淀川左岸線の整備前倒し 関空は機能強化 2025年万博に向け関西インフラ整備加速
- 乗りものニュース |

「大阪2025」に向け広域にインフラ整備が加速しそうです。
万博に向けたインフラ整備メニュー、盛りだくさん
国土交通省は2021年8月27日(金)、2025年に開催される大阪・関西万博に向けたインフラ整備計画を決定しました。
万博のアクセスを担うインフラ、万博開催後における関西の成長基盤となるインフラとして、会場となる夢洲周辺のみならず、次の5つを主要事業とした、関西広域の整備計画が盛り込まれています。
万博会場が建設される夢洲(2020年12月、乗りものニュース編集部撮影)。
●会場周辺のインフラ整備
・大阪メトロ中央線延伸(鉄道南ルート):万博来場者、国際観光拠点および国際物流拠点の来場者のアクセス向上と港湾物流ネットワークの円滑化。
・阪神港におけるコンテナ物流の効率化(AIターミナル):「新・港湾情報システム(CONPAS)」の導入により、コンテナターミナルのゲート前混雑解消とともにコンテナトレーラーのターミナル滞在時間を短縮。
●会場へのアクセス向上
・関西空港の機能強化(第1ターミナルリノベーション):国際線キャパシティ拡大を柱とした抜本的機能強化。国際線エリアは南北一体運用とし、ビル内面積25%、出発エリア面積60%、スポット数もプラス5スポット、それぞれ増強。
・阪神高速「淀川左岸線(2期)整備」:2026年度末に完成予定の工事を前倒しして早期整備。万博開催時に新大阪駅・大阪駅から万博会場までのシャトルバスルートとして暫定利用する。
●安全性の向上
・大阪駅前地下空間の防災・減災対策(大阪駅前地下道東広場):大阪駅前の建設後80年以上となる地下広場を更新。
・南海トラフ巨大地震対策:大阪市内の河川・海岸等の耐震対策により、大規模災害に備え安全性を向上。
●にぎわい・魅力の向上
・うめきた2期開発(新駅、東海道線支線地下化、公園):世界をリードする「みどり」と「イノベーション」の融合拠点を目指し、それを支える都市基盤を整備。
・淀川の舟運機能強化、天保山クルーズ客船の受入機能強化:新たな観光コンテンツの提供と淀川上流から夢洲までのアクセス性向上、天保山で世界最大級のクルーズ客船に対応。
●広域的な交通インフラの整備
・新名神高速道路整備:大阪・名古屋間の所要時間の短縮、交通利便性向上、生活範囲の拡大などの地域の活性化。
・なにわ筋線整備:関西の成長基盤となる広域的な交通インフラである鉄道新線を整備し、大阪(梅田)から関西国際空港へのアクセスを改善。
このほかにも、鉄道関係では南海本線・高師浜線の連続立体交差事業や北大阪急行の延伸事業、道路関係では各種一般道の整備も計画に盛り込まれています。
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