ビューカードゴールドの年会費や損益分岐点を解説!インビテーション条件は?
ビューカードゴールドの年会費は決して安くはありません。
年会費の安い他社カードや、一般のビューカードに比べて年会費に見合うメリットはあるのでしょうか?
この記事では、ビューカードゴールドを徹底解説します。
ポイント還元率や特典、損益分岐点、他のビューカードとの比較、さらにはインビテーション条件まで…
気になる情報を網羅!
ビューカードゴールドへの切り替えを検討中の方も、ぜひ参考にしてくださいね。
- ビューカードゴールドの年会費と基本情報
- ビューカードゴールドの損益分岐点を解説
- ビューカードゴールドの入会条件2つとインビテーション
- ビューカードゴールドについてよくある質問4つ
- まとめ:ビューカードゴールドは誰におすすめ?
ビューカードゴールドの年会費と基本情報
ビューカードゴールドの年会費は11,000円(税込)。
一般カードの年会費524円(税込)と比べると、かなり高額ですね。
ゴールドカードの年会費相場は2,000~20,000円のため、他社と比べても高めです。
また、家族カードを申し込む場合、一般カードは1枚目から年会費524円(税込)。
ゴールドカードは1枚目年会費無料、2枚目以降3,300円(税込)がかかります。
家族カードは多少お得になるものの、高額であることは変わりません。
ゴールドカードは年会費に見合うメリットがあるのでしょうか?
詳しく解説します。
①年会費の支払いタイミング
ビューカードゴールド年会費の支払日は、入会した日の翌々月4日。
5月に入会した場合、7月4日が年会費の支払い日となります。
初年度も2年目以降も支払いのタイミングは変わりません。
支払日が金融機関の休業日の場合は、翌営業日に引き落とされます。
支払日が大型連休に重なると引き落とし日が大幅にずれるため、注意が必要です。
残高不足等で引き落としが出来なかった場合、再振替はされないので振込での対応になります。
入金忘れにも注意しましょう。
「支払日を忘れてしまった…」という人は、有効期限を確認。
カードの有効期限は、入会月の前月です。
つまり、有効期限の3カ月後が支払い月になります。
②年会費優遇プログラム
ビューカードゴールドには、カード利用による優遇プログラムが多数用意されています。
上手く利用すれば年会費以上の特典を獲得できますよ♪
年間利用額による優遇
ビューカードゴールドは、年間利用累計額に応じてボーナスポイントが変わります。
獲得できるボーナスは最大で12,000ポイント!
また、利用額400万円を超えると選べる特典ももらえます。
カードを使えば使うほどお得ですよ♪
特定施設利用での優遇
対象の施設を利用することで受けられるサービスもあります。
「JR東日本ホテルズ」対象施設での宿泊および直営店を利用すると…
年間10万円(税込)利用ごとに、ホテル利用券をプレゼント!
一般のビューカードは5,000円分ですが、ゴールドカードは7,000円分のホテル利用券をもらえます。
2,000円分の差はかなり大きいですよね♪
また、東京駅周辺の対象施設では、年間利用額5万円(税込)ごとに3,000円分の施設利用券をもらえます。
対象施設は
- グランスタ東京
- グランスタ丸の内
- グランスタ八重北(黒塀横丁、八重北食堂、北町酒場)
- グランスタ八重洲など
詳細は公式HPの「対象施設・店舗一覧」から確認できますよ。
ビューカードゴールドの損益分岐点を解説
引用:ビューカード公式サイト
ビューカードゴールドの基本ポイント還元率は0.5%です。
年間利用額が120万円の場合…
利用額120万円 × 還元率0.5% = 通常獲得ポイント6,000Pt
通常獲得ポイント6,000Pt + 利用特典5,000Pt = 11,000Pt
年間120万円利用することで、年会費11,000円(税込)分のポイントを得られます。
損しないために120万円以上の支払いが必要となると、金額が大きくてちょっと戸惑いますよね。
より効率的に年会費の元を取るためには「JR東日本サービス」の利用がおすすめです!
ビューカードゴールドの損益分岐点について詳しく解説します。
①一般的な利用での損益分岐点
年間利用額別の獲得ポイント比較は、表の通りです。
ビューカードゴールドをメインで利用する方は、ボーナスポイントで高還元を目指しましょう!
ビューカードゴールドの基本ポイント還元率は0.5%。
100万円利用の場合、100万円×0.5%=5,000ポイント還元されます。
また、利用特典5,000ポイントに加えて利用額に応じたボーナスポイントが付与されるため…
200万円利用の場合、6,000ポイント。
300万円利用の場合は、12,000ポイントもらえます。
基本還元率こそ高くありませんが、利用額に応じてボーナス還元されるのが魅力ですね♪
②JR東日本サービス利用時の損益分岐点
JR東日本サービスでビューカードゴールドを利用すると、ポイント還元率が最大10%になります。
効率的にポイントを貯めるためにはJR東日本サービスの利用が不可欠です。
それぞれのポイント還元率と損益分岐点を解説します。
えきねっと利用時の還元率
引用:ビューカード公式サイト
ビューカードゴールドでえきねっとJRきっぷの予約時決済をすると、ポイント還元率が10%に!
VIEWプラス8%(1,000円につき80ポイント)に加え、えきねっと商品価格2%が還元されます。
例えば「北陸新幹線東京ー金沢(指定席)14,180円」をえきねっとで予約決済した場合…
180円を切り捨てた14,000円にVIEWプラス8%が付与され、1,120ポイント。
14,180円に、えきねっと利用還元2% =283ポイント(小数点以下切捨て)が付与されます。
合計1,403ポイントの高還元です。
8回の利用で年会費11,000円を上回るため、東京ー金沢を利用する場合の損益分岐点は約114,000円。
出張等で新幹線を頻繁に利用する方なら、すぐに年会費の元が取れそうですね。
モバイルSuica利用時の還元率
モバイルSuicaチャージにビューカードゴールドを利用すると、ポイント還元率が1.5%になります。
チャージだけでなく、オートチャージも同様の還元率です。
モバイルSuicaへのチャージ利用で年会費分のポイントを貯める場合、損益分岐点は約74万円。
年間74万円チャージで、年会費を上回る11,100ポイントを貯めることが出来ます。
モバイルSuicaはコンビニ等でも利用できるため…
月々平均62,000円のチャージなら、利用できる方も多いのではないでしょうか?
定期券購入時の還元率
ビューカードゴールドをモバイルSuicaとJRE POINTに登録すると、定期券購入時6%還元されます。
「横浜ー新橋間」通勤6か月分の定期券(70,350円)を購入した場合…
ビューカードゴールド利用で4,207ポイント還元。
定期券を購入する場合の損益分岐点は、約184,000円です。
決して安くない定期券だからこそ、しっかりポイントで還元していきたいですね♪
ビューカードゴールドの入会条件2つとインビテーション
ビューカードゴールドの入会条件は、以下の2つが明記されています。
-
日本国内在住の満20歳以上
-
安定した収入があり、電話連絡が可能
しかし、上記の条件を満たしている人全てがインビテーションを受け取れるわけではありません。
では、どのような利用者がゴールドカードの招待を受けているのでしょうか?
ビューカードゴールドのインビテーションについて解説します。
①インビテーションを受け取る方法
インビテーションを受け取るための条件に明確な基準はありません。
招待を受ける方法として、一般的に挙げられているのは以下の4つ。
- カードの利用実績を積むこと
- 支払い遅延などが無く、良好なクレヒス(クレジットヒストリー)であること
- 一定の安定収入があること
- クレジットカードの利用額が多いことなど
ビューカードゴールドの場合…
「ビューカード利用実績」「JR東日本の利用実績」「その他の招待条件」を満たすことでインビテーションを受けられると言われています。
②一般カードからの切り替え方法
ビューカードには、切り替えの手続きがありません。
そのため、一般カードからゴールドカードへの切り替えを行う場合…
ゴールドカードの新規発行をしてから、一般カードの解約手続きを行うことになります。
具体的な手順や注意点は以下の通りです。
オンラインでの切り替え手順
申し込み手続きは最短7分で終了。
手順は、以下の3ステップです。
- 公式サイトの「申し込みボタン」から必要事項を入力
- 審査
- 審査通過後、自宅にカードが郵送される
申し込み手続きから自宅にカードが届くまでは、約1週間かかります。
余裕をもって申し込みしましょう。
必要書類と審査期間
入会手続きの際は、以下の書類を事前に用意してください。
- 本人確認書類(運転免許証やパスポート等)
- 引き落とし口座が確認できるもの(通帳やキャッシュカード)
入力を間違えると審査落ちの原因になります。
個人情報は正確に入力しましょう。
また、虚偽の申告も審査落ちの原因です。
審査通過のために年収等を多く見積もって書くことは避けましょう。
審査にかかる期間は約3日です。
審査期間の長さは結果に直結しません。
切り替え時の注意点
JRE POINTは自動的に新規カードへ引き継ぎ可能です。
現在のカードで貯めたポイントを新規カードに引き継げるのは嬉しいですね♪
しかし、手続きの順番を間違えるとポイントを失効してしまう可能性があるため要注意!
新規カード発行前に現在のカードを解約すると、ポイントが引き継がれません。
せっかく貯めたポイントを無駄にしないよう…
必ず新規発行手続き後に解約手続きをしましょう。
ビューカードゴールドについてよくある質問4つ
最後に、ビューカードゴールドについてよくある質問をまとめました。
ぜひ参考にしてくださいね。
Q1. ビューカードゴールドの年会費支払日は変更できますか?
A. 支払日の変更はできません。
ビューカードゴールドの年会費支払日は、入会月の翌々月4日です。
大型連休や金融機関の休業日等で支払日がずれることはありますが、希望日を選ぶことはできません。
Q2. 家族カードは何枚まで発行できますか?
A. 最大9枚まで発行可能です。
ビューカードゴールドの家族カードは1枚目年会費無料。
2枚目以降は3,300円(税込)で利用できます。
申込条件は、本人会員と生計をともにしている同姓の配偶者・両親・子供(高校生を除く18歳以上)。
ただし、本人会員が学生の場合、申し込みすることはできません。
Q3. 年会費を無料にする方法はありますか?
A. 現在、年会費を無料にする方法はありません。
年会費を無料にできるサービスや特典はありません。
カード利用により年会費を上回るポイントを獲得することで、実質年会費無料にすることは可能です。
Q4. ビューカードゴールドでETCカードを申し込めますか?
A. 年会費無料で申し込み可能です。
一般のビューカードの場合、ETCカードに年会費524円(税込)がかかりますが…
ビューカードゴールドは無料でETCカードを利用することが出来ます。
高速道路を利用する方は、ぜひ利用してみましょう。
まとめ:ビューカードゴールドは誰におすすめ?
- ビューカード年会費(税込)は一般カード524円、ゴールドカード11,000円。
- ゴールドの家族カードは1枚目無料、2枚目以降は年会費3,300円(税込)かかり、最大9枚まで発行可能。一般は1枚目から年会費524円(税込)。
- 年会費の支払日は入会した日の翌々月4日で、変更は出来ない。
- 基本還元率は一般カード・ゴールドカードともに0.5%。
- ビューカードゴールドは年間利用額に応じて最大12,000ポイントの還元が受けられる。
- 特定施設利用で一般カードよりもお得な宿泊券や利用券をもらえる。
- 損益分岐点は、通常利用120万円、えきねっと利用時約114,000円、モバイルSuicaチャージ約74万円、定期券購入で約184,000円。
- 入会条件は「日本国内在住の満20歳以上」「一定の安定収入があり電話連絡可能」
- インビテーションは「ビューカード利用実績」「JR東日本利用実績」「その他の招待条件」を満たすことで受けられる可能性があるが、明確な基準は無い。
- 一般カードからの切り替えはできないため、ゴールドの新規発行後に一般カードを解約する必要がある。
- 申し込み手続きは最短7分で完了するが、審査に3日程度かかり、カードが郵送されるまで約1週間かかる。
JR東日本の利用が多く、日常的にモバイルSuicaを使う方にはビューカードゴールドがおすすめです。
年会費は11,000円、基本還元率が0.5%と平均的ですが…
年間利用額に応じて得られるボーナスや、JR東日本サービスのポイント還元で実質年会費を無料にできます。
一般カードと比較しても、JR東日本利用時の還元率が1~5%程度上乗せされているのは大変お得!
JR東日本サービスを頻繁に利用する一般カードユーザーは、ゴールドへの切り替えを検討してみませんか?