
A:デポジット型クレジットカードはあらかじめデポジット(=保証金)を預けることで使えるカードです。
利用限度額はデポジット分の金額まで。
保証金は万一引き落としができなかった場合は担保に充てられます。
カード会社には損失がないシステムになります。
そのため、クレヒスが心配な方や、個人事業主でも審査が通りやすいのが特徴。
またカード会社に借金を作りたくない、カードの使いすぎが心配、という人にもおすすめです。
一般カードは利用者には一定の支払い能力がないと作ることができません。
カード会社が利用代金を商品購入時に建て替え後日支払いをするシステムだからです。
そのため一般のクレジットカードの申込時は与信審査があります。
それをクリアしなければカードを作ることができません。
Q4: デポジット額以上の利用はできる?
A:いいえ。
デポジット型クレジットカードでは、デポジット額以上の金額を利用することはできません。
デポジット金額=利用限度額です。
設定してるデポジット額より多く利用したい場合もあるでしょう。
その際は預け入れ金額変更の手続きを行い、追加で入金する必要があります。
一般のクレジットカードの増資と違い時間がかかります。
利用額を増やしたいときは時間に余裕を持って手続きをしなければなりません。
また、ライフカードではデポジット額の変更はできませんので気を付けましょう。
Q5: デポジット型から一般カードへの切り替えは可能?
A:いいえ。
デポジット型クレジットカードから、一般クレジットカードでの切り替えをすることはできません。
一般クレジットカードへ切り替えをしたい場合は新たに申し込みをし、審査を受けることが必要です。
しかし、一般カードへのインビテーションが受けられることもあります。
そのためにはデポジット型クレジットカードで良好なクレヒスを積むことが必要。
一般クレジットカードを作りたくても審査が通らないという方には嬉しいですね。
まずはデポジット型クレジットカードで良好な利用実績を作っていきましょう。
デポジット型クレジットカードはご自身に合ったものを選びましょう!
-
デポジット型クレジットカードとは保証金を担保にして発行されるクレジットカード
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保証金=利用限度額であり、カード会社からの借入れがないため一般カードよりも審査に通りやすい
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個人事業主、無職、主婦、過去に延滞した人などで審査に不安がある人も発行可能
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自分でデポジット金額を決定でき、保証金を担保に入れたら普通のクレジットカードとして使うことができる
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デポジット型クレジットカードの種類は年会費1000円台のものから22万まで様々あり、年会費に応じサービスや優待が異なる
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キャッシング機能はなく、担保を支払いには充てられない
-
カードを解約時に保証金は返還される
今回はデポジット型クレジットカードについて紹介、解説していきました。
クレジットカードの中ではやや特殊なシステムのカードです。
保証金を預ければ、カード審査が通りやすくなるという便利なカードであることがわかりました。
クレジットカードの審査が通りにくいという人に嬉しいカード。
他にも、借金をしたくない人やカードの使いすぎを未然に防ぎたい人にもおすすめのカードです。
またデポジット型クレジットカードの種類もさまざまなタイプがあることもわかりました。
- シンプルにクレジットガードの機能の低コストで持てるカード
- 豪華な特典、サービスが盛りだくさんのハイスペックカード
審査のハードルが低く、自由に選ぶことができるのもデポジット型クレジットカードならではの良さです。
もっといろいろな種類のカードが作られれば私たちユーザーの選択肢も広がり、嬉しいですよね!
年収やクレヒスなどでクレジットカードカードを作るのを躊躇してしまう人でも申し込めるのも魅力。
ぜひご自身の希望や目的に合ったものを選んで、快適なカードライフを送ってください!