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「パスポート1冊で入国OK」から激変!? GW真っただ中に“煩雑化” アジア人気国の入国手続き 注意ポイント多数!

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  • 乗りものニュース
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これまでパスポートひとつでいけたタイの入国手続き。これが5月1日より、大きく変わることがアナウンスされています。この手続き変更で、どのような変化があるのでしょうか。

これまではパスポートひとつでイケた、けど…。

 東南アジアの常夏の国で、青い海を楽しめるリゾートや美味しい料理で知られるタイ。日本からは多数のLCC(格安航空会社)が就航していることもあり、円安&航空運賃が高止まりする現在においても、海外旅行の人気ランキングでもつねに上位に入る渡航先です。ところが、そのタイの入国手続きがゴールデンウィーク真っただ中の5月1日より、大きく変わることがアナウンスされています。

Large figure1 gallery6タイの代表的なリゾートして知られるパタヤ(画像:タイ政府観光庁の公式SNSより)。

 入国手続きは従来に比べ煩雑になりそうです。どのように変化するのでしょうか。

 2025年のゴールデンウィークは休日が“分散型”であることから、長い休みが取りづらい状況です。結果的に日本から比較的近いアジア地域への旅行が人気を博し、タイはそのなかでも人気を集める場所のひとつです。タイでの休日を予定している人も少なくないでしょう。

 そうした状況下でタイへの渡航の手続きに変化が訪れています。そのなかで、最も顕著なのは、「TDAC(Thailand Digital Arrival Card)」の義務化です。

 このTDACは、タイ入国管理局がタイに入国する旅行者の手続きを円滑にするために導入するもので、5月1日午前0時以降に陸路、空路、海路のいずれにおいてもタイに入国する外国人(タイの国籍を持たない人)は、タイ到着の3日前(到着日含む)から、インターネットの「TDACオンライン」にアクセスし、必要情報を記入し送信しなければなりません。

 なお、タイ入国管理庁がFacebookにアップロードしたTDACの日本語版案内動画では「旅行日の3日前まで提出可能です」とされていますが、これは日本語訳の誤りだと思われます。

3年前に「入国チョー楽!」になったのに

 以前はタイに入国する際、「TM6」という紙の入出国カードに氏名、パスポート番号、到着便/出国便などを記入し、入国審査のカウンターにパスポートとともに提出する必要がありました。

Large figure2 gallery7タイのスワンナプーム国際空港(植村祐介撮影)。

 そして入国が認められたら出国関連部分の半券がパスポートにホッチキス留めされ、出国時には出国審査官がその半券部分を確認するという手順になっていました。

 しかし2022年7月に空路での入国についてTM6への記入と提出が不要となり、観光目的で訪タイする日本人の多くは文字通り「パスポートひとつ」での入出国が可能となりました。そのため、タイ入国には特別な手続きが不要という認識をしている人も多いと思います。

 今回のTDACの導入は、手続き面で煩雑になるうえ、申請を忘れるとスムーズな入国ができないことが想定されます。これからツアーを申し込んだり、航空券を購入する人については、旅行会社や航空会社からアナウンスがあると思いますが、TDAC導入の発表以前に旅行の手配をした人にどれだけ周知されているかは、不安の残るところです。

TDACの手続き…ちょっとクセあり?

 ではインターネットを使ったTDACの申請の仕組みはどのようになっているのでしょうか。タイ入国管理局がすでに公開しているTDACオンラインで、その流れを確認してみましょう。なお以下の手順は2025年4月上旬時点のもので、実際の運用開始までに変更が行われる可能性があります。ご了承ください。

Large figure3 gallery8 TDACオンラインのトップ画面(植村祐介撮影)。

 TDACオンラインにアクセスすると、まず「Arrival Card」と「Update Arrival Card」のふたつのボタンがあるページが表示されます。ここでページ右上の国旗マークから「日本語」を選ぶと、ボタンのラベルは「入国記録」「入国記録カードの更新」となり、以降も日本語ページでの情報入力が可能です。新規の申請は「入国記録」をクリックします。

 入力は「個人情報」「観光・宿泊情報」「健康診断書」の順となります。下向きの矢印(V)が付いている項目は選択肢から選ぶことができますが、矢印をクリックしてから選択肢が表示されるまでに若干のタイムラグがあるので、ご注意ください。

 入力する情報は氏名やパスポート番号、生年月日、到着便や出発便など、手元のパスポートや旅程表、航空券のEチケット控えなどを参照すれば、多くはほぼ迷うことがないものばかりです。ただ「観光・宿泊情報」の「宿泊情報」については、とまどう人がいるのではないでしょうか。

 ここでは宿泊施設の住所として「県」「地区、エリア」「サブディストリクト、サブエリア」を選ぶ必要があり、バンコクの場合、県でバンコク(BANGKOK)を選んだのち、区、地区の順番で入力します。しかしバンコクのホテルは、住所が「通り(タノン)」と「路地(ソイ)」で示され、区や地区がわからないケースが多くあります。

 実際の運用でここにどれほどの厳密性が求められるのかは不明ですが、ここの入力で時間をとられないようにするためには、ホテルに前もってメールで正確な住所について問い合わせるなどの準備が必要になりそうです。

 すべての入力が終わったら、「プレビュー」の画面で記入に間違いがないかを確認し、送信すれば、TDACの申請手続きは終了です。

 なおTDACオンラインは、まだ実際の運用がはじまっていない取材時点においても、ページの動作が重く、画面上に通信エラーのメッセージが表示されたり、矢印をクリックしても選択肢が表示されなかったりといった細かな不具合がたびたび発生しました。

 また日本の住所で都道府県を入力する欄(居住都市/州)には、選択肢に「北海道/京都/大阪」がありません。そのためこの3道府については、手打ちで「HOKKAIDO」「KYOTO」「OSAKA」と入力する必要がありそうです。

 5月1日(木)の入国についての申請は4月29日(火)に受け付けがスタートしますが、ここでサイトがトラブルなく動作するかどうかは未知数です。5月初旬にタイを訪問する予定のある人は、申請が可能な3日前になったらできるだけ早めに手続きすることをおすすめします。

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