【新タマネギ】「タマネギ」とどう違う? “辛みを抜くお手軽法”を管理栄養士が解説
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春になるとスーパーの店頭に並び始める「新タマネギ」。春の訪れを感じる野菜の一つですが、通年で手に入る「タマネギ」とどのように違うのでしょうか。それぞれの特徴と違いを知れば、旬の味をより楽しめるはずです。そこで今回は、新タマネギとタマネギの違いについてや、新タマネギのおいしい食べ方について、管理栄養士の新谷友里江さんに聞きました。
疲労回復に◎ ビタミンB1の吸収を助ける「硫化アリル」豊富
Q.ずばり、「新タマネギ」と「タマネギ」の違いについて教えてください。
新谷さん「新タマネギとは、春先に出回る早生種(わせしゅ)のことです。早生種とは、通常より早く実る品種のことで、短期間で収穫されるものです。一般的なタマネギは、収穫後に乾燥させてから出荷されますが、新タマネギは収穫後すぐに出荷されます。
新タマネギは扁平(へんぺい)なものが多く、水分を多く含むため、柔らかくみずみずしいのが特徴です。辛みが弱いため、生でもおいしく食べられます。一般的なタマネギは、生食だと辛みが強いので、この点も大きな違いです。
栄養面で大きな違いはありません。香りや辛みの原因である硫化アリルは、辛みの弱い新タマネギにも豊富に含まれています。硫化アリルは、体内でアリシンに変わり、疲労回復に必要なビタミンB1の吸収を助けて糖質代謝を高めてくれます。アリシンは加熱すると成分が変わってしまうので、生食がおすすめです」”
Q.新タマネギのおすすめの食べ方を教えてください。
新谷さん「新タマネギは、普通のタマネギに比べて辛みが少ないのが特徴なので、薄切りにして生で食べるのがおすすめです。
含まれている豊富な栄養素も、丸ごととることができます。また、加熱するとトロッと柔らかく甘みも強くなるので、丸ごと煮込んでスープにするのもよいと思います。水分が多く、火の通りが早いのをいかして、さっと炒めて食感と甘味を楽しむのもおいしいですよ」
Q.新タマネギを食べる時の注意点について教えてください。
新谷さん「新タマネギに含まれる、アリシンやカリウムなどの栄養素は水溶性。水にさらしてしまうと、栄養素が流出してしまうので注意が必要です。タマネギの辛みが苦手で水にさらしたい方は、薄切りにした後バットなどに広げて10分ほど置いてみてください。タマネギの辛みは揮発性なので、水にさらさなくても辛みが抜けます」
※「新タマネギ」と「タマネギ」の大きな違いは、辛みの強さと水分量ということがわかりました。新タマネギの特徴をいかした食べ方で、豊富な栄養まで丸ごといただくようにしましょうね。
オトナンサー編集部
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