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結婚前からセックスレスでもいいですか? 女性用風俗は「私の駆け込み寺」

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  • マイナビウーマン
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近年、日本ではホットワードとなりつつある“セックスレス”。その定義を調べてみると、日本性科学会は「カップルの合意した性交あるいはセクシュアル・コンタクトが1ヶ月以上ないこと」と定めているそう。しかし、セックスレスの基準はきっと、人それぞれ。2ヶ月に1回で十分という人もいれば、それ以下でも構わないと考える人もいるでしょう。

カップル間でも、基準のすり合わせはなかなか難しいもの。海外では、カップルで専門家のもとにセックスカウンセリングに行く文化がある国や地方もありますが、日本ではなかなか浸透していないのが事実です。また、当事者同士では話し合いづらいと考えている人も多いことでしょう。

だからこそセックスレスは重度化していき、1人で抱え込んでしまう方も多いのです。

■レスでも家族愛はある。それでも、ふとよぎる不安

今回お話をお伺いしたのは、都内で働く32歳のOL・アイコさん。アイコさんには付き合って3年になる彼がおり、年齢的に結婚の話も出ています。しかし、お互いなんとなく結婚に向かって行動ができていないのは、2人の間に2年間のセックスレスが横たわっているからなのでした。

アイコさんはもともと、性行為に対してはニュートラルな考え方で「好きでも嫌いでもないが、彼氏とは定期的に性行為があるべき」と考えていました。しかし、アイコさんと彼はどちらも仕事が忙しく、休みが合わないこともままあります。彼は飲み会好きで、休日は二日酔いで寝て過ごしていることも多くアイコさんとは趣味も違うので、一緒に過ごす時間は毎日の食事程度。アイコさんと彼は、すっかりルームメイト的な関係になってしまいました。

「だけど、彼のことは好きです。異性としてというよりは、家族のような感覚です。相手もそう思っているんじゃないかと思っています。性行為こそないものの、寝る前にキスをよくします。コミュニケーションがないわけではないし、気持ちを言葉にして伝えてくれることもあります。だけどなんとなく、もうお互いにセックスしよう、とは言い出しづらくなっています」

アイコさんはここ1年ほどは、セックスレスについて友人の前ですら、話すことがなくなっていました。友人に話したところで現状は変わらないと考えており、自分でもセックスレス状態を甘んじて受け入れているのです。しかし、結婚というライフステージの変化を前にすると、不安がよぎるのだそうです。

「彼氏と彼女でしかない今は身軽なので、レスでもいいかと気軽に考えられます。でも結婚となると、子どもを持つかどうかも真剣に考えなくちゃいけない。私はなんとなく欲しいなと思っていますが、相手は子どもはいらないかも、と言っていて、深く話し合ってくれません。もしかして私たちがレスだからなのかな、と考えてしまうんです」

彼との交際後、浮気をしたことは一度もないアイコさん。しかし彼が風俗店を利用していたことが発覚し、2人の間では何度か問題になっていました。アイコさんは風俗店の利用を制限したいのではなく、心のどこかで「私は抱けないくせに」という思いがあったことを、目をうるませながら話してくれました。

最終的に2人は「利用するならバレないように」という合意を結び、アイコさんも詮索しないよう、日々を過ごしています。しかしそんな状況が、2人の“ルームメイト感”をより強めていき、アイコさんは心にモヤモヤを抱えたまま過ごしてきました。

■女性用風俗を利用してアイコさんが理解した「風俗を使う男性心理」

そしてアイコさんは、半年ほど前から女性用風俗を利用するようになりました。最初のきっかけは、彼が風俗を利用する気持ちを理解したかったこと。風俗利用と、自分への愛は別にあるという彼の主張が本当なのか、自分が体験してみれば分かるだろうと考えたのでした。

SNSやネットで女性用風俗店やキャストの情報を調べ、まずはキャストと話ができるバーに、友人と一緒に飲みに行くことに。そこで話の合うキャストを見つけ、実際に初めての予約を入れてから、今まで以上に人生に満足できるようになった、というのです。

「セックスレスになって2年以上経っていたので、いきなりの利用は抵抗がありました。初対面の人とどうこうなったこともなかったので、実際に話してから予約できてよかったです。調べてみると初回はデートから予約する人もいるようなのですが、料金的にはバーの方がお得でした。一度指名キャストを変えているのですが、月に1回は女風を利用します。

まず、女風を使ってよかったと感じるのは、自分が女性なのだということを定期的に思い出せることです。彼の前ではいつもダラダラしていて、すっぴんでいることばかりでしたが、きちんと下着や服を選んでキャストに会いに行くと、生活にハリが出ます。しかも会うたびに、髪型やメイク、服装の変化に気づいて褒めてくれるので、フリーだった頃のように、自分を磨こうという気持ちが湧いてくるんです」

予約の前日は、キャストに褒めてもらいたいが故に、美容に気を遣ったり、新しい服を買ったりする時もあるそう。まるでデートの前夜みたいですね、と思わず返すと、アイコさんも「そうですね」と返答。恋愛のような感情を持ちながら行為を外注しても、同棲中の彼への愛はなくならないのか、と聞いてみると……。

「彼への家族愛は、なくなりませんね。むしろ家に彼がいてくれるから、安心してキャストに会いに行けるんです。私には帰る場所があって、その人といつかは結婚する……そう思っているから、キャストに対しても一線が引けるし、安心して身を任せられるんです。感覚的には、推し活に近いです。推しのライブにおめかししていくのと一緒。既婚者で風俗を利用する男性もいますが、私と似たような思いなのではないかと考えています」

■レスの彼と女性用風俗。どちらとの関係も保っていきたい

女性用風俗を利用するようになり、人生で初めて「セックスがしたい」と感じるようになったというアイコさん。それでも、彼とセックスレスについて話し合うことは、まだしていないそうです。

「女風がある限り、彼とレスのままでもキャストのところには行けるので、性欲を持て余したり、自己肯定感をこじらせたりすることもありません。だからこそ、私たちカップルの場合は、こういう距離感でいいのかなと考えるようになりました。お互いに風俗の利用を制限していないけれど、相手と一緒に過ごしていたい気持ちはあります。だから別れる必要もないし、女風は今後も利用し続けると思います」

同棲中の彼と同じように、一緒に暮らす彼への気持ちと、キャストへの気持ちを両立させられるようになったというアイコさん。彼の気持ちが理解できた上に、もう一つ心の預けどころができたことで、ストレスを溜め込みづらくなったのだそうです。

しかし、結婚して子どもを持つ時に、セックスレスに向き合わなければいけないという事実は消えていません。それでも、前向きになれたアイコさんは「そのことはその時に考えたい」と話してくれました。彼との結婚も「急いではいないものの、時が来ればいづれ」、とのこと。

「一番辛かったのは、彼の風俗利用が分かった時に、私が女としての魅力がないからなのかも、と感じた時でした。でも今はキャストに自己肯定感を上げてもらえるし、前向きになれたおかげで、彼との関係も良好なんです。女性用風俗は、不安を感じた時の私の駆け込み寺です。子どものことはまだ分からないけれど、自分で決断するのが怖いので、まだ回答を出したくないです」

女性用風俗で、生活や肯定感のバランスが取れるようになったアイコさん。人と暮らす生活の安心感を彼に満たしてもらいながら、女性用風俗で心身を満たす生活。

あなたはアイコさんの「愛のカタチ」を、どう考えますか?

(取材・分/久留米あぽろ、イラスト:須山奈津希)

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