最後まで残る「日の丸航空機」ついに展示飛行へ 秘密のベールに包まれた機体が公開! 航空自衛隊が大改造
- 乗りものニュース |

入間航空祭でYS-11が展示飛行へ
2026年11月3日(火・祝)に開催される入間航空祭で、戦後初の国産旅客機として開発されたYS-11が展示飛行を実施します。
YS-11EB電波情報収集機(画像:航空自衛隊)
入間基地は、毎年11月3日に「入間航空祭」として基地を一般開放し、各種航空機の展示を実施しています。基地の特徴は、専用滑走路を有する航空自衛隊の基地(いわゆる航空基地)としては、都心から最も近い点です。
鉄道であれば池袋駅から約40分、東京駅から1時間10分ほどで、基地に面した最寄りの西武池袋線・稲荷山公園駅に到着します。
空自のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」の展示飛行を間近で見ることができるため、基地が所在する埼玉県狭山市の人口約14万7000人を大きく上回る、20万人以上が毎年来場しています。
YS-11は戦後、日本の航空業界が独力で開発・量産した唯一の旅客機です。既に民間や海上保安庁、海上自衛隊からは退役しており、運用しているのは航空自衛隊のみとなっています。
飛行展示を行うのは、YS-11EB電波情報収集機です。同機は平時から周辺国の電波情報を傍受・収集する「シギント」と呼ばれる任務にあたっています。機体にはコブのようなアンテナフェアリング(覆い)が複数あり、異様な外観が特徴です。
YS-11EBは最後まで残ったYS-11であるものの、オリジナルのロールスロイス製ターボプロップエンジン「ダートMk.542」を、より高出力の「T64-IHI-10J」に換装し、プロペラも3翔とした通称「スーパーYS」と呼ばれる機体に進化しています。性能やエンジン音などはオリジナルと大きく異なります。
航空自衛隊が運用する機体の中でも特に秘匿性が高く、公式WEBサイトにも記載されていないほか、これまで航空祭で展示されることもありませんでしたが、2026年9月20日に開催された三沢基地航空祭で地上展示されました。今回ついに入間基地で展示飛行が実現します。
今年の入間航空祭ではこのほか、F-15、F-2、F-35といった主力戦闘機や、E-2D早期警戒機の地上展示に加え、UH-2多用途ヘリコプターの初展示なども予定されています。
航空祭は午前8時から午後3時まで。基地内に駐車場はないため、入間基地は公共交通機関での来場を呼びかけています。
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