駆け引きはモテない人がやること!? 植草美幸先生から学ぶ、婚活において本当に大切なこと【ABEMA・時計じかけのマリッジ】
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※本記事は『時計じかけのマリッジ』最終話までのネタバレを含みます。
ABEMAで配信された婚活リアリティーショー『時計じかけのマリッジ』(略称・とけマリ)。30日後の結婚式に向けて、女性たちが“同棲”か“婚約破棄”かを選択していく本作では、恋愛と結婚の違いや、婚活におけるリアルな課題が浮き彫りとなり、大きな反響を生みました。
本作で“若い頃にモテたが故に恋愛に受動的な女性”に「電柱女子」と名付けたり、恋愛モードの女性に「頭の中、お花畑ね」と厳しく指摘したりと、数々の辛口コメントで印象を残したのが、結婚相談所「マリーミー」代表として、婚活女性3人にアドバイスを送った植草美幸先生。実際に街を歩いているとすれ違いざまに“とけマリ”と声をかけられるほど、反響があったそうです。
今回は植草先生に、婚活プログラム中には明かされなかった出演女性3人の素顔や、婚活でうまくいく人・いかない人の違い、現代の婚活男女が意識すべきポイントについて話を聞きました。
■植草先生「一番手を焼きました」あやかの恋愛モードに苦慮
――番組では「電柱女子」「お花畑」など印象的な言葉も多く登場しました。それぞれの出演女性の印象を教えてください。
ゆか(西澤由夏)さんは婚活プログラムが始まってすぐに対面でカウンセリングをしているんですけど、とても賢い方で、結婚への考え方や理想の相手像もしっかりまとまっていたんです。でも、「電柱女子」なんです。
ただ、彼女の場合の「電柱女子」はみなさんの場合と少し違っていて、何回も何回も何回も男性に会わないと前に進めないタイプ。どちらかというと「石橋を叩きすぎて壊してしまう女性」という感じ。叩きすぎ女子なんです。石橋を叩きすぎて相手が痺れを切らしてしまうということだったので、「もしかしたら、それは時間の無駄かも」というのを、婚活プログラムがスタートしてすぐお話ししました。
なつえ(徳本夏恵)さんは本当にふわふわしていて、よく分からないんですよね。ご結婚されているお友達と一緒にカウンセリングを受けられたんですけど、「いい人がいたら結婚したい」というスタンスだったので、ちょっと時間が掛かるかな……とは思ってはいたんですが、婚活プログラムが始まってからは積極的に行動していたので、「よかった」と安心しました。
あやか(中野綾香)さんは……正直、ファーストカウンセリングの時点から一番手を焼きました。婚活と恋愛の違いやポイントを1時間かけて丁寧に説明したのですが、ピンとこなかったようで。その時点で「これは大変だろうな……」と予感していました。
――(笑)。実際、植草先生も匙を投げそうになるシーンも見られ、一番苦労されていた印象です。
実際、あやかさんの場合は恋愛がしたいんですよね。婚活って恋愛すると失敗するんですよ。相手の気持ちを試したり、駆け引きをしてしまう。その傾向は番組でもそのまま表れていました。
たまに、20代の頃にやっていて振られた駆け引きを30代でもやるような人がいるんですけど、実は、駆け引きってモテてない人がやることが多いんですね。モテる人ってあまり駆け引きをしないし、言わなくていいことは言わない。
特に第7話であやかさんが「人間はみんな浮気すると思う」と言っていましたが、それはご自身の考え方ですよね、と感じました。婚活では相手を試すのではなく、素直に向き合うことが大切です。
■明暗を分けた3人の婚活女性の違いは?
――結果的に成立したのはゆかさんだけでしたが、この結果は予想通りでしたか?

途中までは「誰も成立しないかもしれない」と思いました。ただ、ゆかさんは論理的に考えられる方でしたし、私が「時間がないよ」「違うと思ったら次へ進んで」と何度もアドバイスしたことで軌道修正できたので、“いけるな”って思いました。
実際の結婚相談所でも、合わない相手に固執せず切り替えることはよくあります。だからこそ途中で「時間ないよ!」「あってみて違うなと思ったら(一緒に)住まなくていい」「まだ候補の方はいるんだから、次へ行こう」と背中を押しました。
――あやかさんは一番“同棲”した期間は長かったものの、上手くいきませんでしたね。
頭の中がもう恋愛モードですからね。あまりにも恋愛にどっぷりで、(婚活との)区別がつかずに“好きな人を探しにくる”というところだったので、最後まで婚活のステージに上がりきれなかったのが大きな原因だと思います。
――今回成立しなかったあやかさんとなつえさんには、どんな相手が合うと思いますか?
あやかさんは、とにかく年上じゃなきゃだめ。本人が年上が好きか嫌いかは別として、5歳以上は上の、40代くらいの包容力のある男性が合うと思っていました。今回(男性リストの中には該当者が)1名しかいなかったんですけど、あやかさんが少し幼さが残るタイプなので、同年代よりも「よしよし、そうだね」と受け止めてくれる年上の男性がいいと思います。
一方、なつえさんは感性がすごく豊かで、条件より感覚で相手を選ぶ珍しいタイプ。名前だけで気になる人を選ぶこともあって、条件重視の婚活女性とは真逆でしたね。年齢(27歳)的にも彼女の中で「まだいけるもん」「まだいい」というのがあったんじゃないかなと思います。
■結婚したい女性が今やるべきこと
――婚活プログラム中では3人がそれぞれ違った悩みを抱えていたように見えましたが、現在の婚活女性に共通する課題は何だと感じていますか?
多くの方が期間を決めずに、なんとなく婚活を続けてるんですね。でも、目標をはっきりさせないまま活動していても意味がないんです。半年や1年など期限を決めて、「自分はこんな人生を歩みたい」「夫婦でこんな生活がしたい」というのを具体的に決めていって、その未来を一緒に歩める相手を探すことが婚活です。
婚活って自分の決めた大学に入れるか入れないかの大学受験と同じなので、そのためにはどうしたらいいかということをきちんと考えながら、目標を決めて集中して活動すれば、明るい未来はあると思います。

――婚活で成功する女性に共通点はありますか?
目標が明確で、現実を客観視できている人です。自分の婚活市場での立ち位置を理解し、ある程度の謙虚さを持っている方は成功しやすいですね。裸の王様みたいに、10年前にモテた経験だけで今の自分を判断してしまうと、どうしても婚活では苦戦します。
――最後に、結婚を考えて活動をしている方へメッセージをお願いします。
まず、期間を決めて婚活をするというのは本当に大切なこと。そして、その大切なことをする時には遊んでばっかりではだめなんです。水族館や映画館などの「遠足デート」はいらない、膝を突き合わせて、ちゃんと目を見て「どんな結婚生活を送りたいか」を真剣に話してほしい。
そして、結婚したいと思った瞬間が、その人にとっての結婚適齢期です。ですから、男女問わず、異性がいる環境に飛び込むこと。マッチングアプリでも、結婚相談所でも、友人の紹介でも構いませんので、まずは異性のいる環境へ飛び込み、失敗を恐れず経験を積んでください。その積み重ねが必ず自分の糧になります。
コロナ禍以降、人と接する機会が減り、会話力やコミュニケーション能力が落ちている方が増えました。とにかく外へ出て、五感を使い、人間観察をしてください。電車ではスマホばかり見るのではなくて、「今はこんな服が流行っているんだ」「困っている人がいるな」と周りや社会に目を向けることが大切です。恋愛は、人と交わる力の延長線上にあります。まずは社会としっかり関わること。それが良い出会いへの第一歩だと思います。
――ありがとうございました。
ABEMAオリジナル婚活リアリティーショー『時計じかけのマリッジ』
最終話無料配信中!
https://abema.tv/video/title/90-2058
レビューコラムはこちらから!
#とけマリ考察
https://woman.mynavi.jp/tag/rensai_tokeijikake/
(取材・文・撮影:瑞姫)
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