楽天ゴールドカードへ切り替えてメリットがある人は?損益分岐点や4つの注意点を解説
楽天ゴールドカードの魅力は、たくさんあります。
例えば、限度額が楽天カードの最大2倍であること。
無料で国内外の空港ラウンジやトラベルデスクを利用できることも魅力の一つです。
この記事では、楽天カードから楽天ゴールドカードに切り替えるメリットやデメリットなどを詳しく解説します。
- 楽天ゴールドカードは安くてステータス性あり!切り替えるメリットがある人5選
- 楽天ゴールドカードの損益分岐点!元を取るための条件は?
- 30秒でわかる!楽天カードから楽天ゴールドカードへ切り替える方法
- 楽天ゴールドカードへ切り替えるときの注意点4つ
- 楽天ゴールドカードのスペックと特徴
- 楽天ゴールドカードに切り替えるときには注意点を確認しよう
楽天ゴールドカードは安くてステータス性あり!切り替えるメリットがある人5選

楽天カードといえば「日本で一番使われているカード」として知られ、利用者が多い人気のクレジットカードです。
使い勝手の良さを実感している方も多いでしょう。
しかし、さらにステータス性のあるクレジットカードが欲しいなら、楽天ゴールドカードへの切り替えがおすすめです。
楽天ゴールドカード 公式サイト
ここでは、楽天カードから楽天ゴールドカードへ切り替えるべき人の特徴や、切り替えるメリットについて解説します。
詳しく解説していきます。
1.ETCカードを無料で持ちたい人

楽天カードは、ETCカードを発行すると年会費が550円かかります。
ですが、楽天ゴールドカードに切り替えるとETCカードの年会費が無料になります。
また、楽天はETCカードの利用金額もポイント還元の対象。
頻繁に高速道路を利用する人は、ETCカードを無料で発行できる楽天ゴールドカードがおすすめなんです。
楽天ゴールドカード 公式サイト
2.年に数回空港を利用する人

楽天ゴールドカードには、年2回まで国内および一部の海外空港ラウンジを無料利用できる特典が付いています。
頻繁に飛行機を利用する場合には物足りないかもしれません。
しかし、飛行機を利用する頻度が年に数回程度であれば十分にお得な特典でしょう。
通常、誰でも利用できるラウンジは1回につき1,000円~1,500円程度かかります。
つまり、年に2回利用すれば年会費分の元が取れる計算です。
楽天ゴールドカード 公式サイト
楽天ゴールドカードの特典で利用できるラウンジ一覧
楽天ゴールドカード(家族カードも含む)と当日の航空券または半券を提示すると無料で利用できます。
同伴者は有料となる・ラウンジによっては時間制限や満席時の入場制限などが設けられている場合もあるため確認は必要です。
3.なるべく安くゴールドカードを持ちたい人

ステータスカードは補償や特典も充実しているため、年会費とのバランスを考えて保有する人が多いですよね。
ゴールドカードは一般カードよりステータス性が高く、年会費も高いのが一般的。
ゴールドカードの年会費は、通常5,000~20,000円ほどかかります。
その点、楽天ゴールドカードの年会費は2,200円!
他社に比べて低コストで保有できることが最大のメリットとなっています。
「ゴールドカードを持ちたいけど、年会費はできるだけ安いものがいい」と考えている人にピッタリでしょう。
楽天ゴールドカード 公式サイト
4.限度額を増やしたい人

楽天カードの月の限度額は最大100万円と、一般カードとしては平均的な限度額です。
しかし、支払いをクレジットカード一本化している人や定期的に大きな金額をクレジットカードで支払う人は、少々物足りなさを感じるかもしれません。
その点、楽天ゴールドカードの限度額は最大200万円と倍増。
十分余裕が生まれます。
ただし、限度額は切り替え時の審査で決まるため、必ずしも200万円に設定されるとは限りません。
場合によっては限度額が下がる可能性もあることを覚えておきましょう。
楽天ゴールドカード 公式サイト
5.トラベルデスクを活用したい人

楽天ゴールドカードには、ニューヨーク、ホノルル、パリ、ミラノや上海など38拠点のトラベルデスクが無料で利用できる特典が付いています。
トラベルデスクは、現地の観光情報の紹介や、レストランやオプショナルツアーの予約、緊急時のサポートを依頼することができます。
特に海外旅行慣れしていない人には嬉しいサービスですね。
これから初めての海外旅行へ行きたいと考えている人にとって、大きなメリットになるでしょう。
楽天ゴールドカード 公式サイト
楽天ゴールドカードの損益分岐点!元を取るための条件は?
楽天ゴールドカードを持つためには、2,200円の年会費が必要です。
ゴールドカードを持つこと自体に価値を見出す人もいるかもしれません。
ですが、折角なら年会費を支払う以上のメリットを受け取りたいと思う人も多いでしょう。
楽天ゴールドカードで年会費分の元を取るためには、どのような条件があるでしょうか?
以下に2つのパターンをご紹介しますね。
1.国内の空港ラウンジを年2回利用する
楽天ゴールドカードでは、国内空港ラウンジを年2回まで無料で利用することができます。
空港ラウンジは楽天ゴールドカードを持っていなくても利用可能な場所もあります。
ですが、一般利用する場合はラウンジ利用料を支払う必要がありますよ。
いくつかの空港ラウンジの利用料をご紹介すると、以下のようになっています。
ラウンジの利用料は1,000円~1,500円。
つまり、国内空港ラウンジを年2回利用することで年会費の元を取ることができます。
年2回以上、飛行機を利用した国内旅行に行く習慣のある人は、楽天ゴールドカードを持つことでお得になりますね。
2.楽天証券で年間約30万円分のクレカ積立を行う
楽天ゴールドカードと楽天カードで楽天証券のクレカ積立を行う場合を考えてみましょう。
積立金額と還元ポイントの関係は以下のようになります。
楽天ゴールドカードで年間約30万円分のクレカ積立を行うと、年会費分の元を取ることができることがわかります。
楽天カードと比較して、楽天ゴールドカードの方がお得になる場合も見てみましょう。
上の表を見ると、年間90万円の積立を行った場合、楽天カードよりも多くのポイントを得ることができますね。
楽天カードで年間90万円以上の積立を行っている人は、楽天ゴールドカードへの切り替えがおすすめですよ。
30秒でわかる!楽天カードから楽天ゴールドカードへ切り替える方法

すでに楽天カード(一般カード)を持っている人が、楽天ゴールドカードへ切り替える手順は以下のとおりです。
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楽天e-NAVIにログイン
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楽天e-NAVIにログイン
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「カードのお申し込み」欄から「カードの切り替え」を選択
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カード一覧が表示されたら「楽天ゴールドカード」を選択
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年会費、ご利用可能額、注意事項や切り替え対象のカードなどを確認。
「楽天ゴールドカードの基本情報入力」の項目を埋めて「入力内容の確認へ」を選択 -
内容を確認して申し込み完了
手続き完了後、通常であれば1週間~10日ほどで新しいカードが届きます。
年末年始や大型連休の時期は、到着までに時間がかかる場合もあるので注意しましょう。
楽天ゴールドカードを2枚目のカードとして発行する方法も
楽天ゴールドカードが欲しいけれど、一般カードも残しておきたい人もいるでしょう。
そんな時は、2枚目のクレジットカードとして楽天ゴールドカードを持つという方法もあります。
楽天カードのシリーズは、2枚目のクレジットカードも作成可能です。
2枚目のカードに楽天ゴールドカードを選ぶ場合も、同じくe-NAVIからクレジットカードの追加発行手続きを進めましょう。
楽天ゴールドカードを発行する際には、審査を受ける必要がありますよ。
これは、一般カードから楽天ゴールドカードへ切り替える場合も、2枚目のカードを追加する場合も同様です。
審査では、手持ちの楽天カードの利用状況や履歴もチェックされます。
日頃から利用状況には注意を払いましょう。
楽天ゴールドカード 公式サイト
楽天ゴールドカードへ切り替えるときの注意点4つ

楽天カードから楽天ゴールドカードへ切り替えると以下の5箇所が変更されます。
- カード番号
- 有効期限
- セキュリティコード
- 楽天ポイントカード番号
- Edy番号
つまり、これまで使っていたクレジットカードとはまったく別のカードとなります。
切り替え前のクレジットカードは使えなくなるため注意が必要です。
ここでは、楽天カードから楽天ゴールドカードへ切り替えるときに注意したいポイントを解説します。
1.Edy残高は自動で新しいカードに移行されない

Edy残高はクレジットカードに紐付けられています。
そのため、楽天ゴールドカードへ切り替えた場合、そのままでは使えません。
Famiポート、楽天EdyアプリやFelicaポートなどを使って楽天ゴールドカードへ移行する必要があるのです。
しかし、楽天カードのクレジット機能がなくなっても楽天Edy機能は失われません。
新カードへの移行をせずに、旧カードのまま使い切る事も可能です。
ですが、旧カードのままEdy残高を使う場合、ポイントの進呈対象外となってしまいます。
少し手間に感じるかもしれませんが、楽天ゴールドカードへ移行してから使った方がお得ですよ。
2.家族カードも新たに申し込む必要がある

楽天ゴールドカードへ切り替えると、クレジットカード自体がまったく別物になります。
よって、旧カードに紐付いている家族カードも使えなくなります。
楽天ゴールドカードにしても家族カードが必要な場合は、改めて申し込みが必要です。
3.利用可能枠が旧カードと変わる

楽天ゴールドカードへ切り替えるにあたり、新規契約時のような審査が設けられています。
審査の結果によっては、限度額が増減する可能性もあるんです。
リボルビング枠やキャッシング枠なども同様に増減する可能性あり。
必ずしも希望通りの結果になるとは限らないので注意が必要です。
また旧カードで一時的な増枠サービスを利用していた場合、期間中であっても切り替え後のカードでは利用できません。
4.各種料金の支払い設定を変更する手続きが必要

旧楽天カードで携帯電話料金、公共料金や保険料などを支払っている人もいるでしょう。
支払いに設定している場合、楽天ゴールドカードに切り替わった段階で再設定が必要になる場合があります。
以下で挙げる支払い先は自動的に更新されます。
しかし、何らかの理由で正常に修正されない可能性もあるようです。
クレジットカードが切り替わったらしっかり更新されているか確認しましょう。
楽天ゴールドカードのスペックと特徴

楽天ゴールドカード 公式サイト
楽天ゴールドカードは、楽天カードよりもワンランク上のステータスを持ちながらも、2,200円と安い年会費で持てるクレジットカードです。
高いポイント還元率はそのまま。
他にも通常の楽天カードでは別途年会費がかかるETCカードが無料で使える、年2回まで国内空港ラウンジが無料で使えるといったメリットがあります。
楽天カードでは100万円とされる限度額も、最大200万円と倍。
より一層、便利さが増しますね!
他のゴールドカードよりも保有コストが安い楽天ゴールドカードは、低コストでステータス性のあるクレジットカードを持ちたい人にピッタリです。
楽天ゴールドカード 公式サイト
楽天ゴールドカードに切り替えるときには注意点を確認しよう
今回の記事では、楽天ゴールドカードへの切り替えについて解説してきました。
楽天ゴールドカードへ切り替えることでメリットのある人や損益分岐点、切り替えに際しての注意点などもご紹介してきましたね。
以下に、記事のポイントをまとめてみましょう。
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楽天ゴールドカードの年会費は2,200円で、他社に比べて安い
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ETCカードが無料、限度額が最大200万円、海外のトラベルデスクが利用できるなどのメリットがある
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年会費の元を取るためには、国内旅行ラウンジを年2回使うと良い
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楽天証券で年間約30万円分のクレカ積立を行う場合にも、年会費の元を取ることができる
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楽天ゴールドカードを発行した際には、Edy残高の以降や家族カードの再申し込み、各種支払い料金の再設定などを行う必要がある
楽天カードに比べて、楽天ゴールドカードは限度額や付帯サービスなどでメリットが大きいです。
しかし、年会費の増加や切り替えに際する手続きなど注意点もあります。
現在使っている楽天カードと楽天ゴールドカードのメリット・デメリットを比較し、本当に切り替えが必要かよく検討することが大切です。
年会費2,200円でゴールドカードが持てるステータス性、ETCカード無料や空港ラウンジ無料などの特典。
上記に魅力を感じられる方であれば、楽天ゴールドカードへ切り替えるメリットは十分に感じられるでしょう。
楽天ゴールドカードを検討中の方は、ぜひ参考にしてくださいね。
楽天ゴールドカード 公式サイト

プロがおすすめのクレジットカードを紹介する専門メディア「クレジットカード+」の編集部です。