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衝撃!「山本五十六元帥の直筆だ」横須賀の海自学校でビビッと感じた「気が引き締まる」空気の正体

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  • 乗りものニュース
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神奈川県横須賀市にある海上自衛隊第2術科学校の取材紀。最終回は学生が寝起きする生活隊舎です。第2術科学校の校風は「自主自律」。その空気を味わったのち、普段は入れない旧海軍・海自の資料室で激レア資料にも触れてきました。

海自の「自主自律」、旧海軍は「常在戦場」

 海上自衛隊では、入隊後も隊員が自身の職種の知見を深めるために、日本各地にある「術科学校」と呼ばれる教育機関に入校し、階級に応じてステップアップを図っています。そのような場所のひとつが神奈川県横須賀市にある海上自衛隊第2術科学校です。今回は、その取材レポート最終回です。

Large figure1 gallery7海上自衛隊のさまざまな自衛艦。潜水艦や護衛艦、掃海艇などが並んでいる(画像:海上自衛隊)。

 第2術科学校の各種施設を一通り見せてもらい最後に案内されたのは、入校中の学生たちが寝起きするための生活隊舎「学志館」です。術科学校は基本的に教育隊と同じく寮生活になるため、学生のために6人部屋の寮室が用意されています。

 遠方の基地から入校する隊員も多いため、住環境が用意されているのは助かりますね。とはいえ、気になるのは自衛隊特有の生活ルールの厳しさ。夫で海上自衛官のやこさんは、広島県江田島市にある第1術科学校で自分の職種について学びましたが、そこは隣接する幹部候補生学校の影響もあるのか、かなり厳しいルールが課せられていた模様です(10年ほど前の情報です)。

 しかし、第2術科学校は「自主自律」の校風の元で学んでいくため、そこまでルールが厳しくないのだとか。とはいえ「自主自律」ですから、体力錬成など自衛官として求められる素養は個々の努力が必須になります。

 作家である私(たいらさおり:漫画家/デザイナー)は、締切が決まっていないとズルズルとサボってしまうため、期限が決まっている方がありがたいのですが、自衛隊の教育もルールで縛るより自由裁量の方が実は厳しいのかもしれません。

 最後に案内されたのは、海上自衛隊創設史料室と海軍機関術参考資料室です。ここは隊舎の一角にあり、高名な旧海軍の指揮官や海軍機関学校などの遺構が展示されているほか、海上自衛隊創設の経緯、艦艇および護衛艦の搭載機関の変遷、第2術科学校の教育や学生生活などについて学べるようになっています。

 広さは会議室ほどと決して広くないものの、そこに並べられた資料の中には、山本五十六元帥や東郷平八郎元帥の貴重な書や、芥川龍之介の英語教官時代の教科書などもありました。気のせいか、山本元帥がこだわった「常在戦場」の四文字にはピリリとした空気を感じ取りました。これら資料はご家族や関係者から寄贈されたものが多く、当時を知ることができる貴重な手掛かりといえるでしょう。

 というわけで、今回は横須賀市田浦地区にある海上自衛隊第2術科学校の見学レポートを4回にわたってお送りしました。第2術科学校は歴史が深いだけではなく、海上自衛隊初の保育園が併設されるなど常に時代に寄り添った進化をしており、隊員にとっても働きやすい環境になっています。

 広報イベントも定期的に開催されていますので、ぜひ機会があったら足を運んでみてください。軍港クルーズや体験航海とはまた違う発見が待っていますよ。

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