【漫画】シャッターチャンスを逃さない！　園児が“輝く瞬間”を撮影しようとする保育士の奮闘ぶりに「愛が伝わってくる」＜作者インタビュー＞

　子どもたちのシャッターチャンスを狙う保育士の気持ちを描いた漫画「いつだって狙っていること」が、Instagramで1600以上のいいねを集めて話題となっています。

　常にシャッターチャンスをうかがっている保育士の女性。それは保育園で過ごす子どもたちの生き生きとしたかわいらしい様子を、何とかして親御さんたちに伝えたい、という思いからでした。しかし、ときどきタイミングを逃して悔しい思いをすることもあって…。読者からは、「常にチャンスを狙う気持ち、分かります！」という保育士からの共感の声や、「保育士さんたちの愛が伝わってきますね」「素の子どもたちの姿が分かり、親としてはとてもうれしい」など、親目線での感謝の声が上がっています。

園児の何気ない瞬間が一番好き

　この漫画を描いたのは、Instagramで漫画を発表している、保育士でイラストレーターの「アミン」さんです。アミンさんに、作品についてのお話を聞きました。

Q.アミンさんは何年ぐらい、子どもと関わるお仕事をしているのですか。

アミンさん「育休で離れていた期間はありますが、幼稚園教諭として8年、保育士としては10年になります」

Q.今回、漫画「いつだって狙っていること」を描いたきっかけを教えてください。

アミンさん「普段当たり前のように写真を撮っていますが、同僚の保育士が『かわいい～』『ママに見せたい！』と言いながら写真を撮っている姿を見て、そんな保育士の思いも皆さんにお伝えしたいな、と思ったからです」

.これまで撮った中で、アミンさんが特に気に入っているのは、どのような写真ですか。

アミンさん「子どもたちが長い列になって、ローラー滑り台を滑っているところは、ご家庭ではなかなか取れない瞬間かなと思っています」

Q.「撮りたかったのに、その瞬間を逃してしまった！」と、後悔したのはどのようなときですか。

アミンさん「数えきれないほどあります。つい最近だと、芝生にみんなで寝転がっている姿がかわいかったのですが、カメラを準備している間に立ち上がってみんなどこかへ行ってしまいました（笑）」

Q.今後、どのような写真を撮ってみたいですか。

アミンさん「特別な写真ではなく、何気ない瞬間が一番好きです。子どもたちが安心して楽しく過ごしている様子を、親御さんたちに伝えられるような写真を撮り続けたいです！」

Q.漫画「いつだって狙っていること」について、どのような意見が寄せられていますか。

アミンさん「『分かる！』といった保育士として働く人たちからの共感の声や、『保育士さんの愛が伝わる』『いつもありがとう』といった親御さんたちからの感謝の言葉などをたくさん頂きました。中には『自分のまぶたがシャッターだったらいいのに』といった印象的なコメントもあって、楽しかったです」

オトナンサー編集部

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