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「昭和天ぷら粉」昭和産業株、年初来高値更新...たび重なる値上げ浸透、通期利益を上方修正

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  • J-CAST ニュース
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「昭和天ぷら粉」などで知られる、小麦粉や食用油を手がける食品会社「昭和産業」の株価が、2023年11月22日の東京株式市場で一時、前日終値比50円(1.6%)高の3145円まで上昇し、年初来高値を更新した。

前日の10日に2024年3月期連結決算の利益予想を上方修正。最終利益は従来から一転して増益になるなどの内容を投資家が評価した。その後も値崩れは起こしていない。

24年3月期業績予想の修正...最終利益、従来予想比35億円多い90億円 年間配当も従来予想から10円増

それでは2024年3月期業績予想の修正内容を確認しておこう。売上高は従来予想より200億円少ない3400億円(前期比1.5%増)、営業利益は従来予想比25億円多い100億円(前期比2.4倍)、経常利益は従来予想比34億円多い120億円(前期比83.9%増)、最終利益は従来予想比35億円多い90億円(前期比15.7%増)。

営業利益と経常利益は従来から前期実績を上回る見通しだったが、最終利益の従来予想は29.2%の減益だったところ、今回の修正で増益に転じた。

同時に発表した配当予想も、年間配当を従来予想から10円増やし70円(前期実績比5円増)としたことが投資家に好感された。

上方修正の背景には、小麦や食用油、その関連製品のたび重なる値上げが浸透したことで、利益を得る構造が改善したことがある。特に、同時発表した23年9月中間連結決算によると、中間期の小麦粉は販売数量でも前年同期を上回り、利益を押し上げた。

売上高を下方修正したことに見られるように、値上げを敬遠した買い控えで特に家庭向けは数量ベースで前年同期を下回る品目もある。だが、外食向けはコロナ5類移行やインバウンド増加により需要が回復しており、数量でも前年同期を上回っている状況だ。

輸入小麦の売り渡し価格、10月から約10%引き下げ...昭和産業も製品を値下げ、それでも最終増益見通しに好感

ただ、足元で原料価格が下がっており、これに伴い、政府は製粉会社に売り渡す輸入小麦の価格を2023年10月から3年ぶりに引き下げた。引き下げ幅は約10%。

これにあわせて24年1月10日納品分から、昭和産業は業務用小麦粉を値下げすると発表している。昭和産業が業務用小麦を値下げするのも3年ぶり。値下げは家庭用小麦粉にも及ぶ見通しだ。

しかし、昭和産業が24年からの値下げを発表したのは10月13日で、通期利益の上方修正発表は1か月近く後の11月10日。

当然ながら上方修正は値下げの影響を踏まえたもので、その影響を見込んでも最終増益に転じることを歓迎した投資家の買いを集めた。(ジャーナリスト 済田経夫)

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