アコムで借りたら終わりって本当?噂の真相を徹底調査してみた
アコムは、金融庁に認可されている、法的制度が整備されている、ライバシーを守るための仕組みも整っているなど、安心感のある大手の消費者金融です。
にもかかわらず、「アコムで借りたら終わり」なんて噂があります。
この記事では、なぜ「アコムで借りたら終わり」という噂が広がのか、アコムは安心できる消費者金融であることなどについて、わかりやすく解説します。
見出しアコムは金融庁から認可を受けている消費者金融
アコムは、三菱UFJフィナンシャル・グループの傘下に入っています。
これだけでも信用できそうなイメージを持ってもらえると思いますが、法的にも整備されています。具体的には以下の4つです。
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利息制限法
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総量規制
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貸金業法
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信用情報
※参照:アコム「アコムグループの概要を教えてください。」()
それぞれ解説します。
上限金利が定められている「利息制限法」
利息制限法は、お金の貸し借りをする際に適用される金利の上限を定める法律です。この法律は、借り手を高金利から守ることを目的としており、上限金利は年15%~20%(※)と設定されています。
アコムで融資を受ける際には、借入額に応じて3.0~18.0%の金利が適用されます。借入金額が少ない場合、金利が高くなりますが、利息制限法で規定された上限金利20.0%より高くなることはありません。
※参照:日本貸金業協会「5 お借入れの上限金利は、年15%~20%です」()
借入の上限額が決まっている「総量規制」
総量規制は、貸金業者から借りられる金額を「年収の3分の1まで」(※)に制限する法律です。
年収が300万円の場合、最大で借入できる金額は100万円までとなります。これは、1社からだけでなく、複数の貸金業者から借りる場合も適応されます。
もし既にA社から30万円借りている場合、B社から借りることができる最大額は70万円となります。
総量規制の存在により、消費者は「借り過ぎ」のリスクが低減され、より計画的な返済が容易になるというのがメリットです。
※参照:日本貸金業協会「1 お借入れは年収の3分の1までです」()
取り立てのない「貸金業法」
貸金業法の第21条によると、以下のような取り立ては禁止されています。
社会通念的に不適切な時間帯(午後9時~午前8時)の取立行為
契約者の自宅以外(勤務先など)への取立行為
脅迫、貼り紙などによる取立行為
アコムは貸金業法を守っているため、一般的にイメージされる取り立てはありません。
延滞している場合は電話やメール、督促状などで延滞している旨を伝える連絡はきます。
※参照:貸金業法の第21条()
延滞しなければ信用に傷がつかない「信用情報」
アコムでお金を借りる=他のローンを利用できなくなるという訳ではありません。確かに、アコムを利用すると、信用情報に記録はされます。
しかし、延滞せずに期日を守って返済している場合は、信用情報に傷つくことはありません。
信用情報とは、クレジットやローンの契約や申し込みに関する情報のことで、客観的な取引事実を登録した個人の情報です。 そして、この信用情報は、クレジット会社が顧客の「信用」を判断するための参考資料として利用されます。 引用:CIC「信用情報とは」(https://www.cic.co.jp/confidence/index.html)
「アコムで借りたら終わり」という噂の真相
アコムはもちろん、大手消費者金融は法的に認められています。
その背景があるにもかかわらず、「アコムで借りたら終わり」と思っている人が一定数いるのは、以下の3つの勘違いが原因です。
- 消費者金融と闇金の違いが分かっていない
- 金利が高い=怖いと思っている
- 最大融資額の高さを怪しく思っている
消費者金融と闇金の違いが分かっていない
お金を借りた経験のない人の中には、銀行以外でお金を借りられる所と闇金の違いが分かっていない人がいます。
簡単に違いを説明すると、消費者金融は上記で説明した法律を守ることを約束しているのに対し、闇金は法的な認可がなく、法を守らないこともあります。
例えば、年利20%を超える金利、脅迫まがいな取り立てなどです。
当然、アコムは法的に認可を受けている消費者金融なので、安心してお金を借りられます。
金利が高い=怖いと思っている
銀行系カードローンや目的別ローンの金利を知っている人からすると、アコムの金利(3.0~18.0%)は高く感じるでしょう。
銀行系カードローンは1.5~15.0%、目的別カードローンは約1~5%ですから。
「金利が高い=怖い所」なのでは?という気持ちから、「アコムで借りたら終わり」と勘違いしている人もいるようです。
しかし、金利が低くなるほど審査が厳しくなる傾向にあり、収入のチェックだけでなく信用情報も厳しくチェックされがちです。
その点、アコムのような消費者金融は銀行系や目的別のカードローンに比べて審査の厳しさはなく、間口を広げる代わりに金利が高い傾向にあるのです。
最大融資額の高さを怪しく思っている
アコムでは、最大で800万円まで融資可能です。これは、他の消費者金融の多くが定めている上限(500万円)よりも多いため、「何となく不安」といった印象が生まれやすいようです。
ただ、上記でも説明したように、アコムの融資には「総量規制」が適用されており、800万円を借りるためには年収が2,400万円以上の必要があります。年収や信用情報に基づいて、適切な融資可能額が設定されるため、過度な借り入れをしてしまうリスクは低いです。
アコムはバレにくい消費者金融
お金を借りていることは、知人にはなるべく知られたくないもの。アコムには、周囲に気づかれないような仕組みがあります。
具体的には以下の2点です。
- 電話での在籍確認は原則なし
- 郵送物なし
それぞれ解説します。
電話での在籍確認は原則なし
消費者金融の申込みは、申告した勤務先に「在籍確認」が行われることがあります。それがきっかけで、お金を借りていることを勘付かれることも。
アコムでは原則として在籍確認を行っていません。在籍確認が必要な場合でも、事前に利用者に連絡することを公表しています。
そのため、知らない間に会社に電話があってバレるといった状況を避けられ、プライバシーを守れます。
郵送物なし
自宅に届く郵送物がきっかけで、家族にお金を借りていることが知られてしまうこともあります。しかし、アコムでは、以下の2つの手段により、自宅宛の郵送物を避けることができます。
- 電磁交付を利用:契約書類や利用明細書をオンライン上で確認できる
- カードレス契約を利用:カードを発行しない(カードが家に届かない)
ネット上で手続きを完結させることで郵便物をなくし、家族にバレるリスクを軽減します。
アコムを利用するメリット
Web完結なら最短20分で借りられる
アコムの手続きを全てWeb上で完結させることによって、最短20分で借入可能です。
早くお金が必要な時はもちろん、直接アコムに行けない時、家に居ながら手続きを済ませたい時などには非常に便利です。
いつでも申込可能
アコムは24時間365日申し込みできます。
残業しがちであまり時間がない時、家事や育児の合間、仕事の休憩時間など、スキマ時間を利用して申込できるのは嬉しいですね。
30日間の無利息サービスがある
アコムで借入する場合、初回利用限定で30日間の無利息サービスが適応されます。30日以内に返済する目途がある場合は、一切の利息なくアコムを利用できます。
また、30日以内に返済できなかったとしても、30日分の利息はかからないのもメリットです。
よくある質問
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アコムで借りたらバレる?
在籍確認や書類送付がないため、バレるリスクはかなり低いと言えます。ただし、以下のケースでは書類が自宅に届く可能性があるため注意が必要です。
・延滞した(督促状が届く)
・書類で申し込みを下
・ローンカードの郵送を希望した -
アコムには審査あるの?
アコムを審査なしで利用することは不可能です。これは、貸金業法によって利用者の返済能力を調査する必要があるためです。
審査に通るか不安であれば、公式サイトの「3秒診断」を活用してください。年齢、年収、他社からの借入の3つの情報を入力するだけで、簡易的に融資の可否の目安を確認できます。
ただし、3秒診断の結果が問題なかったとしても、審査に通らないことはあります。
審査不要という業者は、闇金のリスクが高まるため、絶対に利用しないでください。
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アルバイトや派遣社員でも借りられますか?
一定の収入があれば、アルバイトや派遣社員も審査に通る可能性は十分にあります。
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完済した後でもまた借りられますか?
解約の手続きをしていなければ、完済後も利用可能枠が残っているはずなので、また借入することはできます。
また借入する予定のある人は、解約の手続きをしない方が良いでしょう。