シンガポールのクレジットカードおすすめは?5枚のカードを徹底解説!
シンガポール旅行や滞在時に便利なクレジットカードをお探しですか?
本記事ではシンガポールでおすすめのクレジットカード5枚を厳選、紹介します!
もちろんそれぞれの特徴や還元率、年会費などについても詳しく解説。
旅行者向けと在住者向けに分けて紹介するので、あなたに最適なカードが見つかるはずです。
- シンガポール旅行者へおすすめのクレジットカード3選
- シンガポール在住者向けおすすめクレジットカード2選
- シンガポールでクレジットカードを使う際の4つの注意点
- シンガポールでクレジットカードを使うメリット5つ
- シンガポールのクレジットカードについてよくあるQ&A5つ
- まとめ:シンガポール用クレジットカードは最適なものを選びましょう!
シンガポール旅行者へおすすめのクレジットカード3選
シンガポールは日本以上にキャッシュレス決済が主流の国です。
当然シンガポールへ行く際は、クレジットカードは必須。
クレジットカードはたくさんの種類がありますが、その中でもシンガポール旅行におすすめのカードは次の3枚です。
それぞれのカードについてを紹介していきます。
おすすめクレジットカード3選比較
1.三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)の特徴
シンガポールでの利用メリット
三井住友カード(NL)のよい点は、安心安全のナンバーレスカードであることです。
カードの券面に名前やカード番号が刻印されていないため、セキュリティが心配な海外旅行でも安心して使用することができます。
国際ブランドは海外旅行で使いやすい、VISAとMasterCardから選ぶことができます。
海外旅行保険の内容
三井住友カード(NL)は海外旅行での障害補償も充実しています。
永年年会費無料で、最高2000万円まで補償を受けることが可能です。
利用付帯なので、事前に旅費などを三井住友カード(NL)で決済をしておくことが必要となります。
年会費・ポイント還元率
三井住友カード(NL)は永年年会費無料。
海外旅行でも安心安全なカードですが、普段使いのカードとしても申し分のない1枚です。
通常のカードショッピングでの還元率は0.5%。
正直あまりお得感はありません。
ですが対象のお店で支払いをすると一気に高還元率カードに。
最大7%までポイント還元率をアップさせることができてしまうのです。
支払い時に対象のお店でタッチ決済をするだけで、ポイント還元率が5%。
さらにスマホのVisaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済で支払うと、さらに2%を上乗せ!
最高7%がポイント還元されます。
対象店は全国の有名コンビニ、ファミレス、飲食店など多数。
コンビニや外食をよく利用される方にはお勧めです。
また年間100万円以上の利用実績で嬉しい特典がもらえます。
年会費永年無料の状態で三井住友カード ゴールド(NL)のインビテーションを受けることができるのです。
三井住友カード(NL)は、年会費無料のカードにしてはかなり優秀なカードと言えるでしょう。
2. 楽天カード
楽天カードの特徴
シンガポールでの利用メリット
楽天カードには、海外旅行で利用できるさまざまな便利なサービスがあります。
レンタルポケットWifiの優待や、手荷物宅配の優待、防寒具一時預かりサービスなど。
国際ブランドもVisa・Mastercard・JCB・AMEXの4種類があり、好みのブランドを選ぶことができます。
ぜひシンガポールへ行くときには活用してみてください。
海外旅行保険の内容
楽天カードの海外旅行傷害保険は、海外旅行傷害保険は死亡後遺障害最高2,000万円まで。
賠償責任は最高3,000万円まで保証されます。
ただし保険が有効となるためには、クレジットカード決済の利用条件を満たしている必要があります。
保険が有効となるには、日本を出国前に 『募集型企画旅行の料金』 に該当する代金を楽天カード で支払っていることが条件になります。
『募集型企画旅行の料金』とはいわゆる海外パックツアーのことになります。
ですのでツアーを使ってシンガポールに行く方にはおすすめできますが、それ以外の手段で行かれる方は補償外となってしまいますので注意しましょう。
年会費、ポイント還元率
楽天カードは嬉しい永年年会費無料。
18歳以上であれば誰でも申し込みができるので、学生の方の海外旅行や留学にもおすすめです。
そして何よりポイントが貯まりやすいのが、楽天カードのいいところ。
普段の買い物でも100円につき1ポイントたまります。
特約店でなくてもポイント還元率が1%還元の年会費無料カードは、なかなかありません。
楽天カードを使って楽天市場で買い物をすればさらに還元率アップ!
100円のお買い物で3ポイントとなり、3%の高還元率になります。
楽天市場を利用する際は楽天カードでの決済は必須ですね!
3. JCB CARD W
JCB CARD Wの特徴
シンガポールでの利用メリット
JCBプラザ・オンラインで シンガポールの観光情報などをオンラインで気軽に相談することができます。
話題のショップや、地元ならではのレストラン、スタッフおすすめのスポットなど何でも相談OK。
さまざまな文化と魅力があふれるシンガポールでの滞在を、現地JCBプラザ・スタッフがサポートします。
現地でお得な優待もたくさん受けられるのが嬉しいですね。
海外旅行保険の内容
JCB CARD W の海外旅行傷害保険の補償内容は、死亡・後遺障害の場合で最高2,000万円。
他にショッピングガード保険が最高100万円まで補償されます。
JCBカード Wで事前に「搭乗する公共交通乗用具」または「参加する募集型企画旅行」の料金を支払った場合に、海外旅行傷害保険が適用されます。
年会費、ポイント還元率
JCB CARD Wは8歳~39歳までの入会限定の永年年会費無料カードです。
家族カードやETCカード、QUICPay(クイックペイ)の追加もできますよ。
もちろんそれらもすべて無料。
気になる還元率は国内・海外どこで使ってもポイント還元率1%。
なかなかの高還元カードですよね。
さらに、Amazon.co.jpやセブン‐イレブン、スターバックスなどのパートナー店で利用すると最大ポイント21倍に。
大変お得なカードです。
39歳までに発行すれば、その後も年会費無料で持ち続けることができます。
39歳以下の人は、持っていて損はないでしょう。
シンガポール在住者向けおすすめクレジットカード2選
旅行などの短期間でなく、シンガポールに在住するという方もいるのではないでしょうか。
その場合、ぜひ現地発行のクレジットカードを作ってみることをおすすめします。
日本で発行されたカードを使っても、もちろん問題はありません。
しかしシンガポールに住むのであれば、現地発行のクレジットカードを持った方が断然お得でメリットが大きいです。
2つのカードの特徴比較(年会費、還元率、現地特典、申し込み条件)
シンガポールで発行されているおすすめのクレジットカード2枚を厳選しました。
それぞれのカードについて詳しく解説します。
1.OCBC 365 Credit Card
カードの特徴(年会費、還元率、現地特典など)
OCBC 365 Credit CardはシンガポールのOCBC銀行が発行するクレジットカードです。
還元率は3%~6%と高還元。
日々のお買い物やガソリン代、公共料金の支払いでキャッシュバックを受けられます。
年会費はS$196.20とやや高額ですが、最初の2年間は無料。
またカードの利用実績により、年会費が免除になるシステムもあるそうです。
2年間と長い期間無料で使えるようですので、まずはお試しで作ってみるのもよいでしょう。
シンガポール在住者にとっての利点
先述の通り、OCBC 365 Credit Cardの1番のメリットはカードを利用することによって高還元のキャッシュバックを受けられることです。
還元率は以下のように利用内容によって異なります。
<キャッシュバックの一例>
- ガソリンスタンド…6%
- 外食…6%
- 食料品・スーパー…3%
- 乗り物…3%
- 電気料金…3%
キャッシュバックの適用となるには最低月間S$800以上のカードの利用が必要です。
またキャッシュバックの上限は、カードの利用金額により以下のように2パターンに設定されいています。
<キャッシュバック上限額>
- 月間S$80 (最低支出S$800)
- 月間S$160 (最低支出S$1,600)
外食や車を利用される方で一定額以上のカード決済をされる場合には、大変お得なカードです。
申し込み条件と方法
カード申込方法はWEBより申し込みが可能。
OCBC銀行の実店舗でも申し込みできます。
申し込み条件としてはまず、シンガポールに在住をしていることが前提です。
パスポート、シンガポール滞在許可証(ビザ)、住所証明などの書類の提出が必要となるので準備をしておきましょう。
また申し込みには一定の収入条件も設定されています。
シンガポール国民と永住者は年収S$30,000以上、 外国人であれば年収S$45,000以上となります。
申し込みを考えている人は、シンガポールでのご自身の収入状況なども把握しておきましょう。
2.DBS Altitude Visa Signature Card
カードの特徴(年会費、還元率、現地特典など)
DBS Altitude Visa Signature Cardはシンガポールの銀行のDBS銀行が発行しています。
シンガポールで暮らしながらマイルを効率よく貯めたい人におすすめのカードです。
年会費はS$196.20で初年度は無料。
またカードの利用により年会費が免除されるシステムがあります。
シンガポール在住者にとっての利点
DBS Altitude Visa Signature Cardの特典について説明します。
こちらのカードはマイル獲得に特化したカードです。
特に海外や旅行サイトでの予約で利用した場合はマイルの還元率がアップ。
日本に一時帰国する場合などは大変お得になります。
<マイル還元率内訳>
- 現地支出:1.3マイル/S$1
- 海外支出:2マイル/S$1
- オンライン旅行予約:3マイル/S$1
また、年間2回までですが無料で空港ラウンジが利用できるサービスも嬉しいですね。
旅行が好きな方や、飛行機をよく利用する方におすすめできるカードです。
申し込み条件と方法
DBS Altitude Visa Signature CardもOCBC 365 Credit Card同様に申し込みには一定の収入条件があります。
- シンガポール国民/永住者:年収S$30,000以上
- 外国人:年収S$45,000以上
なおこちらのカードには、マイル獲得上限などの制限はありません。
申し込みはオンラインからでもきますが、こちらもOCBC 365 Credit Cardと一緒でパスポートやビザ、シンガポールでの住所証明の提出が求められます。
シンガポールでクレジットカードを使う際の4つの注意点
シンガポールでクレジットカードを使う際の注意点についても解説していきます。
4点の注意点を挙げたので、シンガポールへ行く際にはぜひ参考にしてください。
①外貨両替手数料に関する注意
海外でクレジットカードを使用した場合、外貨への両替手数料が発生します。
シンガポールでも同様、カード利用の際は手数料がかかることを覚えておきましょう。
カード会社によって手数料の金額は異なりますが、2%~3%前後と考えておくとよいでしょう。
また、手数料以外に為替レートもカード会社によって異なります。
購入額と引き落とし額が両替手数料や為替レートでどうしても差が出てしまうことを、理解しておいてくださいね。
②セキュリティ対策(スキミング防止など)
海外でクレジットカードを持っていると、どうしても日本よりもスキミングされる確率が高くなってしまいます。
買い物をする際は店員にカードを預けないようにし、なるべく自分で端末決済を操作できるお店で買い物をしましょう。
また、スキミング防止グッズを活用するのも有効です。
磁気や電波を遮断するものの中にクレジットカードを入れておけば、非接触型のスキミング犯罪を回避することができます。
③利用可能な場所と現金が必要な場所
シンガポールは世界でもキャッシュレス先進国。
大抵のお店ではクレジットカード決済で買い物ができるでしょう。
しかし小さな個人のお店や屋台などでは、現金のみしか使えないこともあるようです。
ですのでシンガポールへ行く際は、多少なりとも現金の準備もしておくのがベストです。
④トラブル時の対処法(カード紛失・盗難時の連絡先など)
もしカード紛失してしまったり盗難に遭ってしまった場合は、速やかにカード会社に連絡しましょう。
大抵のカード会社は年中無休、海外からでも連絡可能です。
また身に覚えのない買い物や高額の支払いなどの請求が来た場合も、直ちに連絡が必要です。
スキミングによるクレジットカードの不正利用の可能性があるからです。
カード会社およびカードの種類により内異なりますが、被害額の補償が適用されるケースもあります。
ただし、クレジットカードの持ち主に何らかの過失があると補償対象とならない場合も。
ご自身のカードの補償内容、約款などをよく見て確認をしておきましょう。
シンガポールでクレジットカードを使うメリット5つ
シンガポールでクレジットカードを使うメリットとしての主な理由に、以下の5つが挙げられます。
①現金を持ち歩く必要がない
②キャッシュレス決済が主流
③ポイントが貯まる
④海外旅行保険が付帯している場合がある
⑤緊急時のサポート体制が充実
国内外にかかわらず、現金を持ち歩きながらの旅行は不安ですよね。
クレジットカードを持っていけば、そんな悩みを解消することができます。
しかもキャッシュレス大国のシンガポールでは、クレジット決済の方がきっと便利で活躍する機会も多いはずです。
旅行中の買い物などもカード決済すればポイントも貯められてお得なだけでなく、海外旅行保険の付帯も。
条件が合えばですが、旅行中に何かあった時には手厚い補償やサポートも受けられるのクレジットカードならでは。
心強い限りですね。
現金だけではこのような恩恵を受けることはできません。
日常ではあまりクレジットカードを使わないという人もいるかもしれません。
ですが上記で解説したように、シンガポールではクレジットカードを使うメリットがたくさんあります。
シンガポール旅行の際では、ぜひクレジットカードをメインに使ってみてはいかがでしょうか。
シンガポールのクレジットカードについてよくあるQ&A5つ
次にシンガポールでクレジットカードを使う時によく聞かれるお悩みや、質問についてもまとめてみました。
解説も含めて参考にしてみてください。
① シンガポールではどの国際ブランドのクレジットカードが使いやすいですか?
A: Visa、Mastercard、JCBが広く利用可能です。
この3つのブランドであればシンガポールで広く利用できます。
② シンガポールの現地カードを作るには何が必要ですか?
A: 通常、シンガポールの就労ビザまたは永住権、現地の住所証明、収入証明が必要です。
銀行によって条件は異なるので、詳細は各銀行に確認してください。
③日本のクレジットカードをシンガポールで使う際の手数料はどのくらいですか?
A: カードによって異なります。
一般的に海外利用手数料として3〜5%程度かかることが多いです。
海外手数料無料のカードもあるので、事前に確認しましょう。
④シンガポールでクレジットカードが使えない場所はありますか?
A: ホーカーセンター(屋台村)や一部の小規模店舗で現金のみの場合があります。
また、タクシーでは追加手数料がかかる場合があるので注意が必要です。
⑤シンガポールでクレジットカードを紛失した場合、どうすればいいですか?
::A: すぐにカード発行会社に連絡して利用停止手続きを行いましょう。
多くの発行会社は24時間対応の緊急連絡先を設けています。
また、最寄りの警察署で紛失届を出すことをおすすめします。
まとめ:シンガポール用クレジットカードは最適なものを選びましょう!
- シンガポール旅行でのおすすめカードは三井住友カード(NL)、楽天カード、JCB CARD Wの3枚
- シンガポール在住者におおすすめカードは、OCBC 365とDBS Altitude Visa Signature Card
- カードによって補償内容や優待特典、サービスが異なるため、よく比較し自身に合ったカード選びを
- シンガポールはキャッシュレス大国。大抵のお店でカード決済ができるが、例外もあるので現金の用意もしておく
- 盗難やスキミングに対しては十分に気を付け、予防策を。
- 盗難スキミングなど、トラブル発生時には直ちにカード会社に連絡をする
シンガポールで使えるクレジットカードについて紹介、解説してきました。
シンガポールに滞在の際は、クレジットカードを使えば大変便利です。
それでなく旅行保険も付帯されるなど、さまざまなメリットが付属されることがわかりました。
また、シンガポール在住の場合には、現地のクレジットカードを持った方がよりお得で便利なこともわかりましたね。
この記事を参考に、ご自身に合ったカードを選んでみてはいかがでしょうか?
セキュリティにも注意しつつ、シンガポールの滞在を楽しんでくださいね!